45 / 103
5-10 足利直義(2)
しおりを挟む
「直義、勝手に陣を離れて逃げて来たのか」
本陣で尊氏は色をなしていた。確かに普通であれば切腹を命じられてもおかしくない行動だ。しかし単純に直義に怒りを向けていると言うよりも、狼狽が強く伝わってくる。
戦に負けているから、狼狽している訳では無いだろう。いや、そのせいもあるのかもしれないが、そもそもこの兄はいつもこうなのだ。
些細な事で狼狽し、打ちひしがれ、放心する。しかしいつも不意に立ち直り、それまでの狼狽ぶりが嘘かのような鮮やかな大将ぶりを見せる。
「もうこの戦は負けです。兄上も、それは分かっておられるはず」
直義は淡々と応じた。自分がやる事はこの兄が立ち直る時まで生き延びさせる事だけだ。そう思い定めれば、迷いも恐怖も消える。
「しかし」
「ここは落ち延びましょう。敵は全軍が兄上の首だけを狙ってきます。無理に踏みとどまろうとすれば、兄上を守るためだけに多くの兵が無駄に死にますぞ」
「ならばいっその事ここで」
「お甘えなさるな」
直義は尊氏の言葉を遮り、一歩踏み出すとその顔と正面から向き合い直した。
「ここに集まった武士達はすでに朝廷に弓引いた朝敵。今更兄上一人が腹を召された所でその罪も汚名も拭えはしませぬ。兄上を信じて集まった武士達を裏切りたくないのであれば何としてでもここを生き延びて主上との戦いに勝たれなされ。それが出来ねば兄上に与した者ことごとくが滅ぼし尽くされますぞ」
そこまで言っても、尊氏はまだ腕を組んで唸り声を上げる。
この兄には、直義にとっては自明と思える理屈が時に通じない事がある。それに苛立っても仕方がなかった。
師直が崩れかけた外様の兵達を放置し、麾下だけを率いて陸奥守の軍勢を遮るように側面からぶつかっていた。
直義と尊氏を逃がそうとしている。その動きを見て、ようやく尊氏も決意を固めたようだった。全軍に退却の下知を出し、自分も馬にまたがった。
それに倣いながら、踏みとどまる師直の動きに目をやる。直義は駿河で討ち死にした淵辺義博の事を不意に思い出していた。
長らく自分の下で忍び達を動かす汚れ役を黙々と務めながら、不意にほとんど自ら命を捨てるかのように新田義貞の軍勢に突撃して死んでいった配下。思えば朝廷との戦を始めてからこの方、死んだ者の事を考える暇すらなかった。
「直義、何を考えている?」
自分と馬を並べ、尊氏が訊ねて来た。
「死んでいった淵辺義博の事を。自分はあの男の事を、使い捨ててしまったのかと」
「汚れ役は、必要であったと思う。そうして命をすり減らす事は、戦で死ねと命じる事と、本質は何も変わらぬだろう」
「酷な事を」
「武士とは、それを肯ずる生き方だ。良く働き死んだと思うのなら、残った一族に恩賞で報いればいい。そう思い定めねば、武士の棟梁など出来ん」
そう語る尊氏は、先ほどまでと比べれば逆に滑稽に思えてしまうほど見事な武士の棟梁だった。
この浮き沈みの激しさも、武士の命を使い捨てだと思い定められる一方で戦場での味方の生き死にに一喜一憂する二面性も、全て尊氏の強さの元だった。
この兄はどこかで壊れている。それ故に常人では決して及びもつかない事が出来る。それは昔からそうだ。
「案ずるな」
わずかな時、思案にふけった直義を見てどう感じたのか、尊氏が笑みを作った。
「師直はここでは死なんよ。あれは、しぶとい男だ」
「そう信じております」
それ以上の会話は続けなかった。尊氏と直義、二人の旗本達だけで、一つの塊になって戦場から離れていく。それに周囲の兵達も合わせるようにし、やがて全軍が敗走し始めた。
「どこへ向かいます?」
「丹波だな。篠村辺りが良かろう」
「またあそこですか」
