136 / 170
figure1
いつもより少し濃くて①
しおりを挟む
「ん?」
「んあぁぁぁ……今何時?」
車が走る音で朝目覚めると、若干外が明るいような気がする。福井の朝はこの時期になってくるともう結構涼しい。
昨日やる事をやってから寝た俺たちは、枕元のスマホに手を伸ばす。そして、そこに表示された時間に戦慄することになった。
「なぁ、俺の目が悪なったんかな?」
「ん?何時なん?」
「ほれ。」
自分の目を疑ったが、桜に見せると桜の顔もみるみるうちに変わっていく。そう、俺たちが見た時間は7時45分だからだ。
「「やば」」
一先ず用意から始める。洗面所を使う系は桜の方が時間がかかるから、俺はとりあえずパンを1枚焼く。ジジジっと『5』を過ぎたところまで回して、ジジっと『3』のところまで戻す。そしてその間にお湯を沸かしてコーヒーの準備だ。これがないと俺たちは生きれないからな。
「洗面所どーぞ。」
「え?もうええん?」
まだいつもかかっている時間の半分もいってないのに、桜が洗面所から出てくる。かといって、いつもと何ら変わらない。男子の目で見たところは。
「女子の本気、舐めんなよ。」
「これは恐れ入りました。」
桜と入れ替わる形で洗面所に入る。とはいえ、俺がやることなんて顔洗って、寝癖直して、髭剃ってくらいだ。パパっと終わらせると、ピーというコンロの火を消す音とチンってパンが焼けた音が聞こえてきた。タイミングは完璧だ。
リビングに出ると皿の上に乗ったトーストとコーヒー、そしてこういう日のために作っておいたサラダの作り置きが並んでいた。
「「いただきます!」」
もう1本目のバスは行ってしまっている。次のバスまではあと20分くらい。ここまで済んでいたら、変なイレギュラーが起こらない限り大丈夫だろう。
「定期って今日までやんな?」
「せやな。やから更新しに行かなあかん。」
「私は昨日のうちに行ったけど、久志はいつ行くん?」
「今日の2限の間に行く気。3限遠隔やけど、その後調理あるから大学で受けるわ。」
今日は文化祭に出店する用の餃子の調理がある。捌く日ではないから、疲れる作業は包むくらいだろうか。それに関してはまだ慣れてる方だから大丈夫だろう。
「じゃあ晩は遅なるな。」
「やな。すまんの。」
今日の予定を話していたらいい時間だ。俺たちは荷物を持って家を出た。
「んあぁぁぁ……今何時?」
車が走る音で朝目覚めると、若干外が明るいような気がする。福井の朝はこの時期になってくるともう結構涼しい。
昨日やる事をやってから寝た俺たちは、枕元のスマホに手を伸ばす。そして、そこに表示された時間に戦慄することになった。
「なぁ、俺の目が悪なったんかな?」
「ん?何時なん?」
「ほれ。」
自分の目を疑ったが、桜に見せると桜の顔もみるみるうちに変わっていく。そう、俺たちが見た時間は7時45分だからだ。
「「やば」」
一先ず用意から始める。洗面所を使う系は桜の方が時間がかかるから、俺はとりあえずパンを1枚焼く。ジジジっと『5』を過ぎたところまで回して、ジジっと『3』のところまで戻す。そしてその間にお湯を沸かしてコーヒーの準備だ。これがないと俺たちは生きれないからな。
「洗面所どーぞ。」
「え?もうええん?」
まだいつもかかっている時間の半分もいってないのに、桜が洗面所から出てくる。かといって、いつもと何ら変わらない。男子の目で見たところは。
「女子の本気、舐めんなよ。」
「これは恐れ入りました。」
桜と入れ替わる形で洗面所に入る。とはいえ、俺がやることなんて顔洗って、寝癖直して、髭剃ってくらいだ。パパっと終わらせると、ピーというコンロの火を消す音とチンってパンが焼けた音が聞こえてきた。タイミングは完璧だ。
リビングに出ると皿の上に乗ったトーストとコーヒー、そしてこういう日のために作っておいたサラダの作り置きが並んでいた。
「「いただきます!」」
もう1本目のバスは行ってしまっている。次のバスまではあと20分くらい。ここまで済んでいたら、変なイレギュラーが起こらない限り大丈夫だろう。
「定期って今日までやんな?」
「せやな。やから更新しに行かなあかん。」
「私は昨日のうちに行ったけど、久志はいつ行くん?」
「今日の2限の間に行く気。3限遠隔やけど、その後調理あるから大学で受けるわ。」
今日は文化祭に出店する用の餃子の調理がある。捌く日ではないから、疲れる作業は包むくらいだろうか。それに関してはまだ慣れてる方だから大丈夫だろう。
「じゃあ晩は遅なるな。」
「やな。すまんの。」
今日の予定を話していたらいい時間だ。俺たちは荷物を持って家を出た。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる