122 / 218
第三話 魔者の花嫁編
3ー25 もしも、があるなら
しおりを挟む
魔法学校時代は、ひたすら勉強した。そうしたら、一人きりなのを忘れられたから。
卒業した後は、がむしゃらに仕事をした。一匹でも多く、魔獣を倒したかったから。
強くなって。
もっと強くなって。
この国の魔族を根絶やしにするのだ、と。
どれだけ息巻いても、胸にポッカリと空いた穴は埋まらなかった。
いくら魔獣を殺そうと、ランスの家族は返ってこなかった。
倒しても倒しても、虚しさだけが降り積もる。
(もし、姉さんが生きていたら……)
この虚しさも、胸の内の空洞も消えてなくなるのに。
トマスが見たのは、ファイエットである可能性が高い。
七年前、ランスは姉の生死を確認せず、ずっと姉は死んだものと思い込んでいた。
だから、何故魔者が姉の遺体を持ち去ったのか、ずっと疑問だったのだ。
けれど、姉が生きていたのなら。そして、姉を花嫁にするためなら、全ての謎が解ける。
人間のフリをしていたのも。
恋人になりすましていたのも。
両親を殺したのも。
姉を奪い去ったのも、全部、全部、ファイエットを手に入れるため。
魔者の卑劣なやり方に、ランスは腸が煮えくり返るようだった。
(許すものか)
ギリッと奥歯を噛みしめる。
(絶対に、姉さんを奪い返してやる……!)
その日の朝、ランスとセツは、シュエットゥ子爵の屋敷から風魔法『飛行』で飛び立った。
カヤの街を抜け、ビオ山を越える。ユフは山の島と呼ばれるだけあり、眼下にはいくつもの山が広がった。その山々の合間のわずかな平地に、集落が見えてくる。
「あれか」
セツの声に、ランスの緊張が高まった。
(あそこに、姉さんがいるかもしれない……!)
目撃情報があった、ミクラ村である。
ミクラ村は、よくある長閑な山里だった。四方を迫るように山で囲まれ、限られた平地に家や田畑が密集しいる。
見上げれば、ピーヒョロロとトンビが鳴いて抜けるような青空を横切った。
村の中は草木と土の匂いが濃く、どこからかセミの鳴き声が聞こえる。道の両脇にはナスやキュウリが実った畑が広がり、腰を曲げて作業する女や年老いた男女の姿が見受けられた。男衆は山に入っているのだろう。
「この大きさの村なら商店もあるだろう。まずそこで聞こう」
歩けば、ほどなく二軒の店が見つかった。一軒は雑貨屋で、その向かいに食堂がある。
雑貨屋の方は店番が見えず、食堂の方は扉が閉まっていた。さて、どちらで聞こうかと悩む前に、食堂の扉が開き、エプロンを着けた男が大きな樽を持って店先に現れた。
「ま、魔法使い!?」
店主は黒いローブを見るなり、声を張り上げる。
こんな田舎では、魔法使いを見る機会も少ない。うおーと声を上げながら、樽をドン、と地面に落としてしまった。
「あんたらも飯かい? すまねえ、まだ仕込み中なんだ」
「あんたらも?」
「ああ、こないだも魔法使いが、通りかかったうちの村で飯を食ってって……」
男は首に巻いたタオルで汗を拭きながら、物珍しさにマジマジと魔法使いを眺める。
「俺の連れの、姉を探している。ファイエットという名の薬師なんだが、知らないか?」
セツがランスを示すより前に、若い店主はファイエットの名前に反応した。
「え! あの美人の薬師の弟さん!?」
ランスが大きく息を呑み、ついに見つけた手がかりに飛びついた。
「姉さんを知ってるのか!?」
「左目の下にほくろのある、あの美人なお姉さんだろ?」
ランスに両肩を掴まれ、驚きながらも店主は首肯する。
「弟さんか。目がそっくりだな」
「子どもの頃に魔獣に襲われて、生き別れになったんだ」
「それは気の毒に」
セツに聞き、店主はおおいに同情した。
「オレはこの通り元気だから、薬師のお世話になることもなくて、いつも眺めてるだけなんだが、彼女の面倒になってるもんも多い。雑貨屋のばあちゃんも……ちょっと待っててくれ!」
店主は言い残して向かいの商店に走っていくと、すぐに店の奥から老婆を引っ張り出してきた。
「イレーヌばあちゃん! この魔法使いのお兄ちゃんが!」
「ああ? なんだって?」
「だから! この魔法使いのお兄ちゃんが! 薬師のお姉さんの! 生き別れの! 弟さんなんだって!」
耳の遠いイレーヌ婆に、店主が大声で説明する。するとイレーヌ婆は仰天して、ランスの顔を骨ばった細い両手で挟んだ。
「よく顔を見せとくれ。ああ、ファイエットちゃんによく似てる。あの子はたいそう別嬪さんだけど、お兄ちゃんもいい男だ」
「本当に、姉さんが生きて……」
熱い物が込み上げてきて、ランスは言葉に詰まる。
イレーヌは、ポンポンとランスの肩を優しく叩いた。
「ファイエットちゃんは元気さね。よく効く薬をくれて、いつも労ってくれるよ。孫の嫁に欲しいくらいの、気立ての良いお嬢さんだ」
姉の姿が目に浮かぶ。
(ああ、姉さんだ。昔から、ちっともかわってない)
イレーヌ婆と魔法使いのやり取りに、農作業の手を止めて村人が集まりだす。
食堂の店主に事情を聞くと、皆が口々に喋りだした。
「ファイエットさんの弟さん!?」
「彼女には、いつもお世話になってるよ」
「ファイエットちゃんは、次はいつ来るんだっけ?」
村人たちが各々に話す中、誰かが聞いたその質問に、その場の全員が老婆を見つめた。
「えーと、持病の薬が今朝飲んで、残り一包だったから……」
指折り数え、イレーヌがハタと顔を上げる。
「今日だよ! ファイエットちゃんはいつも昼過ぎに来てくれるから、もうすぐだ!」
おお、とその場の全員がどよめいた。
「もうすぐ会えるぞ!」
「クレマン、ファイエットちゃんが来るまで、ここで待たせてやりなよ」
「もとろんさ! 魔法使い、遠慮せずにうちで待ってな!」
村人たちがランスに優しいのは、ファイエットがこの人たちに愛されているからだ。
村人から確かに姉の存在を感じられて、嬉しさと安堵にランスは泣きそうになる。
「有り難く好意に甘えて、待たせてもらおう、ランス」
涙を流さぬように、小さく頷くだけでランスは精一杯だった。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
❖ お知らせ ❖
読んでくださり、ありがとうございます!
3ー26 ネコ好きの、ネコ好きによる、ネコ好きのための は10/2(水)の夜、21時頃に投稿を予定しています。
卒業した後は、がむしゃらに仕事をした。一匹でも多く、魔獣を倒したかったから。
強くなって。
もっと強くなって。
この国の魔族を根絶やしにするのだ、と。
どれだけ息巻いても、胸にポッカリと空いた穴は埋まらなかった。
いくら魔獣を殺そうと、ランスの家族は返ってこなかった。
倒しても倒しても、虚しさだけが降り積もる。
(もし、姉さんが生きていたら……)
この虚しさも、胸の内の空洞も消えてなくなるのに。
トマスが見たのは、ファイエットである可能性が高い。
七年前、ランスは姉の生死を確認せず、ずっと姉は死んだものと思い込んでいた。
だから、何故魔者が姉の遺体を持ち去ったのか、ずっと疑問だったのだ。
けれど、姉が生きていたのなら。そして、姉を花嫁にするためなら、全ての謎が解ける。
人間のフリをしていたのも。
恋人になりすましていたのも。
両親を殺したのも。
姉を奪い去ったのも、全部、全部、ファイエットを手に入れるため。
魔者の卑劣なやり方に、ランスは腸が煮えくり返るようだった。
(許すものか)
ギリッと奥歯を噛みしめる。
(絶対に、姉さんを奪い返してやる……!)
その日の朝、ランスとセツは、シュエットゥ子爵の屋敷から風魔法『飛行』で飛び立った。
カヤの街を抜け、ビオ山を越える。ユフは山の島と呼ばれるだけあり、眼下にはいくつもの山が広がった。その山々の合間のわずかな平地に、集落が見えてくる。
「あれか」
セツの声に、ランスの緊張が高まった。
(あそこに、姉さんがいるかもしれない……!)
目撃情報があった、ミクラ村である。
ミクラ村は、よくある長閑な山里だった。四方を迫るように山で囲まれ、限られた平地に家や田畑が密集しいる。
見上げれば、ピーヒョロロとトンビが鳴いて抜けるような青空を横切った。
村の中は草木と土の匂いが濃く、どこからかセミの鳴き声が聞こえる。道の両脇にはナスやキュウリが実った畑が広がり、腰を曲げて作業する女や年老いた男女の姿が見受けられた。男衆は山に入っているのだろう。
「この大きさの村なら商店もあるだろう。まずそこで聞こう」
歩けば、ほどなく二軒の店が見つかった。一軒は雑貨屋で、その向かいに食堂がある。
雑貨屋の方は店番が見えず、食堂の方は扉が閉まっていた。さて、どちらで聞こうかと悩む前に、食堂の扉が開き、エプロンを着けた男が大きな樽を持って店先に現れた。
「ま、魔法使い!?」
店主は黒いローブを見るなり、声を張り上げる。
こんな田舎では、魔法使いを見る機会も少ない。うおーと声を上げながら、樽をドン、と地面に落としてしまった。
「あんたらも飯かい? すまねえ、まだ仕込み中なんだ」
「あんたらも?」
「ああ、こないだも魔法使いが、通りかかったうちの村で飯を食ってって……」
男は首に巻いたタオルで汗を拭きながら、物珍しさにマジマジと魔法使いを眺める。
「俺の連れの、姉を探している。ファイエットという名の薬師なんだが、知らないか?」
セツがランスを示すより前に、若い店主はファイエットの名前に反応した。
「え! あの美人の薬師の弟さん!?」
ランスが大きく息を呑み、ついに見つけた手がかりに飛びついた。
「姉さんを知ってるのか!?」
「左目の下にほくろのある、あの美人なお姉さんだろ?」
ランスに両肩を掴まれ、驚きながらも店主は首肯する。
「弟さんか。目がそっくりだな」
「子どもの頃に魔獣に襲われて、生き別れになったんだ」
「それは気の毒に」
セツに聞き、店主はおおいに同情した。
「オレはこの通り元気だから、薬師のお世話になることもなくて、いつも眺めてるだけなんだが、彼女の面倒になってるもんも多い。雑貨屋のばあちゃんも……ちょっと待っててくれ!」
店主は言い残して向かいの商店に走っていくと、すぐに店の奥から老婆を引っ張り出してきた。
「イレーヌばあちゃん! この魔法使いのお兄ちゃんが!」
「ああ? なんだって?」
「だから! この魔法使いのお兄ちゃんが! 薬師のお姉さんの! 生き別れの! 弟さんなんだって!」
耳の遠いイレーヌ婆に、店主が大声で説明する。するとイレーヌ婆は仰天して、ランスの顔を骨ばった細い両手で挟んだ。
「よく顔を見せとくれ。ああ、ファイエットちゃんによく似てる。あの子はたいそう別嬪さんだけど、お兄ちゃんもいい男だ」
「本当に、姉さんが生きて……」
熱い物が込み上げてきて、ランスは言葉に詰まる。
イレーヌは、ポンポンとランスの肩を優しく叩いた。
「ファイエットちゃんは元気さね。よく効く薬をくれて、いつも労ってくれるよ。孫の嫁に欲しいくらいの、気立ての良いお嬢さんだ」
姉の姿が目に浮かぶ。
(ああ、姉さんだ。昔から、ちっともかわってない)
イレーヌ婆と魔法使いのやり取りに、農作業の手を止めて村人が集まりだす。
食堂の店主に事情を聞くと、皆が口々に喋りだした。
「ファイエットさんの弟さん!?」
「彼女には、いつもお世話になってるよ」
「ファイエットちゃんは、次はいつ来るんだっけ?」
村人たちが各々に話す中、誰かが聞いたその質問に、その場の全員が老婆を見つめた。
「えーと、持病の薬が今朝飲んで、残り一包だったから……」
指折り数え、イレーヌがハタと顔を上げる。
「今日だよ! ファイエットちゃんはいつも昼過ぎに来てくれるから、もうすぐだ!」
おお、とその場の全員がどよめいた。
「もうすぐ会えるぞ!」
「クレマン、ファイエットちゃんが来るまで、ここで待たせてやりなよ」
「もとろんさ! 魔法使い、遠慮せずにうちで待ってな!」
村人たちがランスに優しいのは、ファイエットがこの人たちに愛されているからだ。
村人から確かに姉の存在を感じられて、嬉しさと安堵にランスは泣きそうになる。
「有り難く好意に甘えて、待たせてもらおう、ランス」
涙を流さぬように、小さく頷くだけでランスは精一杯だった。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
❖ お知らせ ❖
読んでくださり、ありがとうございます!
3ー26 ネコ好きの、ネコ好きによる、ネコ好きのための は10/2(水)の夜、21時頃に投稿を予定しています。
0
あなたにおすすめの小説
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
「犯人は追放!」無実の彼女は国に絶対に必要な能力者で“価値の高い女性”だった
佐藤 美奈
恋愛
セリーヌ・エレガント公爵令嬢とフレッド・ユーステルム王太子殿下は婚約成立を祝した。
その数週間後、ヴァレンティノ王立学園50周年の創立記念パーティー会場で、信じられない事態が起こった。
フレッド殿下がセリーヌ令嬢に婚約破棄を宣言した。様々な分野で活躍する著名な招待客たちは、激しい動揺と衝撃を受けてざわつき始めて、人々の目が一斉に注がれる。
フレッドの横にはステファニー男爵令嬢がいた。二人は恋人のような雰囲気を醸し出す。ステファニーは少し前に正式に聖女に選ばれた女性であった。
ステファニーの策略でセリーヌは罪を被せられてしまう。信じていた幼馴染のアランからも冷たい視線を向けられる。
セリーヌはいわれのない無実の罪で国を追放された。悔しくてたまりませんでした。だが彼女には秘められた能力があって、それは聖女の力をはるかに上回るものであった。
彼女はヴァレンティノ王国にとって絶対的に必要で貴重な女性でした。セリーヌがいなくなるとステファニーは聖女の力を失って、国は急速に衰退へと向かう事となる……。
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
「追放された雑用係の俺、《真理の鑑定眼》で隠れた天才を集めたら最強パーティになっていた」
きりざく
ファンタジー
ブラック企業で過労死した男は、異世界に転生し《真理の鑑定眼》を授かった。
それは人や物の“本当の価値”、隠された才能、そして未来の到達点までを見抜く能力だった。
雑用係として軽視され、ついには追放された主人公。
だが鑑定眼で見えたのは、落ちこぼれ扱いされていた者たちの“本物の才能”だった。
初見の方は第1話からどうぞ(ブックマークで続きが追いやすくなります)。
評価されなかった剣士、魔力制御に欠陥を抱えた魔法使い、使い道なしとされた職業――
主人公は次々と隠れた逸材を見抜き、仲間に迎え入れていく。
やがて集ったのは、誰もが見逃していた“未来の最強候補”たち。
鑑定で真価を示し、結果で証明する成り上がりの冒険が始まる。
これは、見る目のなかった世界を置き去りに、
真の才能を集めて最強パーティへと成り上がる物語。
女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます
ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。
前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。
社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。
けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。
家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士――
五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。
遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。
異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。
女性希少世界の社交界で、自分の幸せを選べるようになるまでの
ほのぼの甘い逆ハーレム恋愛ファンタジー。
拝啓。私を追い出した皆様へ! 化け物と噂の辺境伯に嫁がされましたが噂と違い素敵な旦那様と幸せに暮らしています。
ハーフのクロエ
恋愛
公爵家の長女のオリビアは実母が生きている時は公爵家令嬢として育ち、8歳の時、王命で王太子と婚約して12歳の時に母親が亡くなり、父親の再婚相手の愛人だった継母に使用人のように扱われていた。学園の卒業パーティーで婚約破棄され、連れ子の妹と王太子が婚約してオリビアは化け物と噂のある辺境伯に嫁がされる。噂と違い辺境伯は最強の武人で綺麗な方でオリビアは前世の日本人の記憶持ちで、その記憶と魔法を使い領地を発展させて幸せになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる