学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった

136君

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こころを綺麗に③

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 2日目。今日は釣り三昧の1日だ。小浜の漁港に陣取って竿を投げる。天秤でそこを引いたり、足元に落としたり。

「アタリある?」
「ない。」

雄之助はワームでコチとかを狙っているが、アタリはない。俺もアタリはあるが小さいやつばかりだ。

 「あっ」

つついているだけだった魚が食ったので、引き上げる。すると、薄っぺらい銀色の魚が釣れた。この見た目、この柄。そしてこの背ビレ。特徴を見るにこの魚は

「ヒイラギやん。」

一番の外道にしてかなり美味い魚。外道と言われたり、リリースされたりと、とんでもない扱いを受けたりするこの魚は、塩焼きにすると美味い。大阪で釣りをしていたときもたまに釣って食べていたので、味は保証できる。

「それ美味いん?」
「美味い。普通にガシラとかと同じぐらいの扱いできるぐらい。」
「そーなんや。」

表面のぬめり取りは非常にめんどくさいが、俺はそれなりのリターンがあると考えているから、いつもリリースしないことにしている。

 しばらく釣っていると昼になって、熱中症になりそうなほど暑くなってきたので、避難がてら昼飯を食べに行くことに。

「せっかくだし航生も呼ぶ?」
「あいつ今小浜おるんやっけ?」
「たしか帰省してるはず。」

せっかくこっちに来たんだし、航生とも会おうということになって、RINEする。すると、すぐに返事が返ってきて、合流することになった。集合は少し離れたところにあるうどんのチェーン店。駐車場に停めてある、航生のいつもの車の窓をトントンと叩いたら、出てきた。

「ういっす。」
「お久。」

車からカバンを出していた雄之助もこっちに来て、店内に入った。

 期間限定のうどんと豚天、カニカマ天、明太子おにぎりを受け取って、机に座った。

「暑かったぁ~。」
「俺はもうちょい前に限界なりかけとったで。」

水を一気に飲み干すと、クーラーの涼しさでもう動きたくないなんて衝動が湧き上がってくる。

「釣果どんな感じなん?」
「そんなやな。ヒイラギ2だけ。」
「ヒイラギか。美味いやつやん。」

航生もヒイラギの美味しさをわかってくれて、目を輝かせる。アタリの感触的にはまだまだいそうだから午後が楽しみだ。

「「「いただきます!」」」

ほっといたら喋り続けてしまいそうだったので手を合わせて食べ始める。限定の冷たいうどんの味に舌鼓を打ちながら、休憩を満喫した。

 その後、航生は車のクーラーの修理をしてもらいに行くとの事で解散した。俺達もスーパーに併設している休憩スペースでくつろぎ、3時前にまた港に戻った。
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