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大波乱!?料理対決!!
五者五様
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小籠包の中身を当てる。
これだけの事なのだが中々に難しい。
御大として出された小籠包は妙な味だが美味しい代物である。
ふざけていない、 ゲテモノではないが
明らかに中身を当てられまいと創意工夫が凝らされている。
5人はフリップを持って席について中身を考えていた。
「・・・・・」
主婦はフリップに何も書かずにペンを置いた。
明らかに自分が食べた事の無い物が入っている以上、 正解は出せない。
潔く敗北を認めたのだった。
「~~~!! ~~~!!」
反面、 副板長は大いに悩んでいる。
心当たりが多過ぎるのだ。
彼が勤めている【厨房鉄火】はサークルランド最大の山脈である
超危険地帯【トング大山脈】に居を構えて
トング大山脈に生息するドラゴンを捕まえて調理する。
故にドラゴンを常食していると言って良い。
小籠包の肉はドラゴンの肉だ。
ここで間違う訳は無い、 だがしかし・・・
「ウォータードラゴン・・・いや、 これはスチームドラゴン・・・?」
一体何のドラゴンを使った肉なのかあやふやである。
素直にドラゴン肉と書いて他の材料について考えた方が得点は稼げるはずだろうに
拘ってずっとドラゴンの種類について考えているのだった。
「ふん・・・」
発明王は大体分かり始めていた。
この肉はドラゴンの肉に高級牛の脂をしみ込ませている。
弄っているな、 と思いながらも他の食べ物を調べる。
小籠包を解体して中の食材が何かを黙視するのだ。
「にら・・・か? ゴマ・・・いやいりごま?」
最早理科の分野だがそれも仕方ない、 ルールには抵触していないのだ。
「・・・・・」
オーナーシェフは考えていた。
中々に面白い趣向だと、 小籠包に普段使われない野菜を
細かいながらも大量に使用している。
「中々に面白い、 今度作ってみるか・・・」
何れにしろ貰った、 既に主婦がギブアップし・・・
「うん?」
シェフもフリップを置いている。
「まぁそりゃそうか・・・」
所詮は喫茶店の店主、 ここに来るには早かったな、 と思った。
これだけの事なのだが中々に難しい。
御大として出された小籠包は妙な味だが美味しい代物である。
ふざけていない、 ゲテモノではないが
明らかに中身を当てられまいと創意工夫が凝らされている。
5人はフリップを持って席について中身を考えていた。
「・・・・・」
主婦はフリップに何も書かずにペンを置いた。
明らかに自分が食べた事の無い物が入っている以上、 正解は出せない。
潔く敗北を認めたのだった。
「~~~!! ~~~!!」
反面、 副板長は大いに悩んでいる。
心当たりが多過ぎるのだ。
彼が勤めている【厨房鉄火】はサークルランド最大の山脈である
超危険地帯【トング大山脈】に居を構えて
トング大山脈に生息するドラゴンを捕まえて調理する。
故にドラゴンを常食していると言って良い。
小籠包の肉はドラゴンの肉だ。
ここで間違う訳は無い、 だがしかし・・・
「ウォータードラゴン・・・いや、 これはスチームドラゴン・・・?」
一体何のドラゴンを使った肉なのかあやふやである。
素直にドラゴン肉と書いて他の材料について考えた方が得点は稼げるはずだろうに
拘ってずっとドラゴンの種類について考えているのだった。
「ふん・・・」
発明王は大体分かり始めていた。
この肉はドラゴンの肉に高級牛の脂をしみ込ませている。
弄っているな、 と思いながらも他の食べ物を調べる。
小籠包を解体して中の食材が何かを黙視するのだ。
「にら・・・か? ゴマ・・・いやいりごま?」
最早理科の分野だがそれも仕方ない、 ルールには抵触していないのだ。
「・・・・・」
オーナーシェフは考えていた。
中々に面白い趣向だと、 小籠包に普段使われない野菜を
細かいながらも大量に使用している。
「中々に面白い、 今度作ってみるか・・・」
何れにしろ貰った、 既に主婦がギブアップし・・・
「うん?」
シェフもフリップを置いている。
「まぁそりゃそうか・・・」
所詮は喫茶店の店主、 ここに来るには早かったな、 と思った。
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