45 / 82
第45話:フランチェスコさんと図書館に行く
しおりを挟む
さて、あたしは明日は休日。
って部下たちは、非番の隊員以外は出勤してるけど。
大隊長は十日に一回、休日なんよ。
そして、普段は夜勤も非番も無し。
大隊長のあたしがいないので、金庫も開けられないので、フランチェスコさんも明日は警備隊庁舎には来ない。
仕事が終わった後、なんとかならんかなあと、寮のベッドでいろいろと考える。
教皇庁に電話して、フランチェスコさんをデートに誘うとかどうだろう。
って、それはいくらなんでもまずいか。
ああ、何とか付き合いたいなあ。
いや、一度でもいいからデートしたいなあ。
お側にいるだけでもいいんよ。
……………………………………………………
さて、フランチェスコさんのことをうつらうつらと考えてたら、朝になった。
起きても悩んでいる。
何か、フランチェスコさんにお近づきになる、いい方法はないだろうか?
よし、休日だし、とりあえず賭博場で考えるかと、外出。
あれ、素敵な男性が歩道を歩いていらっしゃる。
フランチェスコさんだ!
路上で偶然、出会った。
なんという幸運だ!
やっぱり運命の人じゃないか!
あたしが思わずドキドキしていたら、フランチェスコさんから話かけられる。
「こんにちは、プルムさん。どこかに用事があるんですか」
「あ、いや、単に散歩です。天気がいいなあと思って」
もう、ギャンブルのことなんて、どっかへ吹っ飛んだぞ!
「僕は、ちょっと気になる事があって、国立図書館に行くんです」
「例のアトノベル騎士団の古書の件ですか?」
「そうです。その件は、明日、プルムさんにも報告しようと思っていたんですが、ちょうど会ったことだし、それで、えーと、もしお時間があるなら大変申し訳ありませんが、プルムさんも一緒に図書館へ来てくれませんか」
「はい!」
全然、全く、少しも、ちっとも申し訳なくないですよー!
図書館まで、ドキドキしながら歩く。
さて、なにを話そうかと思っていると、フランチェスコさんの方から聞かれた。
「ところで、プルムさんて、出身はどこですか」
スラム街の孤児院出身とか答えられないぞ。
ウソつくか。
あれ、突然、鼻くそをほじくっている鈍臭い男の顔が、空中に浮かんだ。
今は亡きチェーザレだ。
『ここぞという時は相手に正直に話したほうがいいぞ』
いつだろう、たしか、チェーザレの奴、そんな事言ってたなあ。
よし、正直に言おう。
「……あの、実は私は孤児院育ちなんです。捨て子で、ラドゥーロ市西地区トランクイロ街育ちです。いわゆるスラム街ですね」
うわー、スラム街出身って言ってしまった。
しかし、フランチェスコさん、全く、嫌な顔をしない。
「プルムさん、正直な方ですね」
へ?
「実は僕も捨て子だったんですよ」
何ですと?
「教皇庁舎の扉の前に、籠に入れられて置いてあったそうなんです」
「……そうだったんですか」
「けど、僕は教皇庁で引き取ってもらって、割と楽に暮らしたんですが、プルムさんは大変だったんじゃないですか」
「あ、いや、そんなことないです」
「けど、今は大隊長ってすごいじゃないですか」
褒められて、また少し頬が赤くなる。
大隊長なんて嫌だったんだけど、人事部アリガトー!
なんかフランチェスコさんとの距離がまた縮まったような感じがする。
だって、捨て子だなんて、自分のプライベートの事を喋ってくれたんよ! あたしに気を許してくれてるって証拠じゃないの!
え? 油断するな、勘違いじゃないのかって? お前が孤児って言ったから、つい喋ったんじゃないのか。
うーん、そうかもしれん。
いや、これは恋の女神が二人をくっつけようとしているのよ! と勝手に思い込むあたし。
違うって? うーん、違うかもしれん。
もう少し冷静に行くか。
「そのまま、ずっと教皇庁で育ったんですか」
「そうですね。教皇庁が支援している孤児院で育ちました。施設は教皇庁内にあるんですよ。普通は、裕福な家の方とかに養子で引き取られたりするんですが、そのまま、教皇庁の職員になりました」
「あれ、もしかして、フランチェスコさんが優秀だから、教皇に気に入られたんじゃないんですか」
「いや、そんなことありませんよ」
謙遜するフランチェスコさん。
謙遜している顔も素敵。
おい、お前は、イケメンだったら何をやっても素敵に見えるんじゃないのかって? そんなこたーないわい。前から言ってるでしょ、あたしは強引な男は嫌いなんよ。ああ、うまく言葉に出来ないけど、優しく包み込んでくれるような人が好きなんよ。フランチェスコさんってそんな感じがする。
だからと言って、お前の事を好きになるってわけじゃないだろって? うーん、そうだよなあ。けど、何と言うか、気が合うような感じがやっぱりするんよ。
お友達の関係にはなれそうじゃん。
せめて、手をつなぎたいなあ。
一回くらいは。
そんなこんなで、国立図書館に到着。
国立なんで、三階建てのでっかい建物だ。
あたしは初めて入るぞ、こんなとこ。
本なんて、ホラー小説か漫画くらいしか読まないからね。
建物の中は本ばっかり。
当たり前か。
三階まで上って、フランチェスコさんが、やたら難しそうな本がいっぱいある棚を真剣に見ている。
あたしは、フランチェスコさんの横顔しか見ていない。
ずっと見ていたい。
うーん、やっぱりイケメンは正義よ。
異論は認めないぞ!
