ドラゴンキラーと呼ばれた女/プルムの恋と大冒険

守 秀斗

文字の大きさ
7 / 82

第7話:国防軍精鋭部隊

しおりを挟む
 あたしは報告を終えた後、クラウディアさんから勧められた。

「宿屋に帰るのは危険なので、今夜はこの集会場にお泊りになったほうが良いと思いますが」
「はい、そうするつもりです」

 あたしは一階の集会場へ降りる。
 やれやれ、クラウディアさんからえらい事を聞いてしまった。
 けど、まあ大丈夫ね。

 集会場では、冒険者たちが雑魚寝してる。
 真夜中、寝ている皆さんを起こさないよう、小さいランプしかついてない廊下をそろりそろりと歩いていると、廊下の端にリーダーやバルド、アデリーナさんがいた。
 何か話し合っている。

 リーダーがあたしに気づいた。

「お、プルム、戻ってきたのか」

 なぜかドキドキする。
 ん、あたしどうしたの?
 この年で心臓障害?

「体の調子はどうなの」

 アデリーナさんが気づかってくれる。

「はい、大丈夫です。ただ宿屋に一人で居ると寂しくて」

 賊に襲われたことは、クラウディアさんから口止めされているので、みんなには言わなかった。

「ところで皆さん、どうしたんですか」
「アデリーナの布団にもぐり込もうとした奴がいて、トラブルになったんだよ」

 トラブルの原因をバルドが教えてくれた。

「男の人っていやらしい!」

 ご立腹のアデリーナさん。男嫌いで真面目なうえに潔癖症ですか。まあ、いきなり知らない男が布団にもぐり込んで来たら、潔癖症じゃなくても嫌だよね。

「一応、向こうは謝ったんで事なきを得たんだけど。プルムも注意してね。けど、どうしましょう、寝る場所がないけど」
「廊下でかまいません」

 あたしはアデリーナさんに答えた。今まで、野宿もよくしたしね。廊下ならマシのほうなんよ。ところで、アデリーナさんもいいとこのお嬢さんらしいんよ。何で冒険者なんてヤクザな商売やってんのかな。

 すると、髪の長い金髪のかわいい少女が廊下に出てきて、あたしに話かけてきた。

「プルムさん」

 よく見るとポニテをおろしたサビーナちゃん。

「よろしければ、私と一緒のお布団で寝ませんか」
「ありがとう、助かります」

 サビーナちゃんと一緒の布団で寝ながら、小声でおしゃべり。

「プルムさん、お体の方は大丈夫なんですか」
「うーん、えーと。そうね、だいぶ良くなってきたんじゃないかなあ」

 あたしは、もう全然元気だけど、まだ病人のふりしていたほうがいいかなと思い、答えを濁す。うーむ、ますます悪い気がしてきた。

「サビーナちゃんこそ、大丈夫なの。体の方は」
「はい、全然、大丈夫です。治癒していただいた方には後でお礼を言いに行くつもりです。プルムさん、お名前はご存知ですか」

 えーと、クラウディア……何だっけ、下の名前を忘れた。
 あたしは頭が悪い。
 仕方がない。

「クレリックのクラウディアさんよ」
「クラウディアさんですね。分かりました」

「それにしても、サビーナちゃんがここに運び込まれたときはびっくりしたわ。真っ黒焦げなんだもん。どうすればいいのかわからなくて、困ってたら、クラウディアさんがあっと言う間に治して、これまたびっくり」

「クラウディアさん凄い人ですね。おまけに凄い綺麗」
「そうそう、あんな綺麗な人、初めてみた。ただし、眉毛は書いてたけど」
「えっ、何で知ってるんですか」
「秘密」
「えー、教えてくださいよ」
「いやあ、見れば分かるわよ。お礼に行くとき、眉毛ペンシルでも持っていったらどう? ついでに書いてあげたら」
「そんなことしたら怒られちゃいますよ」

 二人でクスクスと笑う。

「そういや冒険服はどうしたの」
「村の人が古いのを譲ってくれました。ただ、自分が着ていたのを捨てられちゃったのは残念です」

「え、何で? 黒焦げでもう着れなかったと思うけど」
「あの冒険服は母が縫ってくれたものなんです。大切なものなので、着れなくても残しておきたかったんです」
「そうなんだ。お母様は裁縫の仕事でもしてるの」
「はい、ただ、最近ちょっと体調が悪くて、家計を足しになるかと、この仕事をはじめたんです」

 ああ、サビーナちゃん、健気だなあ。
 涙が出そう。

「プルムさんのお母さんはどういう方なんですか」
「えーと、私が小さい頃、両親は病気で亡くなったんで、よく分からない」
「……ごめんなさい、こんな事聞いて……」
「ううん、別にいいよ。気にしないで」

 本当は捨て子だったんで、もしかしたらあたしの父親も母親も健在かもしれない。
 別に会いたくもない。
 どこに居るかも分からないし。
 ただ、もしも会ったら、その時は……。

「……プルムさん、怒ったんですか」

 ぼんやりとしてたら、サビーナちゃんがちょっと不安な顔してる。

「全然怒ってないよ、眠くなっただけ。もう眠りましょ!」
「そうですね。おやすみなさい」

……………………………………………………

「プルム!」

 そう呼ばれて抱きしめられた。
 あたしもギュウと抱きしめる。
 頭の中が真っ白。
 ずうっと抱きしめられていたい。

「プルムさん、プルムさん」
「ん、あれ、ここは、どこ」

 布団をギュウと抱きしめて寝ぼけてるあたし。
 枕が足元にある。
 いつの間にか体が逆向きで寝ていた。

「プルムさん、起きてください。もう朝ですよ」

 サビーナちゃんに起こされる。
 翌朝、気がつくと集会場で寝ていたのはあたし一人。
 他の冒険者たちはとっくの昔に起きて、朝食をすませたようだ。
 寝ぼけ眼で答える。

「あれ、もう朝」
「お寝坊さんですね」
 
 サビーナちゃんもあきれ顔。
 何か、変な夢を見たような気がする。
 いや、気持ち良かった感じ。
 内容、忘れちゃった。

 外を見ると、王国の国防軍特別編成の精鋭部隊が到着していた。
 テントや炊事場やらを設置している。
 千人近くいるぞ。

「わあ、凄い! だけど、よくこんなに早く、こんな田舎に来れましたね。そう思いませんか、プルムさん」

 サビーナちゃんが驚いている。

「うーん、緊急事態だからかなあ。すぐに電報も打っただろうし。相手はドラゴンだもん」

 あたしは朝食のパンを食べながらモグモグしつつ、テキトーに答える。
 あたしたち冒険者は予備隊みたいな感じになるみたい。

 火縄銃を持ってる部隊もある。
 火縄銃でドラゴンにかなうのかな。

「あれは、火縄銃じゃないよ。最新鋭の後込め銃だ」

 バルドが説明してくれた。
 長い銃身に、ベルトみたいなのが付いているデカい銃を三人がかりで担いでいる兵士たちもいる。

「あれは、機関銃だな。一分間に二百発ぐらい連射出来る。ベルトみたいのに弾が付いているだろ」
「へえ~」

 バルドって、もしかして軍事マニアかな。

 凄いバカでかい大砲をでかいけん引車で引っ張ってきた。すげーでかい。あれならドラゴンも倒せるかもしれん。けん引車の煙突みたいなところから白い煙が出てる。

「あれ、馬とか引っ張ってないのにけん引車が勝手に動いてる」

 あたしが不思議がっていると、またバルドが説明してくれた。

「蒸気機関で動いているんだよ」
「何ですか、蒸気機関って」

「水を沸騰させて、その蒸気圧力でシリンダー内のピストンを動かして車を回すんだ。蒸気機関自体は大昔からあったけどな」
「ふーん」

 さっぱり分からん。

「世の中どんどん発展して行きますねえ」
「発電所も作られたようだ」

「発電所って何?」
「電気を作るのさ」

「それでどうすんの」
「ランプの代わりに電灯をつけたりする」
「ふーん」

 よく分からん。

「遠くの人と話せる機械も発明されたらしいぞ。首都に広まってるらしい」
「何それ、魔法みたいね」

「音声を電気信号に変換するんだ」
「ふーん」

 やっぱり分からん。

「バルド、詳しいのね」
「大学で習った」

「えー大卒なの! まだ十七歳じゃなかったっけ」
「飛び級」

「へー! 頭良いんだ。何で冒険者なんてやってるの」
「俺、三男坊なんだ、兄貴二人が会社を継ぐから、俺はいらないのさ」

「会社って、どんな会社」
「ゴッジ・コーポレーション」

 大企業じゃん。大金持ちじゃないか。よーし、バルドからうまく情報を聞きだして、実家に空き巣に入るか、ってそんなこと考えちゃいかん。

 それにしても、ドラゴンを倒せるほどの武器があるなら、他のモンスターだって軍隊が退治出来るじゃん。冒険者稼業もそろそろ廃業か。

 精鋭部隊の隊長はいかにも強そうな筋肉モリモリの巨体で赤ひげのおっさん。
 アレサンドロ大将。
 何となく偉そうな名前。怖い顔してる。いかにも悪役っぽい顔。
 兵士を整列させて、閲兵してる。

「いいかあ! 相手がたとえドラゴンでも、このアレサンドロにかかれば、倒すのはトカゲをひねりつぶすほどたやすいことだ。お前たちは、安心して俺の采配に従え!」

 鼓舞激励するアレサンドロ将軍。

「アレサンドロ将軍、万歳! 万歳!」

 兵士たちが唱和している。

 副隊長が三人もいる。
 中肉中背のセルジオ大佐。陰険そうな顔してる。この人も、いかにも悪役っぽい顔。
 え? 人を外見で判断するなって? すんまへん。

 痩身のブルーノ中佐。普通の顔。

 もう一人副隊長がなかなかのイケメン。ロミオ少佐。ちょっと小柄ね。いや、赤ひげのおっさんがデカすぎるのかも。

「ロミオ様ー!」
「素敵ー!」

 集会所の窓から、キャーキャー騒いでるアデリーナさんとサビーナちゃん。

「サビーナちゃん、あのロミオって副隊長知ってるの」
「はい、大ファンです。かっこいいし、優しいし、まだ若いのに周りからも尊敬されてる方なんですよ。偶然、会ったとき、サインをもらったことがあるんです。丁寧に対応してくれて感激しました」

 ふーん、有名みたいね。何だか今回、急遽、駆けつけてきたらしいけど。

 よく見るとわずかに周りを落ち着かない感じで見まわしている。

 シーフの勘よ。
 手柄を取りたいのね。イケメン人気先行なんで、人気だけでなくかっこいい俺様の実力を発揮したい、そんな感じがする。
 しらけるあたし。周りを意識してるし、かっこつけすぎよ。

 あたしらのリーダーのほうがよっぽどイケメンだし、優しいし、穏やかだし、いつも自然体でかっこつけてないし……あれ?
 精鋭部隊を見物しているリーダーの横顔をちらっと見る。
 顔が赤くなる。え、何で?

 もう一回見る。
 顔が上気する。こ、これは、まさか! 恋! 

 何か引っかかっていたのはこのことだったのかあ!
 ふと、リーダーと目が合う。
 さっと目をそらしてしまった。

 ああ、熱が出てきた。体も火照ってきた。やばい!

「プルムさん、まだ熱がありそうですね。やっぱり宿屋に帰って休んだほうが良いのではないでしょうか」

 サビーナちゃんが心配してくれる。

「私たちはこの集会場で待機するからプルムは宿屋に戻って休憩しててもいいよ」

 アデリーナさんに言われた。
 分かりました、アデリーナさん。

 それに、あたしも宿屋に用事があるんよね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました

東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。 王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。 だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。 行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。 冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。 無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――! 王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。 これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。

三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。 何度も断罪を回避しようとしたのに! では、こんな国など出ていきます!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

処理中です...