丹波の篠村八幡は尊氏と直義が鎌倉幕府打倒の旗揚げをした地だった。あれからまだ三年も経っていないが、直義にとっては十年とも思えるほどの労苦を重ねて来た日々だった。
その重ねて来た物が、この敗戦で全て無に消えた思いだった。
今までの敗走とは違い、もうこちらにはどこかで軍を立て直して反撃を加える余裕などない。相手もそれが分かっているから、例え日が落ちても追ってくるだろう。それでも山に入り、日暮れを迎えてしまえば逃げ切る事は出来る。
逃げながら、少しずつ周囲の軍勢を散らしていく。あまり早く散らせば追撃の兵を防ぎ切れないが、いつまでも連れていれば敵に追われ続ける。その辺りの加減は尊氏は心得たもので、それには直義は何も言わなかった。ただ、逃げ切れるかどうかは運もあるだろう。
「最後まで追ってくるのは」
「新田だな。兵が多く、奥州軍と比べればまだ余力もある。何より勝ちに乗った時の新田義貞は強い」
後方、左右から挟み込むように新田の騎馬が迫って来ていた。しかし互いにまだ全力で馬を駆けさせてはいない。馬が全力で駆け続けられる時間はそう長くはなく、そしてそれが終わった後はもう走らなくなってしまう。戦場で人を乗せるように馴らされた馬は、人に止められない限り、潰れるまで走り続けるのだ。だから、馬で逃げる時追う時は。足の使い方が重要になる。
じりじりと、新田の騎馬が距離を詰めてくる。奥州軍も楠木勢も追って来ているが、かなり遅れていた。こう言った長期の追撃では兵の余力やそもそもの数が物を言い、そしてそれは将の資質だけでどうにかなるものでは無かった。
「追い付かれるな、これは」
尊氏がどこかのんびりとした声で言った。
「旗を捨て、残っている旗本達を囮として分けましょう」
「いや、小細工はいい。追い付かれるものは追い付かれるのだ」
そう言って尊氏は馬を止めた。慌てて直義もそれに倣う。
「兄上」
「案ずるな。命を捨てようとする気はない」
「では?」
「馬を止めて、追い付かせる。追い付けるとなれば、敵はそれぞれがわしの首を求めて嵩に掛かり、味方同士で争って馬を駆けさせてくる。そこで振り切れば、もう追えまい」
「危うい賭けです」
「六波羅に攻め掛かる決断をして以来、我らは常に賭けの連続だった。それを思えば、小さな賭けよ」
尊氏の口調はさらに呑気な物になっていた。旗本達もわずかに戸惑った様子を見せた物の、馬を止めて尊氏を中心にした隙の無い、しかしいつでも駆け出せる布陣を組む。
敵が襲い掛かってくる。尊氏の言った通り、その隊列は乱れていた。今まで必死に抑えていた馬の脚を、何の加減も無く駆けさせている。
正面から向き合う。尊氏は剣を抜き、雄叫びを上げると、何の躊躇も無しに突っ込んで行く。だが、直義も旗本達も、それに驚いてはいなかった。尊氏がそうすると言う事を、全員が体で分かっていたように、皆がそれに続く。意表を衝かれたのは敵だけだった。
尊氏が先頭になってぶつかり、そのまま左に折れるようにして曲がる。先を争って隊列を乱していた敵の騎馬は横に薄くなっており、簡単に突破できた。そして誰が命ずるでもなく、旗本の半分は先頭に続いて曲がる事無く、そのまま敵中に突っ込んで行く。
別方向から現れたわずかな数の敵が、まるでそのこちらの動きを読んでいたように、先頭にぶつかって来た。
いや、ぶつかってきたのは新田義貞。義貞一人が、尊氏一人を狙っている。
戦場で間近で見る新田義貞は偉丈夫だった。まるで絵巻物に出てくる源平の頃の大将のようで、それを迎え撃つ尊氏の姿も併せて、一瞬直義は目を奪われてしまった。
二人が打ち合う。一合、二合。尊氏の太刀が折れた。義貞が何かを叫ぶ。そしてそのまま二人はすれ違った。それ以上追いすがってくる者は他におらず、徐々に敵を引き離していく。
