85 / 162
第85話:なんでその小説の主人公は別世界では強いんすか、特に説明は無いな
しおりを挟む
俺と相棒、二人組の冒険者パーティー。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
今日は朝から調子が悪い。
外はすごく曇っている。
「おい、膝がすごく痛いぞ」
「今日は大雨。いや、嵐が来るみたいっすよ」
「ううむ、そのせいだ。例の天気病だ。くそー! せっかくこの前、木の化け物トレントを倒したって言うのに。その勢いに乗ってドラゴン退治をするつもりだったんだぞ」
「何言ってんすか。けっこうな大物モンスターでしたけど、そっからなんで急にドラゴン退治なんすか。そんな依頼をギルドが俺っちらに頼むわけないすよ」
言われてみればそうなんだがな。
「いいじゃないか、妄想だけなら」
「人生妄想ばっかしてたら、スライム退治専門になってしまったんすよ、リーダーは」
「うるさいぞ。とにかく今日は休むしかないな」
「そうすね。この前のトレント退治でけっこうな報酬を貰いましたっす。だから、今日は俺っちも休ませてもらいますよ」
「おお、かまわんぞ」
そんなわけで、俺と相棒は宿屋のベッドでただ横になっている。
部屋の中はよどんだ空気が流れているぞ。
「おい、何をだらけて寝てんだよ」
「自分もそうじゃないすか」
「俺は体調不良なんだよ。お前は元気だろ」
「そうすね。最近はリーダーの食事にあわせて野菜も沢山取るようになったんで、すっかり健康すね」
「ナイフ技の練習でもしてこいよ」
「外は大雨っすよ」
「この部屋の中でも出来るだろ」
「いつもスライム相手に投げているから、ナイフ投げについてはばっちりっすよ」
「じゃあ、なんか趣味でも見つけて没頭したらどうだ。いいか、人生あっという間だぞ。若い頃は二度と戻ってこないんだぞ」
「また同じ事言ってますね。おっさんの説教ほどうざいものはないすよ」
まあ、俺も若い頃はそう思ったものだ。
しかし、おっさんになって、その時のおっさんたちの気持ちがわかるんだなあ。
でも、若い奴に何を言っても無駄かな。
「おい、ヒマだぞ。一階の受付に行って何か本を借りてきてくれないか。悪いが足が痛いんで動けない」
「どんな本すか」
「もちろん、冒険物だ。ドラゴン退治だ! 美少女姫だ!」
「もうおっさんなんだからそんな子供が読むような本はいい加減卒業したらどうすか」
「うるさいぞ。とにかく何でもいいから面白そうな本を借りてきてくれ」
「しょうがないっすねえ」
相棒が借りてきてくれた本を読む。
おお、なかなか面白いではないか。
あっという間に読了。
「いやあ、実に楽しかったぞ」
「どんな内容なんすか。宿屋の主人から適当に貸してもらったんすけど」
「主人公は石に蹴つまづいて地面に頭を打って頓死するんだが、気が付くと別世界。そこで大活躍。バッサバッサとモンスターを倒しまくって、すっかり別世界の王国の英雄へ。モテモテで愛人も一万人という話しだ。いやあ羨ましい」
「下らないっすねえ。だいたい女が一万人も周囲にいたらうざくてしょうがないすけどねえ」
「そりゃ、お前が女に興味がないからだろ」
「そうすね。それになんでその主人公は別世界では強いんすか」
「特に説明は無いな」
「なんすか、それ。全く読む気にならないすね。だいたい、前にそういう別世界とか来世とかはないとか言ってませんでしたか、リーダーは。それに空しくないすか、今の現状とは全然違っていて。頭痛肩こり腰痛膝痛リュウマチ、前歯も折れて糖尿病の疑いあり、慢性膵炎、夜間頻尿をかかえたハゲデブブサイク、将来にもう全く何もいい事がないと決まっているおっさんのくせに」
「いいだろ、妄想くらい。後、勝手に俺の将来を決めるなよ」
「でも、だいたいわかるんじゃないすか、その年齢だと」
「うるさいぞ。今から大活躍するんだ」
そうは言ったものの、相棒の言ってることのほうが当たってるんだよなあ。
やれやれ。
あの木の化け物トレント退治が最後の大仕事になるのだろうか。
このまま妄想しながら、現実はしょぼい生活で俺の一生は終わるのだろうか。
そんな時、雷がゴロゴロと鳴った。
そして、天井からドンドン! と音がしてきた。
