白馬の玉子ちゃま

るーしぃ

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白馬の玉子ちゃま

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白い馬はインテリア用の入れものイメージ。商品化希望(笑)

『白馬の玉子ちゃま誕生の巻』

玉子ちゃまは王子さまではありません。
お父さんもお母さんも王さまお后さまじゃなくて真っ白なニワトリです。

玉子ちゃまには5つのきょうだいがいます。
玉子ちゃまたちときょうだいはお母さんから生まれてしばらくしたら大きな手に取られ小さな部屋に閉じこめられました。
そして揺られているうちに広くて明るい場所に出されて、暫くするとまた大きな手に取られてィまた揺られているうちにきょうだいと一緒に白い馬の背中に乗せられその馬の背中が玉子ちゃまたちきょうだいの家になりました。白い馬はきょうだいたちに話しかけてくれ、玉子ちゃまは白い馬と仲良くなりました。白い馬も玉子ちゃまが大好きです。

玉子ちゃまのきょうだいは日が経つにつれ独り立ちをしていきました。
1番うえは目玉焼き。2番目はスクランブルエッグ、4番目、5番目はフレンチトーストに。
そして6番目は茹で玉子。
玉子ちゃまは皆何かにならないといけないんだなと思いました。
でも、何かになるのもイヤだなとも思いました。白い馬もこんなステキな玉子ちゃまと離れるのはイヤだなと思いました。

ある時玉子ちゃまは大きな手より小さな手に取られ何かを言われました。

『あ、白馬に乗った王子さまみたい』

そして体を何かでなぞられました(ペンで顔と描かれる)

それを聞いたとき僕は目玉焼きでもフレンチトーストでもなく『王子さま』というやつになるらしいぞ、と玉子ちゃまは思いました。

玉子ちゃまはその時から『白馬に乗った王子さま』になりました。

【終わり】

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