学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった

136君

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久しぶりの通話①

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 ある夜、あるグループRINEは久しぶりに稼働していた。

『最近どうよ?』
「どうって言われても、課題とタスクに追われる日々やで。そっちも似たり寄ったりやろ?」
『まぁ…』
『でも、カレンは楽そうにしてるよね、ね?カレン?』
『音羽ちゃん、それはないって。PCぶっ壊れて修理出してるだけやん。やから、課題はスマホでやってるし。』
『ホンマに?気ぃついたらゲームやってる気すんねんけど。』
『ぐっ』

高校時代は毎日のように動いていたグループ。バイト後にきいから「久しぶりに話さへん?」って来ていて、今通話している感じ。ちなみにみんな他にやることがあったみたいだから、時間は11時半だ。

『それで、集めたきい本人は?』
「まだっぽいね。まぁ、きいのことやし。」
『やなぁ』

きいはもう寝ているのだろうか、さっきから個人的にRINEもしているけど、返事がない。課題があったようだから、間に合わなそうで焦っているか、寝落ちしたかどっちかやな。どっちにしても12時を過ぎたらわかることだ。

「まあ、気長に喋っとこうぜ。」

身体をぐぐぐっと伸ばして、リビングの椅子の背もたれにもたれ掛かる。コーヒーを淹れにキッチンに行っていた桜がカップを2つ持ってきてくれたので、「ありがとう」と言って受け取った。

 久しぶりに話すとなるとやはり積もる話もある。それぞれサークルやバイトの話、テストや先生の愚痴など、話題は尽きることない。

「そういや、杏って元気にしてるか?」
『そういやの話にされる杏ちゃん…可哀想』
「そういう意味ちゃうわ。俺たちおらんくなって杏1人なったから大丈夫かなって。家事はいけるの知ってるけど、高校生で一人暮らしって大変やろうから。」
『まあ、確かに。私も大変やったし、大変やし。』
『俺もそうやったな。』

俺たちがこっちに来たから、杏はこの春から一人暮らし。もちろん、全部自分でやらないといけないわけで、クラブもしている杏はきっと大変なんだろう。

 すると、タイミングよくきいが入ってきた。

『ごめ゛~~~~~~~~~~ん゛!!!』

まるでどこぞの長鼻のように、謝りながら通話に入ってくる。この謝り方の感じ、あと、このふわふわしていない感じ、ただ単に課題が間に合わなそうやっただけやな。

「ええで。それより、今ちょうどきいに聞きたいことあってん。」
『ん?どしたんひい君?』
「杏、元気かなぁって。一人暮らしやろ?」
『あ…えっと…』

きいに問いかけてみると、きいは少しだけ言葉を詰まらせる。これきっと何かあるな。

「どした?話によっちゃ、この通話に強制参加させなあかんようなるけど。」
『えっと、一人暮らしなんだけど、一人暮らしじゃないって言うか…』






ん?
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