82 / 156
第五機
同時暴走事件 《第二発電施設鎮火作戦 【翠間・ナヅナ】ルート》 3
しおりを挟む
イーストスカイマンション――十二年前に完成して九百五十二戸の六十階建てに合わせ地下に更に二階存在する。東エリアもっとも高いマンションだ。任務達成には地下二階に行かなくてはならない。
ここでも暴走が起きたようで住民は皆、最寄りのシェルターに避難したようでとても静かだ。
正面入り口から入るとすぐにとても広いロビーがあって、正面手前の壁側に管理室が存在する。そこには本来管理人の業務を機械人形変わってやっているはずだが室内にはいない。
ロビーを見回すとソファーが切り刻まれてボロボロになっていたり、植木が倒れていて土の代わりに使用されているジェルがこぼれ出ていた。
荒れてはいるものの銃撃戦の跡が全くないところからここで暴れていた機械人形が未だに野放しになっている可能性があると判断した翠間は特殊警棒を手に取って降り伸ばす。
「まだ機械人形がいる可能性がある。俺より先を歩いて安全を確認しながら地下に進むんだ。いいな、ナヅナ」
「はい……翠間さん――」
ナヅナは先行して歩き始める。エレベーターに乗り込んで一階を押す。目的地は二階だが、エレベーターは一階までしか降りられない。
動き始めると二人はエレベーター内、扉側の左右の角に身をひそめる。
一階に到着したことを音で告げて、扉が開き始めるのと同時に緊張感が高まった。
開いたドアからナヅナが顔を出して周りを確認する。真っ暗で人の目では遠くまで確認できない。目に見える範囲では危険がないと判断して、ナヅナが先に出る。クリアの合図が出て、翠間も出る。ナヅナはスイッチを見つけて入れると明かりがつて翠間は落ち着いた様子で辺りを見回した。
目の前には策があって、その奥には所狭しと積み上げられた段ボールがあった。
ここでも暴走が起きたようで住民は皆、最寄りのシェルターに避難したようでとても静かだ。
正面入り口から入るとすぐにとても広いロビーがあって、正面手前の壁側に管理室が存在する。そこには本来管理人の業務を機械人形変わってやっているはずだが室内にはいない。
ロビーを見回すとソファーが切り刻まれてボロボロになっていたり、植木が倒れていて土の代わりに使用されているジェルがこぼれ出ていた。
荒れてはいるものの銃撃戦の跡が全くないところからここで暴れていた機械人形が未だに野放しになっている可能性があると判断した翠間は特殊警棒を手に取って降り伸ばす。
「まだ機械人形がいる可能性がある。俺より先を歩いて安全を確認しながら地下に進むんだ。いいな、ナヅナ」
「はい……翠間さん――」
ナヅナは先行して歩き始める。エレベーターに乗り込んで一階を押す。目的地は二階だが、エレベーターは一階までしか降りられない。
動き始めると二人はエレベーター内、扉側の左右の角に身をひそめる。
一階に到着したことを音で告げて、扉が開き始めるのと同時に緊張感が高まった。
開いたドアからナヅナが顔を出して周りを確認する。真っ暗で人の目では遠くまで確認できない。目に見える範囲では危険がないと判断して、ナヅナが先に出る。クリアの合図が出て、翠間も出る。ナヅナはスイッチを見つけて入れると明かりがつて翠間は落ち着いた様子で辺りを見回した。
目の前には策があって、その奥には所狭しと積み上げられた段ボールがあった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる