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最終話:旅の仲間は皆死んだ
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体を揺らされる。
「リーダー起きてください」
目を開けるとチャドがいた。
気が付くと雨が止んでいる。
「あれを見てください」
チャドが指差すと陸地が見えて、何やら奇怪な怪物の像が見えてきた。半分崩れているが、妙な生物を模った像だ。海洋生物のようにも見える。
「あれか……あれが目的地の遺跡だな」
何とか死なないで目的地に到着できるようだ。ブレントも起きだしてきた。
「……やっと着いたのか」
「そうみたいだ。よし、櫂を漕いで陸地に接岸しよう」
もうすぐ目的地につけると思うと少し元気が出てきた。俺たちは必死に櫂を漕いでいかだをその怪物の像がある方向へと向けた。川の流れが速い。腹の中は空っぽだが、なんとか力を振り絞っていかだを櫂で漕ぐ。そして、陸地へといかだを近づける。
いかだを川岸まで近づけると、縄を川岸に生えている大木に結んだ。俺たちはよろよろとした足取りで川岸の土を踏む。ブレントが周囲を見回す。
「おい、調査隊はどこだよ。誰もいないじゃないか」
巨大な石で作られた遺跡の壁があるが崩れている。聞いていたように廃墟のようだ。ただ、調査隊の人々の気配が無い。
再び、ブレントがわめく。
「おい、ここは本当に目的の遺跡がある場所なのかよ」
俺は地図を取り出した。周囲の山の場所などから見てここで間違いはない。
「とにかく調査隊を探そう。もしかしたら遺跡の内部に入っているのかもしれない」
俺たちは遺跡の壁に沿って歩く。壁の装飾を見るが何とも不気味な怪物の絵が刻まれている。見ていると不安になってくるような装飾だ。しばらく進むと、石で作られた入口のような場所がある。中を携帯ランプで照らすと階段が下へ続いている。この中に調査隊は入ったのだろうか。すると、突然、ブレントが座り込んでしまった。
「……おい、俺はもう動けないよ」
「しっかりしろ。多分、この中に調査隊がいると思うんだが」
「ここで待っている。食い物を持ってきてくれ……」
もうブレントはすっかり疲れて動けないようだ。
「わかった。ここで待っていてくれ。すぐに調査隊から食料をもらってくるよ」
俺とチャドはブレントを入口に残して、階段を下りていく。階段は長々と続いていく。かなり奥へと来た場所に大広間があった。入口に松明があった。それに火を点けると少し中が明るくなる。携帯ランプで中をよく照らしてみると、川岸にあった奇怪な像と同じものがあった。しかし、かなり巨大だ。その像を見て、俺は何となく背筋がゾクゾクしてきた。さきほど感じた不安が増大してくる。それに違和感を感じた。その像はしっかりと建っていて、この大広間もかなり綺麗だ。聞いていた廃墟も同然の遺跡にはふさわしくない。像の前には置台のようなものが七つある。そして、その像の後方に巨大な丸い穴が空いている。下を照らしてみるが、そうとう深い穴だ。底が見えない。それにしても、調査隊が見当たらないのはおかしい。
「調査隊の人々はどこにいるんだろう」
俺がチャドに問いかけると、広間の入口から声が聞こえてきた。
「ここには調査隊なんていないよ」
俺は携帯ランプを向けた。そこにいたのはワニに襲われて死んだはずのカミアキンだった。
俺はびっくりして話しかけた。
「カミアキン、お前、生きてたのか」
「ああ、なかなかつらい旅だったが、何とかたどり着いたな」
「どうやってここまで来れたんだ」
「便所の後ろに隠れてたんだよ。ちょっと狭かっただろ。後ろの隙間に隠れていたのさ。食料も盗んでおいた。俺が落ちたと思わせて、川にはあらかじめ用意していた赤い液体をバラまいたんだよ。あれは血じゃないよ。おかしいと思わなかったのか。魚に食われていたんなら、川の表面が激しく動くはずなんだがな。まあ、便所の屋根が風で吹き飛んだ時はまずいと思ったが、どうやら誰も気づかなかったな」
「調査隊はどこに行ったんだ」
「調査隊がいる遺跡は全く別の場所だよ。この遺跡の場所は長老から聞いたんだ。部族しか知られていない場所さ」
ニヤニヤ笑いのカミアキンだったが、その手を見て俺はぞっとした。カミアキンの手は血まみれで、持っているのは心臓だ。
「おい、カミアキン。お前の持っているものは心臓だろ、人間の心臓か。お前、何がしたいんだ。その心臓はもしかしてブレントのものか」
「ああ、ブレントのさ。入口で間抜けな顔で寝ていたんで、楽に殺せたよ。ブレントはけっこう強そうだったんで、警戒していたんだがな。簡単に心臓を取り出せたよ」
さらにニヤニヤ笑いのカミアキンを見て、俺はブレントが言っていたことを思い出した。
『国の軍隊に対抗するため原住民たちはこの国を滅ぼせるほどのモンスターを召喚しようとしたらしい。それが国王の逆鱗に触れて、結局、大虐殺になってしまったようなんだ』
『なんだよ、そのモンスターって』
『わからん。ただ、呼び出すには人間の心臓をくり抜いて、神殿の像に塗り付ける儀式とかをしなくてはいけないってことだ』
「おい、カミアキン。お前、もしかして、原住民の生き残りか」
「ああ、そうだよ。『狂える獣の群れ』を復活させるのさ。復讐のためだ。俺たちの部族を残虐に殺しまくったこの王国を滅ぼしてやる」
「そんな馬鹿げた伝説を信じてブレントを殺したのか」
「ブレントだけじゃないよ。オーガスタス、カール、バーソロミュー、ジェイソンも俺が殺した。俺には獣を操る能力があるんだよ。本当は一度に全員あの世に送ってやろうと思ったが、そうするといかだが到着できないからな。さて、あんたにも死んでもらう」
「ふざけるな!」
俺は剣を構えた。
この狂った男を倒さねばならない。
しかし、その時、背中に衝撃を受けた。
剣を落として、俺は床に倒れ込む。
「すみませんねえ、リーダー」
チャドが俺の顔を見て笑った。
「……チャド、お前も原住民の子孫か」
「そうですよ。ブレントさんに刺青を指摘された時は焦りましたけどね。心臓は僕が回収してたんですよ。だからいつもカバンを肩から下げてたんです」
「……お前もカミアキン同様、その下らない伝説を信じてるのか」
「ええ、信じてますよ」
そして、カミアキンが近づいてきた。
「じゃあ、心臓をいただくかな」
カミアキンが剣を抜いた。俺は背中に刺さったナイフのせいで立ち上がれない。そして、カミアキンが剣を振った。俺が観念すると、チャドの首が吹っ飛ぶ。そして、カミアキンは倒れたチャドの胸をくり抜いて心臓を引き抜いた。
「お、お前、何をしているんだ」
「チャドには悪いが、心臓は七つ必要なんだよ」
そう言いながら、チャドのカバンから今まで殺して来た仲間の心臓を取り出す。
それらの心臓を不気味な像の前の置台に置いた。
「ふふ、じゃあ、最後はお前だよ、リーダー。まあ、あんたとは何度か冒険したことだし、楽しい仲間だったこともある。楽に殺してやるよ」
カミアキンが近づいてきた。
俺はもう全く動けないような振りをする。
奴が剣を振り上げた。
俺は最後の力を振り絞って、背中のナイフを引き抜き、カミアキンの胸目がけて投げる。
「ウッ!」
カミアキンの心臓あたりにナイフが刺さった。
「……さすがだな。伊達に冒険者を長年やっていたわけじゃなかったわけか……」
しかし、カミアキンはいつものようにニヤニヤ笑いをしているかと思うと、自らナイフで胸を切り裂いて自分の心臓を取り出すと像の前に置いた。そのまま像の前で崩れ落ちる。
「これで、王国も滅亡だ……」
そう呟いて、カミアキンは死んだ。俺は背中から大量に出血している。もう、ここで死ぬんだろう。旅の仲間は皆死んでしまった。狂った男のせいで。『狂える獣の群れ』なんているわけがない。
すると、像の後ろの巨大な穴から何かの不気味な咆哮が聞こえてきた。俺は必死になって穴の側まで這いつくばって中を携帯ランプで照らす。何かが這い上って来る。巨大な気味の悪い生き物の群れが見える。薄れゆく意識の中、俺はこの光景があの世に逝く時に見る妄想なのか、それとも現実に『狂える獣の群れ』が復活したのかわからないまま、目を閉じた。
〔END〕
「リーダー起きてください」
目を開けるとチャドがいた。
気が付くと雨が止んでいる。
「あれを見てください」
チャドが指差すと陸地が見えて、何やら奇怪な怪物の像が見えてきた。半分崩れているが、妙な生物を模った像だ。海洋生物のようにも見える。
「あれか……あれが目的地の遺跡だな」
何とか死なないで目的地に到着できるようだ。ブレントも起きだしてきた。
「……やっと着いたのか」
「そうみたいだ。よし、櫂を漕いで陸地に接岸しよう」
もうすぐ目的地につけると思うと少し元気が出てきた。俺たちは必死に櫂を漕いでいかだをその怪物の像がある方向へと向けた。川の流れが速い。腹の中は空っぽだが、なんとか力を振り絞っていかだを櫂で漕ぐ。そして、陸地へといかだを近づける。
いかだを川岸まで近づけると、縄を川岸に生えている大木に結んだ。俺たちはよろよろとした足取りで川岸の土を踏む。ブレントが周囲を見回す。
「おい、調査隊はどこだよ。誰もいないじゃないか」
巨大な石で作られた遺跡の壁があるが崩れている。聞いていたように廃墟のようだ。ただ、調査隊の人々の気配が無い。
再び、ブレントがわめく。
「おい、ここは本当に目的の遺跡がある場所なのかよ」
俺は地図を取り出した。周囲の山の場所などから見てここで間違いはない。
「とにかく調査隊を探そう。もしかしたら遺跡の内部に入っているのかもしれない」
俺たちは遺跡の壁に沿って歩く。壁の装飾を見るが何とも不気味な怪物の絵が刻まれている。見ていると不安になってくるような装飾だ。しばらく進むと、石で作られた入口のような場所がある。中を携帯ランプで照らすと階段が下へ続いている。この中に調査隊は入ったのだろうか。すると、突然、ブレントが座り込んでしまった。
「……おい、俺はもう動けないよ」
「しっかりしろ。多分、この中に調査隊がいると思うんだが」
「ここで待っている。食い物を持ってきてくれ……」
もうブレントはすっかり疲れて動けないようだ。
「わかった。ここで待っていてくれ。すぐに調査隊から食料をもらってくるよ」
俺とチャドはブレントを入口に残して、階段を下りていく。階段は長々と続いていく。かなり奥へと来た場所に大広間があった。入口に松明があった。それに火を点けると少し中が明るくなる。携帯ランプで中をよく照らしてみると、川岸にあった奇怪な像と同じものがあった。しかし、かなり巨大だ。その像を見て、俺は何となく背筋がゾクゾクしてきた。さきほど感じた不安が増大してくる。それに違和感を感じた。その像はしっかりと建っていて、この大広間もかなり綺麗だ。聞いていた廃墟も同然の遺跡にはふさわしくない。像の前には置台のようなものが七つある。そして、その像の後方に巨大な丸い穴が空いている。下を照らしてみるが、そうとう深い穴だ。底が見えない。それにしても、調査隊が見当たらないのはおかしい。
「調査隊の人々はどこにいるんだろう」
俺がチャドに問いかけると、広間の入口から声が聞こえてきた。
「ここには調査隊なんていないよ」
俺は携帯ランプを向けた。そこにいたのはワニに襲われて死んだはずのカミアキンだった。
俺はびっくりして話しかけた。
「カミアキン、お前、生きてたのか」
「ああ、なかなかつらい旅だったが、何とかたどり着いたな」
「どうやってここまで来れたんだ」
「便所の後ろに隠れてたんだよ。ちょっと狭かっただろ。後ろの隙間に隠れていたのさ。食料も盗んでおいた。俺が落ちたと思わせて、川にはあらかじめ用意していた赤い液体をバラまいたんだよ。あれは血じゃないよ。おかしいと思わなかったのか。魚に食われていたんなら、川の表面が激しく動くはずなんだがな。まあ、便所の屋根が風で吹き飛んだ時はまずいと思ったが、どうやら誰も気づかなかったな」
「調査隊はどこに行ったんだ」
「調査隊がいる遺跡は全く別の場所だよ。この遺跡の場所は長老から聞いたんだ。部族しか知られていない場所さ」