「お、なんだ。モンスターの襲来か、ドラゴンがやって来たのか」
「ドラゴンが天井を叩くわけないっすよ。本当にドラゴンが現れたらこんな安宿ペシャンコに踏みつぶされてますよ」
相棒がさっと起きて部屋の窓から外を見る。
「おっと、雹が降ってますね。珍しいっすね。それもかなり大きいっすよ」
「雹と言うと氷の塊だなあ、どれどれ」
俺も体調不良だが、何とか立ち上がって窓際に行って外を見る。
「ふむ、雪もあまり降らないのに雹とは。これは何かの前兆ではないか。ドラゴンがあの積乱雲から現れるのだ。そして、そのドラゴンを倒して俺は英雄となるのだ」
「まだ頭の中が本の続きみたいっすね、リーダーは。いい加減、現実に戻ったらどうすか」
「うるさいぞって、ウォ!」
俺の右足の親指の付け根に激痛が走る。
例のリュウマチだ。
思わず、窓際から離れて床に仰向けでドタンと倒れ込む。
「ううううう、激痛だ、今まで一番痛いぞ」
「大丈夫すか」
相棒が俺に言った途端、天井にガツンと大きい音がして穴が開いた。
何かが落ちてきたぞ。
「うわ!」
びっくりして、床を見ると超巨大な雹だ。
「いやあ、危なかったすね。今し方、リーダーが立っていた場所に落ちてきましたっすね。もう少し倒れるのが遅れたら、頭に当たって死んでたかもしれませんよ」
「いや、いっそのこと、その雹にあたって死んでいれば、別の世界に転移して大活躍出来たのになあ」
「ちょっと大丈夫すか。まだ本の世界から抜け出られないんすか」
「冗談だ。さすがに頭に雹が当たって死ぬなんて間抜けなことになったら笑いものだからな。それより悪いがベッドまで担いでくれないか。後、宿屋の主人に天井の修理をお願いしてくれ」
「しょうがないすねえ」
ベッドに横たわる俺。
しかし、リュウマチはなかなか治らない。痛みはやわらいできたが、このまま冒険者としてやっていけるか俺は不安になっていくのであった。
いや、俺はまだ生きてるぞ、何度も言うが。
寝てばかりだと本当に寝たきりになってしまう。
あえて体を動かそうかと思っていたのだが。
しかし、とりあえず今日は寝ることにする。
普段はスライム退治専門のしょぼいパーティーだ。
今日は朝から調子が悪い。
外はすごく曇っている。
「おい、膝がすごく痛いぞ」
「今日は大雨。いや、嵐が来るみたいっすよ」
「ううむ、そのせいだ。例の天気病だ。くそー! せっかくこの前、木の化け物トレントを倒したって言うのに。その勢いに乗ってドラゴン退治をするつもりだったんだぞ」
「何言ってんすか。けっこうな大物モンスターでしたけど、そっからなんで急にドラゴン退治なんすか。そんな依頼をギルドが俺っちらに頼むわけないすよ」
言われてみればそうなんだがな。
「いいじゃないか、妄想だけなら」
「人生妄想ばっかしてたら、スライム退治専門になってしまったんすよ、リーダーは」
「うるさいぞ。とにかく今日は休むしかないな」
「そうすね。この前のトレント退治でけっこうな報酬を貰いましたっす。だから、今日は俺っちも休ませてもらいますよ」
「おお、かまわんぞ」
そんなわけで、俺と相棒は宿屋のベッドでただ横になっている。
部屋の中はよどんだ空気が流れているぞ。
「おい、何をだらけて寝てんだよ」
「自分もそうじゃないすか」
「俺は体調不良なんだよ。お前は元気だろ」
「そうすね。最近はリーダーの食事にあわせて野菜も沢山取るようになったんで、すっかり健康すね」
「ナイフ技の練習でもしてこいよ」
「外は大雨っすよ」
「この部屋の中でも出来るだろ」
「いつもスライム相手に投げているから、ナイフ投げについてはばっちりっすよ」
「じゃあ、なんか趣味でも見つけて没頭したらどうだ。いいか、人生あっという間だぞ。若い頃は二度と戻ってこないんだぞ」
「また同じ事言ってますね。おっさんの説教ほどうざいものはないすよ」
まあ、俺も若い頃はそう思ったものだ。
しかし、おっさんになって、その時のおっさんたちの気持ちがわかるんだなあ。
でも、若い奴に何を言っても無駄かな。
「おい、ヒマだぞ。一階の受付に行って何か本を借りてきてくれないか。悪いが足が痛いんで動けない」
「どんな本すか」