たとえ誰も相手にしてくれなくても、考えを変えるつもりはないぞ!
お前、今まで自分の顔を鏡で見た記憶を全部忘れたのかよって? うるさい! 女は顔じゃないんよ、度胸よ、度胸。
フランチェスコさんが、本棚から何やら分厚い辞典のような本を取り出して、閲覧室の机に持って行く。
ポケットから折りたたんでいる紙を取り出した。
「これは、例の本の一部です。無断で持ってきて申し訳ありません」
「あ、いや、こちらとしては別にかまいませんが。ただ、一応、あの本って貴重品じゃないんですか? 折っちゃっていいんですか?」
「いや、あの本はニセモノですね。精巧に作られていましたけど」
「へ? ニセモノ?」
フランチェスコさんが、机の上の分厚い辞典のアトノベル騎士団のシンボルマークがある箇所を見せてくれた。
この騎士団のシンボルマークはいくつかあるようだ。
そして、さっきの紙を開いて、照らし合わせる
「この辞典に記載されているアトノベル騎士団のマークと、このページの端っこに書いてあるマークが違うんです」
よく見ると、確かに違うなあ。
「けど、手書きの本だから、間違えちゃったんじゃないですか」
「いや、他のページも全部間違えているんですよ。騎士団にとって神聖なシンボルマークを間違えている箇所が、こんなにたくさんあるのはおかしいです」
おお、さすが専門家だわ。
「それにしても、なんで、こんなニセモノを作成したんでしょうか」
「うーん」
悩んでいるようなフランチェスコさん。
悩んでいる顔も素敵だぞ。
え? お前いい加減にしろって? だからー、これくらい許してよ。
すると、フランチェスコさんが、あたりを見回している。
図書館の三階の窓からから見える遊園地をなぜか見ているぞ。
大きい観覧車が見える。
突然、フランチェスコさんが、あたしに言った。
「プルムさん、遊園地に行きませんか」
なにー、これデートじゃん!
って部下たちは、非番の隊員以外は出勤してるけど。
大隊長は十日に一回、休日なんよ。
そして、普段は夜勤も非番も無し。
大隊長のあたしがいないので、金庫も開けられないので、フランチェスコさんも明日は警備隊庁舎には来ない。
仕事が終わった後、なんとかならんかなあと、寮のベッドでいろいろと考える。
教皇庁に電話して、フランチェスコさんをデートに誘うとかどうだろう。
って、それはいくらなんでもまずいか。
ああ、何とか付き合いたいなあ。
いや、一度でもいいからデートしたいなあ。
お側にいるだけでもいいんよ。
……………………………………………………
さて、フランチェスコさんのことをうつらうつらと考えてたら、朝になった。
起きても悩んでいる。
何か、フランチェスコさんにお近づきになる、いい方法はないだろうか?
よし、休日だし、とりあえず賭博場で考えるかと、外出。
あれ、素敵な男性が歩道を歩いていらっしゃる。
フランチェスコさんだ!
路上で偶然、出会った。
なんという幸運だ!
やっぱり運命の人じゃないか!
あたしが思わずドキドキしていたら、フランチェスコさんから話かけられる。
「こんにちは、プルムさん。どこかに用事があるんですか」
「あ、いや、単に散歩です。天気がいいなあと思って」
もう、ギャンブルのことなんて、どっかへ吹っ飛んだぞ!
「僕は、ちょっと気になる事があって、国立図書館に行くんです」
「例のアトノベル騎士団の古書の件ですか?」
「そうです。その件は、明日、プルムさんにも報告しようと思っていたんですが、ちょうど会ったことだし、それで、えーと、もしお時間があるなら大変申し訳ありませんが、プルムさんも一緒に図書館へ来てくれませんか」
「はい!」
全然、全く、少しも、ちっとも申し訳なくないですよー!
図書館まで、ドキドキしながら歩く。
さて、なにを話そうかと思っていると、フランチェスコさんの方から聞かれた。
「ところで、プルムさんて、出身はどこですか」
スラム街の孤児院出身とか答えられないぞ。
ウソつくか。
あれ、突然、鼻くそをほじくっている鈍臭い男の顔が、空中に浮かんだ。
今は亡きチェーザレだ。
『ここぞという時は相手に正直に話したほうがいいぞ』
いつだろう、たしか、チェーザレの奴、そんな事言ってたなあ。
よし、正直に言おう。
「……あの、実は私は孤児院育ちなんです。捨て子で、ラドゥーロ市西地区トランクイロ街育ちです。いわゆるスラム街ですね」
うわー、スラム街出身って言ってしまった。
しかし、フランチェスコさん、全く、嫌な顔をしない。
「プルムさん、正直な方ですね」
へ?
