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大波乱!?料理対決!!
証拠(ルシファーside)
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ルシファーとフルーレティは仕込みを全て終えた後
教会本部聖女詰め所の自分の部屋に戻った。
フルーレティも別に自分の部屋は有るが基本的にルシファーと同室に居る事が多い。
「ふぅ、 フルーレティ、 ビール取ってー」
「はーい」
フルーレティは備え付けの氷室からビール瓶を2本取り出して開けて
一本ルシファーに渡した。
そして互いに飲んだ。
「仕事終わりにはやっぱりいいねー」
「何かつまみでも作ります?」
「良いよ、 呑んだらとっとと寝よう」
「そうですね、 あ、 そうだ、 さっきの話の続き」
「ん? あぁ、 そうね、 簡単に説明すると
アスパルが聖女としての力が目覚める目覚めないに関係無く
もう目的は達成されているのよ」
「一体どういう事ですか?」
「ん」
ナイフを取り出したルシファー。
先程のカーの殺害に使われた物である。
「殺人の証拠は私の手に有る
これを使えば『サンライズが人を殺した』と脅す事で
カラメル王家を操る事が出来る」
「うーん、 殺人の証拠が有るのは良いですが
それを使ってサンライズが人を殺したと証明出来なくないですか?」
「それならば問題無い、 サンライズは素手でこのナイフに触った
ナイフにはサンライズの指紋が付いている」
「しもん?」
「首席聖女が人の指先はそれぞれ違うと言っていた
指の跡、 即ち指紋が残っていれば誰が触ったかは一目瞭然」
「へぇ・・・では証拠のナイフを持っているのはデカいですね」
「そうね、 更にダメ押しにもう一つ証拠を持って来ている」
「それは心強い、 それで如何するんですか?
カラメル王家を操ったとしても首席聖女には勝てないでしょう」
「確かに・・・テック様でも勝てなかった
どんな力か想像もつかない・・・だからこそ国家レベルの兵隊が必要だ」
「かなり危険な事になるでしょうね」
「かもしれない、 だが私はお前と一緒ならそれで良いと思う」
ぽっ、 と顔を赤らめるフルーレティ。
「何を赤くなっている」
「て、 照れますよ」
「女相手に何で照れる」
残ったビールを全て飲むルシファー。
「じゃあ寝るか」
「は、 はいお供します・・・・・」
教会本部聖女詰め所の自分の部屋に戻った。
フルーレティも別に自分の部屋は有るが基本的にルシファーと同室に居る事が多い。
「ふぅ、 フルーレティ、 ビール取ってー」
「はーい」
フルーレティは備え付けの氷室からビール瓶を2本取り出して開けて
一本ルシファーに渡した。
そして互いに飲んだ。
「仕事終わりにはやっぱりいいねー」
「何かつまみでも作ります?」
「良いよ、 呑んだらとっとと寝よう」
「そうですね、 あ、 そうだ、 さっきの話の続き」
「ん? あぁ、 そうね、 簡単に説明すると
アスパルが聖女としての力が目覚める目覚めないに関係無く
もう目的は達成されているのよ」
「一体どういう事ですか?」
「ん」
ナイフを取り出したルシファー。
先程のカーの殺害に使われた物である。
「殺人の証拠は私の手に有る
これを使えば『サンライズが人を殺した』と脅す事で
カラメル王家を操る事が出来る」
「うーん、 殺人の証拠が有るのは良いですが
それを使ってサンライズが人を殺したと証明出来なくないですか?」
「それならば問題無い、 サンライズは素手でこのナイフに触った
ナイフにはサンライズの指紋が付いている」
「しもん?」
「首席聖女が人の指先はそれぞれ違うと言っていた
指の跡、 即ち指紋が残っていれば誰が触ったかは一目瞭然」
「へぇ・・・では証拠のナイフを持っているのはデカいですね」
「そうね、 更にダメ押しにもう一つ証拠を持って来ている」
「それは心強い、 それで如何するんですか?
カラメル王家を操ったとしても首席聖女には勝てないでしょう」
「確かに・・・テック様でも勝てなかった
どんな力か想像もつかない・・・だからこそ国家レベルの兵隊が必要だ」
「かなり危険な事になるでしょうね」
「かもしれない、 だが私はお前と一緒ならそれで良いと思う」
ぽっ、 と顔を赤らめるフルーレティ。
「何を赤くなっている」
「て、 照れますよ」
「女相手に何で照れる」
残ったビールを全て飲むルシファー。
「じゃあ寝るか」
「は、 はいお供します・・・・・」
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