本陣で尊氏は色をなしていた。確かに普通であれば切腹を命じられてもおかしくない行動だ。しかし単純に直義に怒りを向けていると言うよりも、狼狽が強く伝わってくる。
戦に負けているから、狼狽している訳では無いだろう。いや、そのせいもあるのかもしれないが、そもそもこの兄はいつもこうなのだ。
些細な事で狼狽し、打ちひしがれ、放心する。しかしいつも不意に立ち直り、それまでの狼狽ぶりが嘘かのような鮮やかな大将ぶりを見せる。
「もうこの戦は負けです。兄上も、それは分かっておられるはず」
直義は淡々と応じた。自分がやる事はこの兄が立ち直る時まで生き延びさせる事だけだ。そう思い定めれば、迷いも恐怖も消える。
「しかし」
「ここは落ち延びましょう。敵は全軍が兄上の首だけを狙ってきます。無理に踏みとどまろうとすれば、兄上を守るためだけに多くの兵が無駄に死にますぞ」
「ならばいっその事ここで」
「お甘えなさるな」
直義は尊氏の言葉を遮り、一歩踏み出すとその顔と正面から向き合い直した。
「ここに集まった武士達はすでに朝廷に弓引いた朝敵。今更兄上一人が腹を召された所でその罪も汚名も拭えはしませぬ。兄上を信じて集まった武士達を裏切りたくないのであれば何としてでもここを生き延びて主上との戦いに勝たれなされ。それが出来ねば兄上に与した者ことごとくが滅ぼし尽くされますぞ」
そこまで言っても、尊氏はまだ腕を組んで唸り声を上げる。
この兄には、直義にとっては自明と思える理屈が時に通じない事がある。それに苛立っても仕方がなかった。
師直が崩れかけた外様の兵達を放置し、麾下だけを率いて陸奥守の軍勢を遮るように側面からぶつかっていた。
直義と尊氏を逃がそうとしている。その動きを見て、ようやく尊氏も決意を固めたようだった。全軍に退却の下知を出し、自分も馬にまたがった。
それに倣いながら、踏みとどまる師直の動きに目をやる。直義は駿河で討ち死にした淵辺義博の事を不意に思い出していた。
長らく自分の下で忍び達を動かす汚れ役を黙々と務めながら、不意にほとんど自ら命を捨てるかのように新田義貞の軍勢に突撃して死んでいった配下。思えば朝廷との戦を始めてからこの方、死んだ者の事を考える暇すらなかった。
「直義、何を考えている?」
自分と馬を並べ、尊氏が訊ねて来た。
「死んでいった淵辺義博の事を。自分はあの男の事を、使い捨ててしまったのかと」
「汚れ役は、必要であったと思う。そうして命をすり減らす事は、戦で死ねと命じる事と、本質は何も変わらぬだろう」
「酷な事を」
「武士とは、それを肯ずる生き方だ。良く働き死んだと思うのなら、残った一族に恩賞で報いればいい。そう思い定めねば、武士の棟梁など出来ん」
そう語る尊氏は、先ほどまでと比べれば逆に滑稽に思えてしまうほど見事な武士の棟梁だった。
この浮き沈みの激しさも、武士の命を使い捨てだと思い定められる一方で戦場での味方の生き死にに一喜一憂する二面性も、全て尊氏の強さの元だった。
この兄はどこかで壊れている。それ故に常人では決して及びもつかない事が出来る。それは昔からそうだ。
「案ずるな」
わずかな時、思案にふけった直義を見てどう感じたのか、尊氏が笑みを作った。
「師直はここでは死なんよ。あれは、しぶとい男だ」
「そう信じております」
それ以上の会話は続けなかった。尊氏と直義、二人の旗本達だけで、一つの塊になって戦場から離れていく。それに周囲の兵達も合わせるようにし、やがて全軍が敗走し始めた。
「どこへ向かいます?」
「丹波だな。篠村辺りが良かろう」
「またあそこですか」
丹波の篠村八幡は尊氏と直義が鎌倉幕府打倒の旗揚げをした地だった。あれからまだ三年も経っていないが、直義にとっては十年とも思えるほどの労苦を重ねて来た日々だった。
