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再会の行方
再会
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「……そんな……」
(精霊の……魔法?)
普通の人間には、全く分からない大規模で強い結界がある。これは、精霊の血を継ぐ精霊人だからこそ分かる結界。精霊人でもある程度高位でなければ気付けない結界が。
――通れない?ここまで来て?諦める?ラファルクス?それとも、彼女が来るまで待てというのか?何ディフェル(※何日)も?何ウィテル(※何ヶ月)も?――
「5ティファル(※5年)も待ったんだ、今更待てるかっ!!」
怒りのままに結界へと足を踏み入れた、その時。
首から掛けていた赤い石が強烈な光を放ち、襟元から飛び出し結界に突撃するかのように紐を伸ばした状態で引っ張られ、赤い石はそのまま宙に留まる。
「うわっ?!」
強烈な光に目を閉じれば、少しだけ光が弱まり、辺りを見回す事が出来るようになり、気付く。
精霊の結界内だが精霊の魔法が発動してない事に。この赤い石が通行証の役割をしている事に。
そして、目の前にある道が、ラファルクスへと続く道なのだと。
――見える。道が……あの人へと続く道が!!――
私の視線を少し下げた先に、赤い石が先導するかのように、宙に漂い浮いている。
――この先に、彼女がいる。唯一私の心を占める女性――
数ゼティルム(※数時間)ひたすら彼女を想い、歩き続けていると、突如、石が右の方向へと向きを変える。
(森……?)
石の向く方へと歩みを進めると、広大な草原に出会した。
(草原がある……。見渡す限りの草の海だ……。何でこんな所……)
色とりどりの草花が咲き誇る中、石が指し示す正面に赤い、忘れもしない鮮やかな赤が視界に入る。
「……ラファルクス……?」
ぽそっと、何度も何度も心で呼び続け、飽きる事なく口にした名前を、誰に言うでもなく、ただ思わず呟いたその時。
こちらに背を向けていた赤い人が振り向き声を上げる。
「ナクラル!」
懐かしい、あの声で。
「来い!」
その瞬間、私は荷物を放り投げ走り出していた。足を草に取られながらも、ただ、心の赴くままに。
そんな私を彼女は受け止め、抱き締めてくれる。あの、懐かしい声で。
「お前はもう、私のものだ」
これにて一先ず終了です!これ以上書くとR15がR18になりそうなので。(気が向いたら続きを書く……かも?その時はまた宜しくです)
(精霊の……魔法?)
普通の人間には、全く分からない大規模で強い結界がある。これは、精霊の血を継ぐ精霊人だからこそ分かる結界。精霊人でもある程度高位でなければ気付けない結界が。
――通れない?ここまで来て?諦める?ラファルクス?それとも、彼女が来るまで待てというのか?何ディフェル(※何日)も?何ウィテル(※何ヶ月)も?――
「5ティファル(※5年)も待ったんだ、今更待てるかっ!!」
怒りのままに結界へと足を踏み入れた、その時。
首から掛けていた赤い石が強烈な光を放ち、襟元から飛び出し結界に突撃するかのように紐を伸ばした状態で引っ張られ、赤い石はそのまま宙に留まる。
「うわっ?!」
強烈な光に目を閉じれば、少しだけ光が弱まり、辺りを見回す事が出来るようになり、気付く。
精霊の結界内だが精霊の魔法が発動してない事に。この赤い石が通行証の役割をしている事に。
そして、目の前にある道が、ラファルクスへと続く道なのだと。
――見える。道が……あの人へと続く道が!!――
私の視線を少し下げた先に、赤い石が先導するかのように、宙に漂い浮いている。
――この先に、彼女がいる。唯一私の心を占める女性――
数ゼティルム(※数時間)ひたすら彼女を想い、歩き続けていると、突如、石が右の方向へと向きを変える。
(森……?)
石の向く方へと歩みを進めると、広大な草原に出会した。
(草原がある……。見渡す限りの草の海だ……。何でこんな所……)
色とりどりの草花が咲き誇る中、石が指し示す正面に赤い、忘れもしない鮮やかな赤が視界に入る。
「……ラファルクス……?」
ぽそっと、何度も何度も心で呼び続け、飽きる事なく口にした名前を、誰に言うでもなく、ただ思わず呟いたその時。
こちらに背を向けていた赤い人が振り向き声を上げる。
「ナクラル!」
懐かしい、あの声で。
「来い!」
その瞬間、私は荷物を放り投げ走り出していた。足を草に取られながらも、ただ、心の赴くままに。
そんな私を彼女は受け止め、抱き締めてくれる。あの、懐かしい声で。
「お前はもう、私のものだ」
これにて一先ず終了です!これ以上書くとR15がR18になりそうなので。(気が向いたら続きを書く……かも?その時はまた宜しくです)
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