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後日談
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本当は、女が嫌いなのでは無く、女は恋愛対象外と言うだけなのだが、マッドの事情を知らない女傭兵は、勝手に憤慨しているようだ。
そもそも人には各々違った好みが有り、皆が皆、同じ相手に好意を持つ訳では無いのだが、自分の容姿に自信が有る女傭兵は、理解しているのかいないのか。
見掛けだけで好意を持てたとしても、中身がこれでは、本当に良い男は捕まえられないだろう事を理解すれば良いのにと、マッドは呆れるしかない。
「貴女のような自己中な女性に、マッドさんやダンさんが捕まえられる筈が無いじゃないですか。貴女に捕まえられるのは、三流か、女性に免疫の無い人達ですよ。顔や身体を目当てに来る三流と一緒にしないで頂きたい。もっとも、低脳な貴女には三流でも勿体無いですけどね」
ライラの言葉と態度が、段々と頭に来る女傭兵が、ライラに怒鳴る。
「あんた、何様のつもりよ!!」
そんな女傭兵を、冷たく、淡々と言い返すライラ。
「元貴族ですが。僕は貴族位を返上しただけで、罪人では有りませんので、国民でも無い貴女よりは身分が上ですよ。勿論普通の一般人も、貴女よりは上になります。そもそも、貴族でも無く国民でも無い貴女達の身分が、一番下になるのは当然でしょう。その一番の下っ端が、一番上に当たる王族に喧嘩を売って、勝てる訳が無いと言う事を、いい加減、学んだら如何ですか?身分制度が嫌なら、最初から自国を出なければ良かったんですよ。まぁ、今更ですけどね」
確かに今更だろう。
もう手遅れでしか無いのだから。
「俺の嫁に何様だと言うお前こそ、何様のつもりだ?いい加減自身の立ち位置を理解しろや。お前は罪人だと言われてんだろが。それともこんな普通の部屋じゃなく、牢屋にでも放り込んでやろうか?そしたらちっとは罪人だと理解出来るだろうよ」
マッドは女傭兵に、紛れも無く強い殺気を放つと、女傭兵は腰を抜かし、その場で倒れて、床が濡れていく。
どうやら失神だけでなく、失禁もしたようだ。
マッドにしろダンにしろ、仲間に殺気を放つ事は無いし、ダンも昨日は周囲に人がいたのである程度押さえていたが、ここは女傭兵の部屋で、他に迷惑を掛ける事は無いから、マッドは容赦無い殺気を向けるのだ。
気を失い、失禁している女傭兵に、団長は溜め息を吐く。
「お前……馬鹿にも程が有るぞ。ダンやマッドを敵に回せば、殺気を飛ばされるのは当然だろう。昨日は外だったからダンは加減してくれたんだろうが、身内に関する揶揄や暴言は、家族を大事にしてる二人にとって、見過ごさない案件だってのに……」
その昔、一緒に仕事をしていた時期に、ダンの母親が風の王様のモデルだと知った者が、ダンを揶揄った事が有る。
その時、思い切りシメられていた男がいた事を、団長は思い出していたのだった。
そもそも人には各々違った好みが有り、皆が皆、同じ相手に好意を持つ訳では無いのだが、自分の容姿に自信が有る女傭兵は、理解しているのかいないのか。
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ライラの言葉と態度が、段々と頭に来る女傭兵が、ライラに怒鳴る。
「あんた、何様のつもりよ!!」
そんな女傭兵を、冷たく、淡々と言い返すライラ。
「元貴族ですが。僕は貴族位を返上しただけで、罪人では有りませんので、国民でも無い貴女よりは身分が上ですよ。勿論普通の一般人も、貴女よりは上になります。そもそも、貴族でも無く国民でも無い貴女達の身分が、一番下になるのは当然でしょう。その一番の下っ端が、一番上に当たる王族に喧嘩を売って、勝てる訳が無いと言う事を、いい加減、学んだら如何ですか?身分制度が嫌なら、最初から自国を出なければ良かったんですよ。まぁ、今更ですけどね」
確かに今更だろう。
もう手遅れでしか無いのだから。
「俺の嫁に何様だと言うお前こそ、何様のつもりだ?いい加減自身の立ち位置を理解しろや。お前は罪人だと言われてんだろが。それともこんな普通の部屋じゃなく、牢屋にでも放り込んでやろうか?そしたらちっとは罪人だと理解出来るだろうよ」
マッドは女傭兵に、紛れも無く強い殺気を放つと、女傭兵は腰を抜かし、その場で倒れて、床が濡れていく。
どうやら失神だけでなく、失禁もしたようだ。
マッドにしろダンにしろ、仲間に殺気を放つ事は無いし、ダンも昨日は周囲に人がいたのである程度押さえていたが、ここは女傭兵の部屋で、他に迷惑を掛ける事は無いから、マッドは容赦無い殺気を向けるのだ。
気を失い、失禁している女傭兵に、団長は溜め息を吐く。
「お前……馬鹿にも程が有るぞ。ダンやマッドを敵に回せば、殺気を飛ばされるのは当然だろう。昨日は外だったからダンは加減してくれたんだろうが、身内に関する揶揄や暴言は、家族を大事にしてる二人にとって、見過ごさない案件だってのに……」
その昔、一緒に仕事をしていた時期に、ダンの母親が風の王様のモデルだと知った者が、ダンを揶揄った事が有る。
その時、思い切りシメられていた男がいた事を、団長は思い出していたのだった。
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