ニヤニヤ笑いのカミアキンだったが、その手を見て俺はぞっとした。カミアキンの手は血まみれで、持っているのは心臓だ。
「おい、カミアキン。お前の持っているものは心臓だろ、人間の心臓か。お前、何がしたいんだ。その心臓はもしかしてブレントのものか」
「ああ、ブレントのさ。入口で間抜けな顔で寝ていたんで、楽に殺せたよ。ブレントはけっこう強そうだったんで、警戒していたんだがな。簡単に心臓を取り出せたよ」
さらにニヤニヤ笑いのカミアキンを見て、俺はブレントが言っていたことを思い出した。
『国の軍隊に対抗するため原住民たちはこの国を滅ぼせるほどのモンスターを召喚しようとしたらしい。それが国王の逆鱗に触れて、結局、大虐殺になってしまったようなんだ』
『なんだよ、そのモンスターって』
『わからん。ただ、呼び出すには人間の心臓をくり抜いて、神殿の像に塗り付ける儀式とかをしなくてはいけないってことだ』
「おい、カミアキン。お前、もしかして、原住民の生き残りか」
「ああ、そうだよ。『狂える獣の群れ』を復活させるのさ。復讐のためだ。俺たちの部族を残虐に殺しまくったこの王国を滅ぼしてやる」
「そんな馬鹿げた伝説を信じてブレントを殺したのか」
「ブレントだけじゃないよ。オーガスタス、カール、バーソロミュー、ジェイソンも俺が殺した。俺には獣を操る能力があるんだよ。本当は一度に全員あの世に送ってやろうと思ったが、そうするといかだが到着できないからな。さて、あんたにも死んでもらう」
「ふざけるな!」
俺は剣を構えた。
この狂った男を倒さねばならない。
しかし、その時、背中に衝撃を受けた。
剣を落として、俺は床に倒れ込む。
「すみませんねえ、リーダー」
チャドが俺の顔を見て笑った。
「……チャド、お前も原住民の子孫か」
「そうですよ。ブレントさんに刺青を指摘された時は焦りましたけどね。心臓は僕が回収してたんですよ。だからいつもカバンを肩から下げてたんです」
「……お前もカミアキン同様、その下らない伝説を信じてるのか」
「ええ、信じてますよ」
そして、カミアキンが近づいてきた。
「じゃあ、心臓をいただくかな」
カミアキンが剣を抜いた。俺は背中に刺さったナイフのせいで立ち上がれない。そして、カミアキンが剣を振った。俺が観念すると、チャドの首が吹っ飛ぶ。そして、カミアキンは倒れたチャドの胸をくり抜いて心臓を引き抜いた。
「お、お前、何をしているんだ」
「チャドには悪いが、心臓は七つ必要なんだよ」
そう言いながら、チャドのカバンから今まで殺して来た仲間の心臓を取り出す。
それらの心臓を不気味な像の前の置台に置いた。
「ふふ、じゃあ、最後はお前だよ、リーダー。まあ、あんたとは何度か冒険したことだし、楽しい仲間だったこともある。楽に殺してやるよ」
カミアキンが近づいてきた。
俺はもう全く動けないような振りをする。
奴が剣を振り上げた。
俺は最後の力を振り絞って、背中のナイフを引き抜き、カミアキンの胸目がけて投げる。
「ウッ!」
カミアキンの心臓あたりにナイフが刺さった。
「……さすがだな。伊達に冒険者を長年やっていたわけじゃなかったわけか……」
しかし、カミアキンはいつものようにニヤニヤ笑いをしているかと思うと、自らナイフで胸を切り裂いて自分の心臓を取り出すと像の前に置いた。そのまま像の前で崩れ落ちる。
「これで、王国も滅亡だ……」
そう呟いて、カミアキンは死んだ。俺は背中から大量に出血している。もう、ここで死ぬんだろう。旅の仲間は皆死んでしまった。狂った男のせいで。『狂える獣の群れ』なんているわけがない。
すると、像の後ろの巨大な穴から何かの不気味な咆哮が聞こえてきた。俺は必死になって穴の側まで這いつくばって中を携帯ランプで照らす。何かが這い上って来る。巨大な気味の悪い生き物の群れが見える。薄れゆく意識の中、俺はこの光景があの世に逝く時に見る妄想なのか、それとも現実に『狂える獣の群れ』が復活したのかわからないまま、目を閉じた。
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