愛しているなら拘束してほしい

守 秀斗

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第24話:自ら恥ずかしい格好を望んで興奮してしまう理奈子

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 休日。

 新道の家に向かう理奈子。持っている大きいカバンの中にはいろんなSMグッズが入っている。自宅でのオナニーで使っていたものだ。すでに興奮してあそこが濡れている。下着がびしょ濡れ。つい、足早になってしまう。

(こんなもの、持っていって、来週から、私は新道さんとどんな顔をして仕事をすればいいのだろう。ああ、でも、してもらいたいの……私、変態だわ……でも、してほしいの、いやらしいSM道具で拘束された私を見てほしいの、そして、濡れたあそこを見てほしいの……私って、本当に淫らな変態女だわ……でも、したいの……)

 新道の家に入って、ドキドキしながら理奈子は言った。

「あの……緊縛と一緒に他の事もしてほしいんですけど」
「え、空中に吊るとかはまずいんですけど」
「いえ、それはありません。こんな道具を組み合わせたいんです」

 顔を赤くして、カバンの中身の手錠などを見せる理奈子。

「ああ、そういう人もよくいますね」
「あ、そうなんですか」
「ロープで縛るより、その手錠とかの方がいいかもしれませんね。おもちゃですよね。柔らかいゴムが付いてるから、手首とかに痕も付かないし」
「私の考えで、その、縛ってほしいんですけど……あと、いろんなことしてほしいんです」
「いいですよ」

(今までのオナニーでいろんな妄想してたけど、それをされたいんだけどなあ……もう、いろんな方法で乱暴してほしいなんて言えないけどね……でも、内心、どう思ってるのかしらね、新道さん。この変態女、どうしようもないなあって考えているかも。でも、いいわ、もう、失恋したから、いいの、変態行為したいの、私は! 思いっ切り濡れたあそこを見られたいの、奥の奥まで、もう、じっくりと見てほしいの!)

 例の部屋に行って、服を脱ぐ理奈子。そして、新道に頼む。

「この前みたいにロープで胸を縛ってほしいです。それから、両手を背中に回すので、この手錠で拘束してください。首輪も付けて、そこの鎖と手錠を結んでほしいんです。それから、仰向けになりますから、足枷をつけて互いに反対に引っ張って、その壁の下のフックに括りつけてほしいです」
「はい、わかりました」

 あっさりと理奈子の変態的な申し出を受ける新道を見て、こういうことを頼む人も多いのかしらと理奈子は思った。

 理奈子は胸を乳房の上下で縛られる。それだけで興奮してしまう。そして、首輪を付けられて、それは背中に回した両手首に付けられた手錠で連結される。足首に足枷を付けて、それにロープを結びフックに付けて、股を思いっ切り開かされる。

 大股開きにされて、また興奮してしまう理奈子。逃げられない自分を妄想してしまう。両手を背中の後ろで手錠されているので、大事なところを隠すことは出来ない。あそこがすごく濡れてしまう。でも、すごく気持ちがいい。もう、自分の何もかも全てを見てほしいと思ってしまう。全てを捧げたいと思ってしまう。

(気持ちいいわ、もう、拘束されて私は逃げられない、私は新道さんの性奴隷になったの、ペットにしてほしいわ、発情したメス犬になったの、好き勝手に身体をいじくってほしい、乱暴されたい……でも、新道さんは何もしてくれないわね……ああ、してほしいのに……って、新道さんにはあのきれいな外国人女性の恋人さんがいるのに、私って未練たっぷりで情けない……いいわよ、そんなことは忘れよう、今は、拘束されて楽しむのよ、そう、新道さんが私を乱暴するの、私の身体を好き放題に弄ぶのよ)

 新道に乱暴されるのを妄想する理奈子。喘ぎ声が出そうになるけど、恥ずかしいので我慢するが、興奮して、あそこから溢れ出る愛液が垂れ流れてマットレスを汚してしまう。そんな理奈子の淫らな肢体をデジカメで撮影している新道。でも、その表情には、特に何も浮かんでこない。

(慣れてるのかしらね、こういう女性を。変態行為で興奮している女性を。ああ、でも、私の頭の中では、乱暴されてるの、この前のオナニーの妄想みたいに、新道さんに思いのまま好き勝手にされてるの、あそこをさんざん弄ばれて、おっぱいもいじくられて、そして、激しく貫かれて、絶頂へいかされて、いっぱいあそこに中出しされてるの、ああん、孕まされたいの、妊娠したい、赤ちゃんほしいの、ああ、孕ませて、新道さん、子宮にいっぱい出して……すごいわ、もうどんどん濡れてくる、ああん、もっと見てほしい、この恥ずかしい格好を……)

 すっかり興奮してしまう理奈子。幻想の新道に硬いアレを入れられて身悶える自分を想像して、あそこが疼いてしかたがない。

(あっ、あっ、あっ、いい、もっと私のいやらしいあそこを貫いて、中に出して、いっぱい出してください……ああん、もう抱いてくださいって言おうかしら、私を責めまくってくださいって、犯してくださいって……でも、新道さんは私のこと何とも思ってないのよねえ、ああ、残念だわ)

 股間を大きく広げたので、理奈子の太股の筋肉が痙攣しそうになってきた。

「あ、あうう……」
「もう、そろそろ、いいんじゃないですか。股が痛そうですけど」
「あ、はい、ありがとうございます」

 しかし、新道に言われて、理奈子はもう一つ考えていた姿勢を頼んだ。

「あの、今度はうつ伏せになりたいんですけど、まだ、時間はありますよね」
「いいですよ」

 一旦、足首の戒めを解くと、理奈子は自ら頭をマットレスに付けて、お尻を上げる。両手は拘束されたまま。AV動画で見た、メス犬みたいな格好にされて後ろから責められている女優を思い出す。

(見てほしいの、私の後ろの穴も、ああ、でも見られて気持ちいいわ、何で気持ちいいのかしら、こんな恥ずかしい格好はないのに。メス犬になった私。よくわからないけど、好きな人にはどんな恥ずかしい格好でも見られていいの……興奮するの……)

「あの、カバンの中に棒が入っているので、それの両端を足枷に付けてください」

 思いっ切りお尻をあげて、大股を開いた姿勢になる。足枷を棒の両端に括り付けられる。股を閉じることはできない。理奈子は興奮して、あそこからの恥ずかしい液がさらに溢れて内股を流れていく。その光景を新道がまたデジカメで撮影している。

(気持ちいいわ……写真で乱暴されてるみたい、ああ、もっと乱暴してほしい……いえ、本当に乱暴されたいの、犯されたい、貫かれたいわ、もう永久につながっていたいの、あそこでつながりたいわ、愛し合いたいの)

 しばらくすると、もうマットレスはかなり濡れている。理奈子は顔を赤くしながら、新道に言った。

「……ありがとうございました」
「美夜本さんはシャワーを浴びてきたらどうですか」
「はい」

 シャワーを浴びながら、理奈子は考えてしまう。

(何でこんなことをしたいのかしら。何で乱暴されたいって思うのかしらね。何度、考えてもわからないわ。変態ってことで終わらせたくないわ……)

 シャワーを浴び終えると、また新道に居間に誘われて、麦茶を飲む。

(新道さんに聞いてみようかしら)

「……新道さん、私、その、好きな人に乱暴されたいとか支配されたいって思うことがあるんですけど、おかしいですか」
「うーん、いえ、変じゃないと思います。相手に完全に支配されることで安心を得られますから。相手がわざわざ縛ってくれるとか支配されるってことは、自分が特別に扱われているという感覚が満たされますので」

 特別に扱ってほしいなあと理奈子は思ってしまった。
 でも、新道さんには恋人がいるから無理かあ。
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