Aセクシャルの人

セリー

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変な男の人たち

外国人モデル その2

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布団の中からマークに呼ばれ
私は躊躇なくマークのいる布団の中に滑り込んだ。

布団の中で抱き合って、長めのキスをしたが

不思議なもので

初めてだったのに、以前した記憶があるかのように、さほど緊張もせずに自然の流れでマークとセックスをしてしまった。



決して気持ち良くはなかった。
初めてだったので挿入された際に嫌な鈍痛があった。

痛いとは話に聞いていたが、切れるような鋭い痛みではなく、鈍い痛みだった。

なぜみんなこんな事をするのだろう?何がいいんだろう?というのが率直な感想だった。

「痛そうだったね」
とマークに言われた。どうやら顔をしかめていたらしい。

「うん、だって初めてだったから」
と私が言うと
「ほんと?」
とマークは少し驚いていた。

そうなのだ、19才ならとっくに経験済みだと世間は思っているのだろう。それだけみんな早く済ませているのだ。
私はセックスの経験を急がなかった。しなくてもいいとさえ思っていた。

しかし、マークの美貌に惑わされ、まんまとしてしまったのだ。

それからマークに色んなことを教えてもらった。

舐める時には歯を立てちゃダメだよ、唇と舌で包み込むようにするんだよ、と自分のものを私に舐めさせた。
真面目な私は言われた通り一生懸命ご奉仕したが、マークの方は大喜びで気持ち良さそうな声を上げた。あっという間に口の中で発射され、ううう、とのたうち回る私に「飲んで!」と彼は強要した。正直、挿入時よりこちらの方が衝撃的だった。私は必死に抵抗し首を振ったが、マークは飲めの一点張りで「プロテインが摂れるよ!」と訳の分からない事を言っていた。


マークと会ってから三度目。
漠然と「つまんないな」と思った。

会えばセックスをしたが、まだセックスの気持ちよさが分からなかった。正直、するのが面倒だった。

それに話も合わなかった。
お互い生まれ育ったバックボーンが違い過ぎた。

私はロックが好きで、出かけると言ったらライブハウスやクラブくらい。
一方、マークは、23才ながらモデル稼業で世界中を転々とし、アフリカに住んでいた経験もある。彼の方が物をよく知り、見解が広く、好奇心旺盛で、色んな経験をしたがった。また、ロックを「ティーンエイジャーの音楽だ」とバカにした。

分からない日本語や日本の習慣があれば積極的に私に尋ね、ニュースを見れば議論したがった。

それが私にはウザかったのだ。







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