「実は僕も捨て子だったんですよ」
何ですと?
「教皇庁舎の扉の前に、籠に入れられて置いてあったそうなんです」
「……そうだったんですか」
「けど、僕は教皇庁で引き取ってもらって、割と楽に暮らしたんですが、プルムさんは大変だったんじゃないですか」
「あ、いや、そんなことないです」
「けど、今は大隊長ってすごいじゃないですか」
褒められて、また少し頬が赤くなる。
大隊長なんて嫌だったんだけど、人事部アリガトー!
なんかフランチェスコさんとの距離がまた縮まったような感じがする。
だって、捨て子だなんて、自分のプライベートの事を喋ってくれたんよ! あたしに気を許してくれてるって証拠じゃないの!
え? 油断するな、勘違いじゃないのかって? お前が孤児って言ったから、つい喋ったんじゃないのか。
うーん、そうかもしれん。
いや、これは恋の女神が二人をくっつけようとしているのよ! と勝手に思い込むあたし。
違うって? うーん、違うかもしれん。
もう少し冷静に行くか。
「そのまま、ずっと教皇庁で育ったんですか」
「そうですね。教皇庁が支援している孤児院で育ちました。施設は教皇庁内にあるんですよ。普通は、裕福な家の方とかに養子で引き取られたりするんですが、そのまま、教皇庁の職員になりました」
「あれ、もしかして、フランチェスコさんが優秀だから、教皇に気に入られたんじゃないんですか」
「いや、そんなことありませんよ」
謙遜するフランチェスコさん。
謙遜している顔も素敵。
おい、お前は、イケメンだったら何をやっても素敵に見えるんじゃないのかって? そんなこたーないわい。前から言ってるでしょ、あたしは強引な男は嫌いなんよ。ああ、うまく言葉に出来ないけど、優しく包み込んでくれるような人が好きなんよ。フランチェスコさんってそんな感じがする。
だからと言って、お前の事を好きになるってわけじゃないだろって? うーん、そうだよなあ。けど、何と言うか、気が合うような感じがやっぱりするんよ。
お友達の関係にはなれそうじゃん。
せめて、手をつなぎたいなあ。
一回くらいは。
そんなこんなで、国立図書館に到着。
国立なんで、三階建てのでっかい建物だ。
あたしは初めて入るぞ、こんなとこ。
本なんて、ホラー小説か漫画くらいしか読まないからね。
建物の中は本ばっかり。
当たり前か。
三階まで上って、フランチェスコさんが、やたら難しそうな本がいっぱいある棚を真剣に見ている。
あたしは、フランチェスコさんの横顔しか見ていない。
ずっと見ていたい。
うーん、やっぱりイケメンは正義よ。
異論は認めないぞ!
たとえ誰も相手にしてくれなくても、考えを変えるつもりはないぞ!
お前、今まで自分の顔を鏡で見た記憶を全部忘れたのかよって? うるさい! 女は顔じゃないんよ、度胸よ、度胸。
フランチェスコさんが、本棚から何やら分厚い辞典のような本を取り出して、閲覧室の机に持って行く。
ポケットから折りたたんでいる紙を取り出した。
「これは、例の本の一部です。無断で持ってきて申し訳ありません」
「あ、いや、こちらとしては別にかまいませんが。ただ、一応、あの本って貴重品じゃないんですか? 折っちゃっていいんですか?」
「いや、あの本はニセモノですね。精巧に作られていましたけど」
「へ? ニセモノ?」
フランチェスコさんが、机の上の分厚い辞典のアトノベル騎士団のシンボルマークがある箇所を見せてくれた。
この騎士団のシンボルマークはいくつかあるようだ。
そして、さっきの紙を開いて、照らし合わせる
「この辞典に記載されているアトノベル騎士団のマークと、このページの端っこに書いてあるマークが違うんです」
よく見ると、確かに違うなあ。
「けど、手書きの本だから、間違えちゃったんじゃないですか」
「いや、他のページも全部間違えているんですよ。騎士団にとって神聖なシンボルマークを間違えている箇所が、こんなにたくさんあるのはおかしいです」
おお、さすが専門家だわ。
「それにしても、なんで、こんなニセモノを作成したんでしょうか」
「うーん」
悩んでいるようなフランチェスコさん。
悩んでいる顔も素敵だぞ。
え? お前いい加減にしろって? だからー、これくらい許してよ。
すると、フランチェスコさんが、あたりを見回している。
図書館の三階の窓からから見える遊園地をなぜか見ているぞ。
大きい観覧車が見える。
突然、フランチェスコさんが、あたしに言った。
「プルムさん、遊園地に行きませんか」
なにー、これデートじゃん!
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる