吸血鬼を愛してしまった女剣士

守 秀斗

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第2話:夜のご奉仕

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 私はアラン様の顔の上に裸でまたがって言った。

「あ、あの、アラン様、も、もう出そうです」
「わかった」

 アラン様が再び大きく口を開ける。
 私はあそこを近づけて、おしっこをした。

 最初は緊張してちょっとしか出ない。
 私は少し、焦ってしまった。
 しかし、一旦出ると、大量にアラン様の口の中に尿を放出できた。

 アラン様は私のおしっこをゴクゴクと飲む。
 傍から見るとただの変態行為だが、これは私とアラン様の重要な儀式だ。
 秘密の重要な行為。

 なぜ、このようなことをしているのかというと、私が特異体質のためだ。
 そのおかげで、本来なら殺害されるのが当然の私は、命をアラン様に救ってもらった。

 このことを他人に喋ったら、即座に殺すとアラン様から厳命されている。
 もちろん、私は誰にも言うつもりはない。

 そもそも、国王におしっこを飲ませているなんて、すごく恥ずかしくて人には言えない。
 そんなことを知られたら、周りの吸血鬼たちからますます侮蔑の視線を浴びることになる。

 そして、もうひとつ極秘の儀式がある……。
 そのことはもっと恥ずかしい。

 私は放尿の快感で、思わず身体を震わせて天井を向いてしまった。

「ああ……」

 思わず、色っぽくため息をついてしまう。
 しかし、この放尿の快感など、これからのアラン様との行為にくらべたらたいしたことはない。

 最後の一滴がアラン様の口の中に落ちた。

「ありがとう、フランソワーズ」
「いえ、こちらこそ、私のような下賤な者の、その、おしっこを飲んでくださるなんて、本当にありがとうございます、ご主人様」

 そして、アラン様が部屋の隅の小机に置いてある水入れの水をコップに注ぎ、それを飲んで口の中を洗っている。

「僕はこのままでもいいんだけど、フランソワーズは嫌だろう」
「あ、いえ、私も別にそのままでもかまいませんが」
「いや、君にとっては汚いものでしかないもんな」

 そして、アラン様がベッドの上に裸で大人しく座っている私に近づいてくる。
 今の行為が恥ずかしくて、つい、うつむいてしまう私。

 すると、アラン様が私のあごに手をやって、顔を上に向けさせる。

「とてもきれいだよ、フランソワーズ」
「……褒めてくださってありがとうございます……アラン様」

 アラン様が私の頬をやさしく撫でる。
 唇にさわる。

 アラン様の指が私の唇を撫でる。
 頭に快感が走る。
 もう、それだけで、私の身体が熱くなり、あそこがもっと濡れてくる。

 あそこがますます熱くなり、中の肉襞が勝手にうごめくように、疼いていく。
 ああ、アラン様に、早く抱いてもらいたい。

 唇をさわられるだけ。
 それだけで、私は陶酔感を味わう。

 気持ちがよくなり、興奮する。
 もう、私はアラン様の虜になってしまっている。

 アラン様がやさしくキスをしてくれた。
 あまり激しいキスは出来ない。

 私はしたいのだけど。
 もっと激しくキスをしたい。

 しかし、アラン様の犬歯がもし私の唇とかを傷つけると、私は吸血鬼になってしまうかもしれない。
 そうすると大事になる。

 今は人間を吸血鬼にするのは法律で厳禁とされている。
 例え、国王でも平民に落とされることになる。
 しかし、少しアラン様と唇を合わせるだけで私は興奮してしまう。

 アラン様の優麗な指が私の胸をさわる。

「ああ、いいです、気持ちいいです、私のおっぱいが気持ちいいです、アラン様」

 そして、アラン様が私の勃起した乳首をすこしひねる。

「ひい! ああ! 気持ちいい! 気持ちいいです、アラン様、もっといやらしいフランソワーズを虐めてください、私を辱めてください!」

 ちょっと痛かったが、その方が、かえって快感がます。
 そして、アラン様の指が私の身体を撫で回す。
 私はますます気持ちよくなっていく。

 アラン様がベッドの上であぐらをかくと、私を抱き寄せる。
 目の前にアラン様の怒張が見えて、私は顔を赤くする。
 早くそれを、すでにぐしょ濡れになっている私のあそこに挿入してほしい。

 再び、アラン様が私の唇をさわった。
 私の身体にまたピリッと快感が走る。

「フランソワーズ、この唇は誰のものだい」
「はい、もちろん、アラン様のものです。アラン様のモノを咥えて、精液を飲み干すための口です、アラン様、どうぞご自由にお使いくださいませ」

 そして、次にアラン様が私の胸を激しく揉みしだく。

「あッ、ああん、いい、気持ちいいです、アラン様、もっとはしたないフランソワーズの胸を辱めてくださいませ、いやらしく立っている乳首を虐めてくださいませ」
「フランソワーズ、この胸は誰のものだ」
「もちろん、アラン様のものです。アラン様にいじってもらうためにあるんです、アラン様、ご自由にお使いください……ああ、もっと激しく、フランソワーズを虐めてください……」

 私は吸血鬼に辱めを受けている。
 アラン様は私を辱めて喜んでいるのかしら。

 人間の女を辱める。
 それも自分の命を狙った女を。

 それで征服欲を満足させているかもしれない。
 けど、私はそれでもかまわない。

 もう、私の身も心もアラン様のものだから。

 そして、アラン様の手が胸から離れて、私の腰をゆっくりと擦る。
 腰のくびれの部分をさわられる快感。
 とても気持ちがいいわ。

 私は大きく股を広げて膝立ちになってアラン様の目の前にいる。
 ああ、アラン様の手がもうすぐ私のあそこをさわってくれるんだわ。

 早く、私のあそこをいじってほしい、私を虐めてほしい、辱めてほしい、犯してほしい。
 辱めを望んで、股を開いたままの私。

 あそこをいじってほしくて股を開いている女。
 はしたない女だわ。
 アラン様の手が、もうすっかり濡れている私のあそこをさわってくれるのを今か今かと待ちわびている。

 あそこを早くなぶってほしいために股を大きく開いたままにしている女。
 なんていやらしい女だろうと自分でも思う。
 けど、この快感から逃れることは、もはや無理だわ。

 私のあそこから愛液が溢れてくる。
 内股を濡らしながら、垂れ流れていく。
 ベッドのシーツを濡らす。

 アラン様の手が私の内股をさわる。

(ああ、そろそろ来る……)

 その期待で私のあそこはますます濡れてくる。
 アラン様が私のあそこを撫で回す。

「ああ! アラン様、いいです、気持ちいいです、あそこがいい、気持ちいい!」
「こうやって、たださわるだけでいいのかい、フランソワーズ」

「そんな、ああ、私のあそこに入れてくださいませ、アラン様」
「あそことはどこかな、フランソワーズ」

「はい、私のいやらしい、お、おまんこに入れてくださいませ、お願いいたします……ああ、早く、フランソワーズのいやらしいおまんこに、淫らなおまんこに入れてくださいませ、ご主人様!」

 すると、アラン様が指を私の淫口にズブリと挿入した。

「あうッ、いい、気持ちいいですう」

 私は快感で背中を反らす。
 アラン様が指を深々と挿入して、私のあそこの中の敏感な部分を擦る。

「アッ、アッ、アッ、いい、いいです、気持ちいいです、アラン様!」
「フランソワーズ、指だけでいいのか」

 アラン様が指を根元まで、私のぐっしょりと濡れたあそこに入れて聞いてくる。
 私を言葉で辱めているのかしら。
 そして、私はその辱めを受けると、さらに興奮してしまう。

「ああ、そんな、アラン様、その指じゃなくて、アラン様のを入れてくださいませ」
「じゃあ、私の身体をまたぎなさい」
「はい、アラン様」

 私は興奮したまま、ぐしょ濡れのあそこをアラン様のそそり立った剛直に当てる。
 そして、自らゆっくりと腰を下ろす。
 アラン様のモノが私の淫口の肉襞を擦る。

「ああああ! 気持ちいい、フランソワーズのいやらしいあそこが気持ちいいです、ああ、気持ちいい、気持ちいいですう!」

 そして、私は腰をゆっくりと上下させる。

(ああ、気持ちいいわ、あそこの中がアラン様のアレで擦れて気持ちいい、気持ち良すぎるわ……)

「ああ、アラン様、お願い、出してください、私の中にいっぱい出して、精液、いっぱい、私の子宮に注ぎ込んでくださいませ」
「じゃあ、フランソワーズ、自分でもっと激しく動かすんだな」
「はい、わかりました」

 私は激しく腰を上下させる。もう耐えきれなくてアラン様に抱き着く。

「ああ、もう、いきそうです、アラン様、私、い、いく、いっちゃう、いっちゃう、ああ、いく」
「フランソワーズ、あそこから出そうか」
「あ、いえ、その前に、ああ、いく、いっちゃいそうです……あッ、あッ、も、申し訳ありません……」

 すると、アラン様もかなり興奮しているようで、自ら私を突き上げる。

「あひい、ああ、いいです、ああ、い、いく、いくううう!!!」

 私は絶頂へ達すると同時にアラン様が精液を私の中に注ぎ込んだ。
 私は快感とともにうっとりとする。

 その後もありとあらゆる恥ずかしい格好で私はアラン様に犯される。
 そして、犯されて、私は何度も絶頂へ達する。

 慰み者になって、犯されて、絶頂へいかされる人間の性奴隷女として。
 そして、あまりにも気持ち良さにあそこからはしたない液を噴き出す。

 アラン様にとっては、私はおもちゃかもしれない。
 アラン様も表面上はやさしく私に接してくれるが、本音では自分を暗殺にきた女を犯して辱めることで、鬱憤を晴らしている部分もあるんだろう。

 しかし、辱めを受ければ受けるほど、私は気持ちよくなっていく。
 もっと辱めてほしい。

 この最低な女を。

 被虐的な気分の私。
 吸血鬼に犯されることを私は望んでいる。

 性の快感に頭が支配されることによって、あのことを忘れさせてくれるから。
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