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第十一章:スシブレード・バトル・アソシエーション
挫けぬ心
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泉の水を飲めば水が全身を駆け巡る様にミンチの意思、 記憶が
サイの全てに流れ込んで来た。
「私の体を乗っ取るつもりか!!」
暴虐的な意思と記憶、 その全てがサイを蹂躙する。
サイの自我が引き千切られる。
サイの自我が摩り下ろされる。
サイの自我が切り刻まれる。
サイの自我が焼き尽くされる。
サイの自我が叩き潰される。
サイの自我が噛み砕かれる。
暴虐的に執拗にサイの自我に襲い掛かるミンチの全て。
ここでミンチがサイを負かさなければミンチは死ぬ。
故に全てを使いサイを乗っ取りにかかる。
「・・・・・・・」
サイは黙っている。
サイは冷静に事象を見ている。
引き千切られれ切り刻まれれば繋ぎ合わせ。
焼き払い摩り下ろされれば固め直し。
潰され砕かれたのなら破片を拾い集める。
「・・・・・」
苦痛である、 しかし手を止めない。
心を動かし続ける。
「何故だ!?」
サイの中のミンチの意思が記憶が叫ぶ。
「何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ!!
何故お前は諦めない!? 私は”闇”の包丁を持った最強の存在の筈なのに!!」
「簡単だよ」
サイは呟いた。
「私は自分の為に戦っているんじゃない
外で待っている人達の為に戦っている、 自分一人で戦っているんじゃない
待ってくれている誰かの為に戦っているの
自分の為では無く誰かの為に戦う、 その力はとても強い物なんだよ」
嘗て自分の眼の曇りを掃った、 純粋に他者にスシを握って食べて貰って
美味しいと言って欲しいと言ってくれたスシの暗黒卿を思い出す。
彼は狂っていたかもしれないけど彼の心は思い遣りは本物だったと思う。
自分の為だけに戦っていた自分とは大違いだった。
「私は貴方に負けて立ち止まる訳には行かない
貴方に勝って前に進む!!」
「なるほど・・・一人では無く皆で戦っているのか・・・」
勝てない訳だ、 と声が聞こえた。
サイは目が覚めた、 泉は消えていた。
そして地面に”闇”の包丁が突き刺さっていた。
サイの全てに流れ込んで来た。
「私の体を乗っ取るつもりか!!」
暴虐的な意思と記憶、 その全てがサイを蹂躙する。
サイの自我が引き千切られる。
サイの自我が摩り下ろされる。
サイの自我が切り刻まれる。
サイの自我が焼き尽くされる。
サイの自我が叩き潰される。
サイの自我が噛み砕かれる。
暴虐的に執拗にサイの自我に襲い掛かるミンチの全て。
ここでミンチがサイを負かさなければミンチは死ぬ。
故に全てを使いサイを乗っ取りにかかる。
「・・・・・・・」
サイは黙っている。
サイは冷静に事象を見ている。
引き千切られれ切り刻まれれば繋ぎ合わせ。
焼き払い摩り下ろされれば固め直し。
潰され砕かれたのなら破片を拾い集める。
「・・・・・」
苦痛である、 しかし手を止めない。
心を動かし続ける。
「何故だ!?」
サイの中のミンチの意思が記憶が叫ぶ。
「何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ!!
何故お前は諦めない!? 私は”闇”の包丁を持った最強の存在の筈なのに!!」
「簡単だよ」
サイは呟いた。
「私は自分の為に戦っているんじゃない
外で待っている人達の為に戦っている、 自分一人で戦っているんじゃない
待ってくれている誰かの為に戦っているの
自分の為では無く誰かの為に戦う、 その力はとても強い物なんだよ」
嘗て自分の眼の曇りを掃った、 純粋に他者にスシを握って食べて貰って
美味しいと言って欲しいと言ってくれたスシの暗黒卿を思い出す。
彼は狂っていたかもしれないけど彼の心は思い遣りは本物だったと思う。
自分の為だけに戦っていた自分とは大違いだった。
「私は貴方に負けて立ち止まる訳には行かない
貴方に勝って前に進む!!」
「なるほど・・・一人では無く皆で戦っているのか・・・」
勝てない訳だ、 と声が聞こえた。
サイは目が覚めた、 泉は消えていた。
そして地面に”闇”の包丁が突き刺さっていた。
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