その重ねて来た物が、この敗戦で全て無に消えた思いだった。
今までの敗走とは違い、もうこちらにはどこかで軍を立て直して反撃を加える余裕などない。相手もそれが分かっているから、例え日が落ちても追ってくるだろう。それでも山に入り、日暮れを迎えてしまえば逃げ切る事は出来る。
逃げながら、少しずつ周囲の軍勢を散らしていく。あまり早く散らせば追撃の兵を防ぎ切れないが、いつまでも連れていれば敵に追われ続ける。その辺りの加減は尊氏は心得たもので、それには直義は何も言わなかった。ただ、逃げ切れるかどうかは運もあるだろう。
「最後まで追ってくるのは」
「新田だな。兵が多く、奥州軍と比べればまだ余力もある。何より勝ちに乗った時の新田義貞は強い」
後方、左右から挟み込むように新田の騎馬が迫って来ていた。しかし互いにまだ全力で馬を駆けさせてはいない。馬が全力で駆け続けられる時間はそう長くはなく、そしてそれが終わった後はもう走らなくなってしまう。戦場で人を乗せるように馴らされた馬は、人に止められない限り、潰れるまで走り続けるのだ。だから、馬で逃げる時追う時は。足の使い方が重要になる。
じりじりと、新田の騎馬が距離を詰めてくる。奥州軍も楠木勢も追って来ているが、かなり遅れていた。こう言った長期の追撃では兵の余力やそもそもの数が物を言い、そしてそれは将の資質だけでどうにかなるものでは無かった。
「追い付かれるな、これは」
尊氏がどこかのんびりとした声で言った。
「旗を捨て、残っている旗本達を囮として分けましょう」
「いや、小細工はいい。追い付かれるものは追い付かれるのだ」
そう言って尊氏は馬を止めた。慌てて直義もそれに倣う。
「兄上」
「案ずるな。命を捨てようとする気はない」
「では?」
「馬を止めて、追い付かせる。追い付けるとなれば、敵はそれぞれがわしの首を求めて嵩に掛かり、味方同士で争って馬を駆けさせてくる。そこで振り切れば、もう追えまい」
「危うい賭けです」
「六波羅に攻め掛かる決断をして以来、我らは常に賭けの連続だった。それを思えば、小さな賭けよ」
尊氏の口調はさらに呑気な物になっていた。旗本達もわずかに戸惑った様子を見せた物の、馬を止めて尊氏を中心にした隙の無い、しかしいつでも駆け出せる布陣を組む。
敵が襲い掛かってくる。尊氏の言った通り、その隊列は乱れていた。今まで必死に抑えていた馬の脚を、何の加減も無く駆けさせている。
正面から向き合う。尊氏は剣を抜き、雄叫びを上げると、何の躊躇も無しに突っ込んで行く。だが、直義も旗本達も、それに驚いてはいなかった。尊氏がそうすると言う事を、全員が体で分かっていたように、皆がそれに続く。意表を衝かれたのは敵だけだった。
尊氏が先頭になってぶつかり、そのまま左に折れるようにして曲がる。先を争って隊列を乱していた敵の騎馬は横に薄くなっており、簡単に突破できた。そして誰が命ずるでもなく、旗本の半分は先頭に続いて曲がる事無く、そのまま敵中に突っ込んで行く。
別方向から現れたわずかな数の敵が、まるでそのこちらの動きを読んでいたように、先頭にぶつかって来た。
いや、ぶつかってきたのは新田義貞。義貞一人が、尊氏一人を狙っている。
戦場で間近で見る新田義貞は偉丈夫だった。まるで絵巻物に出てくる源平の頃の大将のようで、それを迎え撃つ尊氏の姿も併せて、一瞬直義は目を奪われてしまった。
二人が打ち合う。一合、二合。尊氏の太刀が折れた。義貞が何かを叫ぶ。そしてそのまま二人はすれ違った。それ以上追いすがってくる者は他におらず、徐々に敵を引き離していく。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる