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第七章:鮮血のオルフェンズ
山の囁き
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バルド達とレーア達はとある山の麓に逃げて来た。
そこは如何にも禁足地の様な所だったがレーアは構わず入って行った。
「入って大丈夫ですか?」
「本人からの許可は貰っているよ」
「本人?」
「山その物よ」
「???」
バルド達が山に近付くと声がした。
「やぁ、 来たかい、 レーアちゃん」
どこからか声が聞こえる。
バルド達はきょろきょろする。
「あぁ、 君達の眼の前の山が僕です」
「山その物に意思が・・・!! 何と神秘的な」
「照れる、 と君達はあの忌々しいスシ使い達と戦う連中なんだよね?」
「えぇ・・・一応そうですが・・・」
「うん、 僕も彼等は妬ましいから全面的に協力するよ
とは言っても匿う程度しか出来ないけどね・・・もっと僕に力が有れば・・・
この世界に破滅的な災害を齎せるのに・・・」
「・・・うん?」
レーアが耳打ちをする。
「この山は”もっと危険な天災” になりたいらしい、 でもそんな力は安心して」
「分かりました」
「うん・・・鬱になって来た・・・とか言っている場合じゃないんだよね
スシ使い達は恐ろしいスシを造り出したんだ、 そのスシを何とかして破壊して欲しい」
「スシを破壊・・・?」
首を傾げるバルド達。
「スシが恐ろしい・・・確かにスシは凄い武器になる、 しかし山が言う程・・・」
「それは私が説明するよバルド」
レーアが割って入る。
「私はヒノモト城から脱走して幾つか宝を持ち出して来た
その宝の力でサンシャイン王国の反攻勢力のレジスタンスを纏めて
このマナ法国に逃げて来たんだ」
「流石ですレーア様」
「しかしレジスタンスと言う割には数が少ないんじゃないの?」
グレンが疑問を口にする。
「私達がこの国に入るまでは百人以上の仲間が居た」
「・・・・・となるとこの国でその仲間の大半が死んだ、 と
不思議な力のお宝を持っていたのに、 一体何が有ったんだ、 教えてくれ」
ゴハンが尋ねる。
「まず始めに轟音が聞こえた」
「轟音?」
「地鳴り、 山崩れ、 それらの音とは違った、 それより凄まじい轟音だった
大地が砕けた様な、 そんな感じ」
「僕も昔は凄い噴火をしたもんだよ・・・今は駄目だけど・・・」
山がしょげる。
「でもあれは噴火よりも凄い音だった」
「一体何が有ったんですか?」
「私達が見たのは小さな山の様なスシだった」
「!?」
「即ち超巨大なスシブレードだ」
「な・・・なんだって・・・」
「山一つを木っ端微塵にする大量破壊スシブレードと言う事だね
僕もああいう大破壊をしてみたいもんだよ」
山が呟いた。
-----------------------------------
登場したSCP
SCP-1699 - 劣火山
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1699
そこは如何にも禁足地の様な所だったがレーアは構わず入って行った。
「入って大丈夫ですか?」
「本人からの許可は貰っているよ」
「本人?」
「山その物よ」
「???」
バルド達が山に近付くと声がした。
「やぁ、 来たかい、 レーアちゃん」
どこからか声が聞こえる。
バルド達はきょろきょろする。
「あぁ、 君達の眼の前の山が僕です」
「山その物に意思が・・・!! 何と神秘的な」
「照れる、 と君達はあの忌々しいスシ使い達と戦う連中なんだよね?」
「えぇ・・・一応そうですが・・・」
「うん、 僕も彼等は妬ましいから全面的に協力するよ
とは言っても匿う程度しか出来ないけどね・・・もっと僕に力が有れば・・・
この世界に破滅的な災害を齎せるのに・・・」
「・・・うん?」
レーアが耳打ちをする。
「この山は”もっと危険な天災” になりたいらしい、 でもそんな力は安心して」
「分かりました」
「うん・・・鬱になって来た・・・とか言っている場合じゃないんだよね
スシ使い達は恐ろしいスシを造り出したんだ、 そのスシを何とかして破壊して欲しい」
「スシを破壊・・・?」
首を傾げるバルド達。
「スシが恐ろしい・・・確かにスシは凄い武器になる、 しかし山が言う程・・・」
「それは私が説明するよバルド」
レーアが割って入る。
「私はヒノモト城から脱走して幾つか宝を持ち出して来た
その宝の力でサンシャイン王国の反攻勢力のレジスタンスを纏めて
このマナ法国に逃げて来たんだ」
「流石ですレーア様」
「しかしレジスタンスと言う割には数が少ないんじゃないの?」
グレンが疑問を口にする。
「私達がこの国に入るまでは百人以上の仲間が居た」
「・・・・・となるとこの国でその仲間の大半が死んだ、 と
不思議な力のお宝を持っていたのに、 一体何が有ったんだ、 教えてくれ」
ゴハンが尋ねる。
「まず始めに轟音が聞こえた」
「轟音?」
「地鳴り、 山崩れ、 それらの音とは違った、 それより凄まじい轟音だった
大地が砕けた様な、 そんな感じ」
「僕も昔は凄い噴火をしたもんだよ・・・今は駄目だけど・・・」
山がしょげる。
「でもあれは噴火よりも凄い音だった」
「一体何が有ったんですか?」
「私達が見たのは小さな山の様なスシだった」
「!?」
「即ち超巨大なスシブレードだ」
「な・・・なんだって・・・」
「山一つを木っ端微塵にする大量破壊スシブレードと言う事だね
僕もああいう大破壊をしてみたいもんだよ」
山が呟いた。
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