「もちろん、冒険物だ。ドラゴン退治だ! 美少女姫だ!」
「もうおっさんなんだからそんな子供が読むような本はいい加減卒業したらどうすか」
「うるさいぞ。とにかく何でもいいから面白そうな本を借りてきてくれ」
「しょうがないっすねえ」
相棒が借りてきてくれた本を読む。
おお、なかなか面白いではないか。
あっという間に読了。
「いやあ、実に楽しかったぞ」
「どんな内容なんすか。宿屋の主人から適当に貸してもらったんすけど」
「主人公は石に蹴つまづいて地面に頭を打って頓死するんだが、気が付くと別世界。そこで大活躍。バッサバッサとモンスターを倒しまくって、すっかり別世界の王国の英雄へ。モテモテで愛人も一万人という話しだ。いやあ羨ましい」
「下らないっすねえ。だいたい女が一万人も周囲にいたらうざくてしょうがないすけどねえ」
「そりゃ、お前が女に興味がないからだろ」
「そうすね。それになんでその主人公は別世界では強いんすか」
「特に説明は無いな」
「なんすか、それ。全く読む気にならないすね。だいたい、前にそういう別世界とか来世とかはないとか言ってませんでしたか、リーダーは。それに空しくないすか、今の現状とは全然違っていて。頭痛肩こり腰痛膝痛リュウマチ、前歯も折れて糖尿病の疑いあり、慢性膵炎、夜間頻尿をかかえたハゲデブブサイク、将来にもう全く何もいい事がないと決まっているおっさんのくせに」
「いいだろ、妄想くらい。後、勝手に俺の将来を決めるなよ」
「でも、だいたいわかるんじゃないすか、その年齢だと」
「うるさいぞ。今から大活躍するんだ」
そうは言ったものの、相棒の言ってることのほうが当たってるんだよなあ。
やれやれ。
あの木の化け物トレント退治が最後の大仕事になるのだろうか。
このまま妄想しながら、現実はしょぼい生活で俺の一生は終わるのだろうか。
そんな時、雷がゴロゴロと鳴った。
そして、天井からドンドン! と音がしてきた。
「お、なんだ。モンスターの襲来か、ドラゴンがやって来たのか」
「ドラゴンが天井を叩くわけないっすよ。本当にドラゴンが現れたらこんな安宿ペシャンコに踏みつぶされてますよ」
相棒がさっと起きて部屋の窓から外を見る。
「おっと、雹が降ってますね。珍しいっすね。それもかなり大きいっすよ」
「雹と言うと氷の塊だなあ、どれどれ」
俺も体調不良だが、何とか立ち上がって窓際に行って外を見る。
「ふむ、雪もあまり降らないのに雹とは。これは何かの前兆ではないか。ドラゴンがあの積乱雲から現れるのだ。そして、そのドラゴンを倒して俺は英雄となるのだ」
「まだ頭の中が本の続きみたいっすね、リーダーは。いい加減、現実に戻ったらどうすか」
「うるさいぞって、ウォ!」
俺の右足の親指の付け根に激痛が走る。
例のリュウマチだ。
思わず、窓際から離れて床に仰向けでドタンと倒れ込む。
「ううううう、激痛だ、今まで一番痛いぞ」
「大丈夫すか」
相棒が俺に言った途端、天井にガツンと大きい音がして穴が開いた。
何かが落ちてきたぞ。
「うわ!」
びっくりして、床を見ると超巨大な雹だ。
「いやあ、危なかったすね。今し方、リーダーが立っていた場所に落ちてきましたっすね。もう少し倒れるのが遅れたら、頭に当たって死んでたかもしれませんよ」
「いや、いっそのこと、その雹にあたって死んでいれば、別の世界に転移して大活躍出来たのになあ」
「ちょっと大丈夫すか。まだ本の世界から抜け出られないんすか」
「冗談だ。さすがに頭に雹が当たって死ぬなんて間抜けなことになったら笑いものだからな。それより悪いがベッドまで担いでくれないか。後、宿屋の主人に天井の修理をお願いしてくれ」
「しょうがないすねえ」
ベッドに横たわる俺。
しかし、リュウマチはなかなか治らない。痛みはやわらいできたが、このまま冒険者としてやっていけるか俺は不安になっていくのであった。
いや、俺はまだ生きてるぞ、何度も言うが。
寝てばかりだと本当に寝たきりになってしまう。
あえて体を動かそうかと思っていたのだが。
しかし、とりあえず今日は寝ることにする。
0
あなたにおすすめの小説
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる