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冥府にGO!!

出撃!!(騎士side)

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新聞社で待機していた騎士達の元に
続々と警備部の戦闘向きの能力を持った亜人達が出社して来た。

「さっさと呼び出した方が良かったんじゃないのか?」

剣の騎士がイライラしながら口にした。

「いやいや!! この状況ならば呼び出しに行ったら逆に俺達やられちまいますよぉ!!」
「待機して待つ方が確実だ」
「しかし」
「彼等は集まって来ている、 問題無い」
「騎士の御三方!! ちょっと!!」

呼ばれる亜人騎士達。
呼ばれた先には捕まえられているスコップ頭の亜人と
大柄な猫車の亜人が居た。

「どもっす、 何か不審な奴が居たんで〆ておきました」
「そ、 そうか・・・」
「コイツの話によると何か帝国? の姫様がコイツ等のアジトに連れていかれたみたいですわ」
「なっ・・・!! アジトって?」
「暗黒街ですね」
「急いで助けに行こう!!」
「警備部長が出社しました!!」

警備部長は頭が特殊警棒になっている亜人である。

「何だか騒がしいですね、 何か有りました?」
「どうも、 ADです」
「本部の方ですか・・・如何しました」
「訳有って暗黒街の連中に人質を取られた形ですね」
「直ぐに部隊を編成します!!」

走る警備部部長。

「敵の居場所が探れたのは大きい、 警備部は全員で30人
10人は残すとして20人と貴方達3人、 これならば充分勝負になる」
「ちょっと待ってくれADさん、 アンタは戦わないのか?」
「私は非戦闘員です、 戦いません」
「そうか・・・」
「準備出来ました!!」

警備部部長が頭の警棒を伸ばしながら部下達を引き連れて来た。

「それでは暗黒街でビア帝国の姫君を救出に行く」
「暗黒街・・・身震いが停まりませんな・・・」

震える警備部長。

「ヤバい奴が居るのか?」
「えぇ、 触れたら気絶する盾を展開する人間の婆さんと
超高速で飛び回る人間の婆さんが居ます
後なんか強いナイフ頭の亜人も居ます、 がそれ以外は強い奴はそこそこいますが
この人数ならば大丈夫でしょう!!」
「盾ならば俺も構築できる、 行こう!!」
「おおおおおおおおおおお!!!」

画して騎士達は暗黒街に向かったのだった。

「さてと、 では我々は凱旋した彼等のインタビューの質問内容でも考えますかな」
「いや、 内密にしておいた方がいいだろう、 それはなしで」
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