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第24話:チェーザレのからかい攻撃
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また、あいつらか。
「ちっ!」
あたしは舌打ちしながら振り返る。
鼻くそ男のチェーザレとその子分のアベーレとベニート、バカ三人組がヘラヘラと笑いながら立っていた。相変わらずヘラヘラしている。ヘラヘラ笑う事しかできんのか、あんたらは。
「何か用!」
あたしは冷たく答える。
「何だよ、また機嫌が悪そうだな。好きな男を他の女に取られたのか」
何だとー! 人の心の傷をえぐりやがってー!
「うるさい! この鼻くそ男!」
「おい、いきなり怒るなよ。珍しくスカート履いてるじゃん。だけど、あんまり似合ってないなあ。ズボンのほうが似合うんじゃないか」
そんなこと、言われなくても分かってるよー!
「大きなお世話だよ!」
大声で怒鳴るあたし。
「おいおい、落ち着けよ。あっ、タバコ持ってる。お前、タバコ吸うのか、知らなかった」
「あんたには関係ないぞ」
「火が点いてないじゃないか、ライター貸すぞ」
「あんたから借りたくない」
「何でそんなにイライラしてんだよ。ところで分隊長に出世したんだろ」
「そんなこと、何であんたが知ってんの」
「官報に出てたぞ」
「そんなもんチェックしてんの?」
「情報屋だからな。分隊長殿は仕事忙しいか」
「そうよ、あんたら遊び人と違って、市民を守る責任が重くなってつらいんよ。あたしはさぼるヒマもないぞ」
実際はさぼってるけど。
「偉くなったんだから、そろそろ情報屋が必要じゃないか」
「必要ない。特にあんたなんか」
「冷てーなあ、子供の頃、よく遊んだじゃねーかよ」
「フン、後悔してるよ」
「なあ、同じスラム街出身として、ここはウィンウィンの関係でいこうじゃないか。表と裏。お互い情報は持っていた方がいいぞ」
「あんたと情報の共有なんてしたくない」
「何でそんなに怒ってんだよ。何なんだよ、同郷だってのに。そうだ、例の借金取りがニエンテ村に現れたらしいぞ」
「え! な、何でそんなことが分かるんよ」
ビビるわたし。
「情報屋のつながりさ。どうだ、役に立つだろう」
「そんな情報知らなくていい」
そう言いつつ、本当はもっと知りたいけど、強がるあたし。
「おい、お前は世間知らずでいいのか?」
「いいんよ!」
「ああ、そうかい。なるほど、お前、まだ世間知らずの処女だろ」
チェーザレのからかい攻撃が始まった。
何だとー! と思いつつ、フン、この前のように引っかからないぞ。
すました顔で、あたしは軽蔑の視線をチェーザレに送る。
「あんた、それしか興味ないの」
「おれには分かるんだよ」
「へー、何で? そんな魔法でも習得したの。くだらない魔法もあったもんね」
「魔法なんて必要ない。処女は着ている服で分かるんだよ」
「えっ、そうなの?」
思わず自分の着ている服を見ちゃった。
しまった!
ギャハハ! とバカ三人組が爆笑する。
チキショー!
「ふざけんな!」
「だからなに怒ってんだよ。だいたい、処女だろうが童貞だろうが、別に何も悪くないじゃん。その人の個性だよなあ。気にする必要はないぞ、そう思わねーか?」
「ウィッス!」
チェーザレに同調するアベーレとベニート。
「そうね」
相槌をうつあたし。
しまったあ!
ギャハハ! と爆笑しながら、このバカ三人組はあたしの周りをグルグルとスキップして回りながら、とんでない暴言を言い始めた。
「やっぱり処女だ」
「ダセー! 処女が許されるのは小学生までだぞ」
「もてない女! 腐女子だ! 喪女だ!」
「恋人いない歴イコール年齢」
「一人上手!」
「貧乳!」
「幼児体型!」
「横から見ると体が平行線」
「口がヤニ臭い」
「股がションベン臭いぞ」
「大事な所に蜘蛛の巣がかかってる」
「おっと、ごめん、胸さわって。あ、何だ、背中かあ。謝って損したあ」
「休日にムダ毛を剃る必要なくて時間が余っていいよなあ。誰もお前の裸なんて見ないもん」
と下品な言葉を言いたい放題。
このセクハラバカ三人組があ!
ぐぬぬ、こいつら許さん! 絶対許さん! 幼馴染でも同郷でも許さん! 世界が滅亡しようが許さん! たとえ、天国の神様が許しても、地獄の魔王が許しても、今、通りがかったご婦人が押していたベビーカーに乗っているかわいい赤ちゃんが許しても、あたしが許さーん!
こいつら殺す! いつか殺す! 絶対殺す! 完璧に殺す! 壮絶に殺す! たとえ地の果てまで逃げても、宇宙の果てまで逃げても、男子トイレの清掃用具入れに逃げても、追いかけて必ず殺ーす!
「欲求不満なら、俺たち三人で相手してやってもいいぜ」
チェーザレがニヤニヤ笑いながら言った。
「うわ! キモチワルイ! 人類があたしとあんた達だけなっても絶対いやよ! まだゴキブリのほうがマシよ!」
あーあ、何でこんな下品な会話をしなきゃならんのか。
ったく。
「ああ、そうかい。じゃあな、首都警備隊分隊長殿。責任を持って自分の大事な所を一生守ってな!」
ギャハハ! と爆笑しながら、去っていくセクハラバカ三人組。
もー、最低極まりない連中だ。
ああムカツク! ムカツク! ムカツク!
ホント、ろくでもない連中だ。
あー、やだやだ。
クソー! 今度会ったら、まるで機関銃を発射するような壮絶な罵倒攻撃してやる。
準備しとこっと。
「ちっ!」
あたしは舌打ちしながら振り返る。
鼻くそ男のチェーザレとその子分のアベーレとベニート、バカ三人組がヘラヘラと笑いながら立っていた。相変わらずヘラヘラしている。ヘラヘラ笑う事しかできんのか、あんたらは。
「何か用!」
あたしは冷たく答える。
「何だよ、また機嫌が悪そうだな。好きな男を他の女に取られたのか」
何だとー! 人の心の傷をえぐりやがってー!
「うるさい! この鼻くそ男!」
「おい、いきなり怒るなよ。珍しくスカート履いてるじゃん。だけど、あんまり似合ってないなあ。ズボンのほうが似合うんじゃないか」
そんなこと、言われなくても分かってるよー!
「大きなお世話だよ!」
大声で怒鳴るあたし。
「おいおい、落ち着けよ。あっ、タバコ持ってる。お前、タバコ吸うのか、知らなかった」
「あんたには関係ないぞ」
「火が点いてないじゃないか、ライター貸すぞ」
「あんたから借りたくない」
「何でそんなにイライラしてんだよ。ところで分隊長に出世したんだろ」
「そんなこと、何であんたが知ってんの」
「官報に出てたぞ」
「そんなもんチェックしてんの?」
「情報屋だからな。分隊長殿は仕事忙しいか」
「そうよ、あんたら遊び人と違って、市民を守る責任が重くなってつらいんよ。あたしはさぼるヒマもないぞ」
実際はさぼってるけど。
「偉くなったんだから、そろそろ情報屋が必要じゃないか」
「必要ない。特にあんたなんか」
「冷てーなあ、子供の頃、よく遊んだじゃねーかよ」
「フン、後悔してるよ」
「なあ、同じスラム街出身として、ここはウィンウィンの関係でいこうじゃないか。表と裏。お互い情報は持っていた方がいいぞ」
「あんたと情報の共有なんてしたくない」
「何でそんなに怒ってんだよ。何なんだよ、同郷だってのに。そうだ、例の借金取りがニエンテ村に現れたらしいぞ」
「え! な、何でそんなことが分かるんよ」
ビビるわたし。
「情報屋のつながりさ。どうだ、役に立つだろう」
「そんな情報知らなくていい」
そう言いつつ、本当はもっと知りたいけど、強がるあたし。
「おい、お前は世間知らずでいいのか?」
「いいんよ!」
「ああ、そうかい。なるほど、お前、まだ世間知らずの処女だろ」
チェーザレのからかい攻撃が始まった。
何だとー! と思いつつ、フン、この前のように引っかからないぞ。
すました顔で、あたしは軽蔑の視線をチェーザレに送る。
「あんた、それしか興味ないの」
「おれには分かるんだよ」
「へー、何で? そんな魔法でも習得したの。くだらない魔法もあったもんね」
「魔法なんて必要ない。処女は着ている服で分かるんだよ」
「えっ、そうなの?」
思わず自分の着ている服を見ちゃった。
しまった!
ギャハハ! とバカ三人組が爆笑する。
チキショー!
「ふざけんな!」
「だからなに怒ってんだよ。だいたい、処女だろうが童貞だろうが、別に何も悪くないじゃん。その人の個性だよなあ。気にする必要はないぞ、そう思わねーか?」
「ウィッス!」
チェーザレに同調するアベーレとベニート。
「そうね」
相槌をうつあたし。
しまったあ!
ギャハハ! と爆笑しながら、このバカ三人組はあたしの周りをグルグルとスキップして回りながら、とんでない暴言を言い始めた。
「やっぱり処女だ」
「ダセー! 処女が許されるのは小学生までだぞ」
「もてない女! 腐女子だ! 喪女だ!」
「恋人いない歴イコール年齢」
「一人上手!」
「貧乳!」
「幼児体型!」
「横から見ると体が平行線」
「口がヤニ臭い」
「股がションベン臭いぞ」
「大事な所に蜘蛛の巣がかかってる」
「おっと、ごめん、胸さわって。あ、何だ、背中かあ。謝って損したあ」
「休日にムダ毛を剃る必要なくて時間が余っていいよなあ。誰もお前の裸なんて見ないもん」
と下品な言葉を言いたい放題。
このセクハラバカ三人組があ!
ぐぬぬ、こいつら許さん! 絶対許さん! 幼馴染でも同郷でも許さん! 世界が滅亡しようが許さん! たとえ、天国の神様が許しても、地獄の魔王が許しても、今、通りがかったご婦人が押していたベビーカーに乗っているかわいい赤ちゃんが許しても、あたしが許さーん!
こいつら殺す! いつか殺す! 絶対殺す! 完璧に殺す! 壮絶に殺す! たとえ地の果てまで逃げても、宇宙の果てまで逃げても、男子トイレの清掃用具入れに逃げても、追いかけて必ず殺ーす!
「欲求不満なら、俺たち三人で相手してやってもいいぜ」
チェーザレがニヤニヤ笑いながら言った。
「うわ! キモチワルイ! 人類があたしとあんた達だけなっても絶対いやよ! まだゴキブリのほうがマシよ!」
あーあ、何でこんな下品な会話をしなきゃならんのか。
ったく。
「ああ、そうかい。じゃあな、首都警備隊分隊長殿。責任を持って自分の大事な所を一生守ってな!」
ギャハハ! と爆笑しながら、去っていくセクハラバカ三人組。
もー、最低極まりない連中だ。
ああムカツク! ムカツク! ムカツク!
ホント、ろくでもない連中だ。
あー、やだやだ。
クソー! 今度会ったら、まるで機関銃を発射するような壮絶な罵倒攻撃してやる。
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