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プラムの好きなくま
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スモモの好きな子グマがおりました。
クマの子スモモを抱えて食べあるき
ムシャムシャムシャ
向こうの道から来たのは
イタズラ大好き男の子
クマの子が来るのを見てちょっとからかおうとニヤリ顔
そっと脇に隠れてクマの子来るのを待ち伏せる
スモモが好きなクマの子は気づかず
ムシャムシャトコトコ
とおり過ぎた後ろから
『わぁぁーっ!!!』
とイタズラ大好き男の子
可哀想なクマの子はビックリ仰天ひっくり返る
やったやったと男の子
そのままお家に帰っていった
倒れたクマの子動きません
夜になって朝になってもひっくり返って寝たまんま
するとクマのお腹から小さな芽がぽこぽこぽこ
そのままにょきにょき大きくなって…
そこにあるのはスモモの木が一本
スモモの木は次に実をつけました。
その中でぐんぐん大きくなった実が一つ。
また道の向こうからやってきたのはイタズラ大好き男の子。
大きな実を見つけると『こんな大きなスモモは見たことない!』
すると突然実がドスンと落ちてパックリ割れた。
中にはあのクマの子。
ひっくり返ったままで出てきた。
『わぁぁぁ!!!』
まさかスモモの中からクマの子が出るなんて!!
他のスモモもドサドサドサ!!
いくつか割れて中から更に小さなクマがワラワラワラ。
『ギャー!!!』
男の子はビックリ仰天逃げ出した。
なんだかわからないスモモの好きなクマの子は、実をたくさん取ってまた歩き出す
ムシャムシャトコトコ
ムシャムシャトコトコ
クマの身に何が起きたか、
男の子は何に驚いたのか
スモモの木だけが知っている
クマの子スモモを抱えて食べあるき
ムシャムシャムシャ
向こうの道から来たのは
イタズラ大好き男の子
クマの子が来るのを見てちょっとからかおうとニヤリ顔
そっと脇に隠れてクマの子来るのを待ち伏せる
スモモが好きなクマの子は気づかず
ムシャムシャトコトコ
とおり過ぎた後ろから
『わぁぁーっ!!!』
とイタズラ大好き男の子
可哀想なクマの子はビックリ仰天ひっくり返る
やったやったと男の子
そのままお家に帰っていった
倒れたクマの子動きません
夜になって朝になってもひっくり返って寝たまんま
するとクマのお腹から小さな芽がぽこぽこぽこ
そのままにょきにょき大きくなって…
そこにあるのはスモモの木が一本
スモモの木は次に実をつけました。
その中でぐんぐん大きくなった実が一つ。
また道の向こうからやってきたのはイタズラ大好き男の子。
大きな実を見つけると『こんな大きなスモモは見たことない!』
すると突然実がドスンと落ちてパックリ割れた。
中にはあのクマの子。
ひっくり返ったままで出てきた。
『わぁぁぁ!!!』
まさかスモモの中からクマの子が出るなんて!!
他のスモモもドサドサドサ!!
いくつか割れて中から更に小さなクマがワラワラワラ。
『ギャー!!!』
男の子はビックリ仰天逃げ出した。
なんだかわからないスモモの好きなクマの子は、実をたくさん取ってまた歩き出す
ムシャムシャトコトコ
ムシャムシャトコトコ
クマの身に何が起きたか、
男の子は何に驚いたのか
スモモの木だけが知っている
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