60 / 495
チャプター4:ホエア・イズ・コープ
イン・ザ・ルーム
しおりを挟む
再誕歴7701年ジュニアリー2日。
ベネルクス王国グリーンピース侯爵領の
決闘代行業【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】の支社にやってくる
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】社内決闘者序列1位AAA級決闘者ポイニクスと
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】ゼネラルマネージャーのへのへの。
「あ、 どうもあけましておめでとうございます
新年からお疲れ様ですー」
受付嬢が挨拶する。
「ん、 先方は何時もの部屋に?」
「はいー」
「そう」
ポイニクス達は階段を上り支社長室に。
支社長室を通り過ぎて秘密の部屋に入る。
部屋には窓が無く真っ暗で蝋燭の明かりしかない。
「何時も御世話になっています」
優雅にカーテシー※1 をするグリーンピース準侯爵。
※1:ヨーロッパおよびアメリカでの女性の西洋文化的挨拶法。
社会的ランクが下の者からランクが上である相手に対して行うものだったが
謙遜の文化が有る現代では女性ならば相手が誰でもカーテシーを行う。
「いえいえ、 ルクセンブルク公爵門閥の中でも
名高い貴女からお呼び立て頂き光栄の至りです」
へのへのもカーテシーを行う。
「御謙遜を、 ルクセンブルク公爵の懐刀の貴女方の方が名高いかと」
「・・・・・」
「(小声で)ポイニクス、 挨拶」
「どもーっす・・・」
「・・・・・閣下、 それで本日の御相手と言うのはそのお二人ですか?」
「えぇ」
椅子に縛り付けられた二人の老夫婦。
彼等は猿轡を銜えさせられ憔悴し切っている。
「まだご年配の方ですか」
「そうなんですよね、 奴隷禁止三原則を軽視しているのかどうかは知りませんが
奴隷の売買を行うのは決まってこういう連中なんですよね
しかもただの奴隷売買なら兎も角、 敵は外国の犯罪組織なんですよ」
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】は決闘代行の仕事だけでは無く
ルクセンブルク門閥下の荒事を引き受ける立ち位置にも有るのだ。
普段は各々で対処するが今回は相手が大物だった為、 ポイニクスとへのへのが呼ばれた。
「何と醜悪な・・・だがこんな老夫婦が奴隷売買? 厳しいのでは?」
「コイツ等は息子の嫁に薬を持って昏倒させた所を売り渡した外道なんですよ」
「何と、 息子さんは?」
「出張中でしたが昨日呼び出して事情聴取を行いましたが無関係です」
「・・・・・どういう神経で息子の嫁を奴隷にしようと思うんだ? 金に困っていたの?」
ポイニクスが心底見下した目で老夫婦を見下しながら言った。
「いや、 このお爺さんは元騎士団で年金で充分な収入が有りました」
「じゃあ何で?」
「嫁さんがアジア圏の人種なのが気に食わないそうです」
「また人種か、 ヴァカらしい、 で? 如何するの? 私達で情報聞き出すの?」
「拷問は既に終えました
今回は敵地に乗り込んで貰うのでお喋りして下さい」
「ふーん・・・」
ポイニクスが老夫婦の指先を見る。
釘が爪と肉の間に突き刺さっている※2。
※2:アルバート・フィッシュと言うマゾとサド
何方も行けるという殺人鬼が途中で断念する程の痛みを伴う拷問。
「・・・・・」
爺さんの方が首を挙げてポイニクスを睨む。
「何か喋りたそうだね、 猿轡を外しても?」
「別に良いですよ」
ポイニクスが猿轡を外す。
「拷問は・・・ジュネーヴ条約違反※3だろうが!!
貴族がそんな事して良いのか!?」
※3:戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約。
捕虜の拷問等を禁じる。
「奴隷の売買した奴が権利をほざくか」
「良いだろうが!! あんな猿擬きが居なくなって大騒ぎし過ぎだ!!
そもそもあんなのが嫁になったら我が家の血統が汚れるだろう!!」
「それは問題無い」
グリーンピースが指を指す。
「貴方の家はそんなに価値が無いし、 そもそも」
「馬鹿な!! 我が家は十二代続く騎士の名門だぞ!?」
「調べたけど貴方の家が騎士を始めたのは四代前ね」
「そんな馬鹿な!? 家系図を見ろ!!」
「偽装屋が作った奴ね、 そもそも貴方が奴隷禁止三原則を破ったから
貴方の家の記録は四代前から遡って消しておくわ」
「馬鹿な!? 何故!?」
「奴隷禁止三原則を破ったから」
「だからアジアの猿だろうが!!」
「ポイニクス、 お婆さんだけ居れば良いからお爺さんの方は始末しちゃいましょう」
へのへのがポイニクスに指示を出すとグリーンピースはお香を焚き始め
ポイニクスは隅に有った棺を取り出し、 生ゴムを準備。
そして棺の中に爺さんを置いた。
「おい、 おいおいおいおい!! ふざけんな!! ふざけんなよ!!」
じたばた暴れる爺さんだったが両手両足を縛られている為、 叫ぶ事しか出来ない。
生ゴムを持つポイニクスの身体が熱を持ち、 生ゴムが溶け始め
ゆっくりと爺さんの体に流れる。
爺さんは熱さで言語化出来ない絶叫を上げ失禁。
婆さんも失禁、 お香を焚かなければ失禁で酷い匂いが充満していただろう。
そして絶叫を上げ続けた爺さんだったが溶けた生ゴムで棺が一杯になり絶命したのだった。
「さて、 と」
爺さんが座っていた椅子を持って来て座るへのへの。
「お婆さん、 貴女にチャンスをやろう」
「!!」
「貴女の情報を聞いておきたいから正直に答えて下さい
ちゃんと協力すればモルヒネを打って苦痛無く死なせてあげましょう」
「!?」
暴れる婆さん。
「・・・・・生ゴムの方が良いのですかね?」
「・・・・・」
婆さんは涙を流した。
「協力して頂けますか?」
「・・・・・」
婆さんは力なく頷いた。
ポイニクスが猿轡を解いた。
「まず名前は?」
「・・・マタ」
5時間後、 自らの個人情報を全て喋らされたマタは
致死量のモルヒネを投薬された後に自らの夫同様に溶けた生ゴムの中に入れられた。
「さてと、 それでは始めましょうか」
「うん、 オッケー」
へのへのは
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】ゼネラルマネージャーとしての地位だけの女ではない。
彼女は天才的なメイク技術を持っており、 メイク技術を使う事で変装を行う事が可能である。
あっという間にポイニクスをマタとそっくりにさせるへのへの。
「相変わらず凄い腕ですね」
「それ程でもないです、 今回はN5まで言って来て犯罪組織から
奴隷に売られた娘を取り返し、 可能ならば犯罪組織を壊滅させる、 それで構いませんね」
「えぇ、 それでお願いしますよ、 ポイニクスさん」
「了解っす」
「ポイニクス、 マタは喋り方にイントネーションが有ったでしょそれを真似て喋って」
「ん、 ん、 じゃあ行きましょう↑!!」
「そうそうそんな感じね」
ベネルクス王国グリーンピース侯爵領の
決闘代行業【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】の支社にやってくる
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】社内決闘者序列1位AAA級決闘者ポイニクスと
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】ゼネラルマネージャーのへのへの。
「あ、 どうもあけましておめでとうございます
新年からお疲れ様ですー」
受付嬢が挨拶する。
「ん、 先方は何時もの部屋に?」
「はいー」
「そう」
ポイニクス達は階段を上り支社長室に。
支社長室を通り過ぎて秘密の部屋に入る。
部屋には窓が無く真っ暗で蝋燭の明かりしかない。
「何時も御世話になっています」
優雅にカーテシー※1 をするグリーンピース準侯爵。
※1:ヨーロッパおよびアメリカでの女性の西洋文化的挨拶法。
社会的ランクが下の者からランクが上である相手に対して行うものだったが
謙遜の文化が有る現代では女性ならば相手が誰でもカーテシーを行う。
「いえいえ、 ルクセンブルク公爵門閥の中でも
名高い貴女からお呼び立て頂き光栄の至りです」
へのへのもカーテシーを行う。
「御謙遜を、 ルクセンブルク公爵の懐刀の貴女方の方が名高いかと」
「・・・・・」
「(小声で)ポイニクス、 挨拶」
「どもーっす・・・」
「・・・・・閣下、 それで本日の御相手と言うのはそのお二人ですか?」
「えぇ」
椅子に縛り付けられた二人の老夫婦。
彼等は猿轡を銜えさせられ憔悴し切っている。
「まだご年配の方ですか」
「そうなんですよね、 奴隷禁止三原則を軽視しているのかどうかは知りませんが
奴隷の売買を行うのは決まってこういう連中なんですよね
しかもただの奴隷売買なら兎も角、 敵は外国の犯罪組織なんですよ」
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】は決闘代行の仕事だけでは無く
ルクセンブルク門閥下の荒事を引き受ける立ち位置にも有るのだ。
普段は各々で対処するが今回は相手が大物だった為、 ポイニクスとへのへのが呼ばれた。
「何と醜悪な・・・だがこんな老夫婦が奴隷売買? 厳しいのでは?」
「コイツ等は息子の嫁に薬を持って昏倒させた所を売り渡した外道なんですよ」
「何と、 息子さんは?」
「出張中でしたが昨日呼び出して事情聴取を行いましたが無関係です」
「・・・・・どういう神経で息子の嫁を奴隷にしようと思うんだ? 金に困っていたの?」
ポイニクスが心底見下した目で老夫婦を見下しながら言った。
「いや、 このお爺さんは元騎士団で年金で充分な収入が有りました」
「じゃあ何で?」
「嫁さんがアジア圏の人種なのが気に食わないそうです」
「また人種か、 ヴァカらしい、 で? 如何するの? 私達で情報聞き出すの?」
「拷問は既に終えました
今回は敵地に乗り込んで貰うのでお喋りして下さい」
「ふーん・・・」
ポイニクスが老夫婦の指先を見る。
釘が爪と肉の間に突き刺さっている※2。
※2:アルバート・フィッシュと言うマゾとサド
何方も行けるという殺人鬼が途中で断念する程の痛みを伴う拷問。
「・・・・・」
爺さんの方が首を挙げてポイニクスを睨む。
「何か喋りたそうだね、 猿轡を外しても?」
「別に良いですよ」
ポイニクスが猿轡を外す。
「拷問は・・・ジュネーヴ条約違反※3だろうが!!
貴族がそんな事して良いのか!?」
※3:戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約。
捕虜の拷問等を禁じる。
「奴隷の売買した奴が権利をほざくか」
「良いだろうが!! あんな猿擬きが居なくなって大騒ぎし過ぎだ!!
そもそもあんなのが嫁になったら我が家の血統が汚れるだろう!!」
「それは問題無い」
グリーンピースが指を指す。
「貴方の家はそんなに価値が無いし、 そもそも」
「馬鹿な!! 我が家は十二代続く騎士の名門だぞ!?」
「調べたけど貴方の家が騎士を始めたのは四代前ね」
「そんな馬鹿な!? 家系図を見ろ!!」
「偽装屋が作った奴ね、 そもそも貴方が奴隷禁止三原則を破ったから
貴方の家の記録は四代前から遡って消しておくわ」
「馬鹿な!? 何故!?」
「奴隷禁止三原則を破ったから」
「だからアジアの猿だろうが!!」
「ポイニクス、 お婆さんだけ居れば良いからお爺さんの方は始末しちゃいましょう」
へのへのがポイニクスに指示を出すとグリーンピースはお香を焚き始め
ポイニクスは隅に有った棺を取り出し、 生ゴムを準備。
そして棺の中に爺さんを置いた。
「おい、 おいおいおいおい!! ふざけんな!! ふざけんなよ!!」
じたばた暴れる爺さんだったが両手両足を縛られている為、 叫ぶ事しか出来ない。
生ゴムを持つポイニクスの身体が熱を持ち、 生ゴムが溶け始め
ゆっくりと爺さんの体に流れる。
爺さんは熱さで言語化出来ない絶叫を上げ失禁。
婆さんも失禁、 お香を焚かなければ失禁で酷い匂いが充満していただろう。
そして絶叫を上げ続けた爺さんだったが溶けた生ゴムで棺が一杯になり絶命したのだった。
「さて、 と」
爺さんが座っていた椅子を持って来て座るへのへの。
「お婆さん、 貴女にチャンスをやろう」
「!!」
「貴女の情報を聞いておきたいから正直に答えて下さい
ちゃんと協力すればモルヒネを打って苦痛無く死なせてあげましょう」
「!?」
暴れる婆さん。
「・・・・・生ゴムの方が良いのですかね?」
「・・・・・」
婆さんは涙を流した。
「協力して頂けますか?」
「・・・・・」
婆さんは力なく頷いた。
ポイニクスが猿轡を解いた。
「まず名前は?」
「・・・マタ」
5時間後、 自らの個人情報を全て喋らされたマタは
致死量のモルヒネを投薬された後に自らの夫同様に溶けた生ゴムの中に入れられた。
「さてと、 それでは始めましょうか」
「うん、 オッケー」
へのへのは
【ルクセンブルク・インフェルノ・フェニックス】ゼネラルマネージャーとしての地位だけの女ではない。
彼女は天才的なメイク技術を持っており、 メイク技術を使う事で変装を行う事が可能である。
あっという間にポイニクスをマタとそっくりにさせるへのへの。
「相変わらず凄い腕ですね」
「それ程でもないです、 今回はN5まで言って来て犯罪組織から
奴隷に売られた娘を取り返し、 可能ならば犯罪組織を壊滅させる、 それで構いませんね」
「えぇ、 それでお願いしますよ、 ポイニクスさん」
「了解っす」
「ポイニクス、 マタは喋り方にイントネーションが有ったでしょそれを真似て喋って」
「ん、 ん、 じゃあ行きましょう↑!!」
「そうそうそんな感じね」
0
あなたにおすすめの小説
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる