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SS置き場
累計9500000ポイント突破記念♪ ~裏でのやり取り~
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「ああ、これはこれは……。私の趣味の相手を沢山手配して下さるようだな。あのエヴァンス家に目を付けられるなんて、馬鹿もいい所だが、私にとっては好都合だ。最近、こちらに送られて来る馬鹿が減っていたので退屈していたからな。さて、何で遊ぼうか?痛い思いをしなければ理解出来ない者達に、どう言った調教を施そうか……」
そう言うと、普段はあまり使用しない、使用したくてもあまり使用する機会の無い部屋へと入る。
そこには、拘束具や拷問具のような物が、数多く置かれている。
彼はエヴァンス姓の者と、とある契約をしている者だ。
エヴァンス家の敵と成り得る者や王家の敵と成り得る相手を手元に送るので、その相手に限り、好きにして良いと言う歴代国王陛下のお墨付きを与える代わりに、エヴァンス家の本来の役割を、身内を含めた他の貴族には、一切喋らないと言う誓約。そしてお墨付きを悪用しない事と言った、常識的な範囲内の契約だ。
彼からすれば、本来知り得なかった裏事情を、知らなかった時と同様に黙ってさえ居れば、合法的に、己の性癖を思う存分発散させる事の出来る相手を貰えるのだから、これ程良い裏取り引きは無い。
元々彼は、罪人の取り調べを行う職に志願していたが、高位貴族の嫡男がなる仕事では無いと周囲から猛反対を受け、諦め切れず思案していた頃に、ジルギリスが彼に話を持ち掛け、一も二も無く飛び付いたようだ。
表向き彼は男色で通っているが、実はどちらも行ける口の嗜虐嗜好のドSで、領地も有るが、エヴァンス家の呼び出しを、何よりも心待ちにしている。
相手は男女拘わらず、性犯罪を企み実行に移そうとした者達だ。
犯すも殺すも彼の自由が黙認されているのだから、これ程旨い話は無いだろう。
「飽きたら犯罪者集団の流刑場が有る辺境伯領に送り込んでも良いと言われてるが、折角の獲物だ。丁重に迎え入れてやろうではないか」
目に付いた道具を優しく撫でながら、彼はクツクツと嗤った。
一方、同じような手紙が届いたとある屋敷内では、こんな会話がなされていた。
「あら。面白い内容のお手紙が、エヴァンス家のご子息から届いてるわ」
「ああ、ジルギリス殿のご子息ですね。何と言っておられるので?」
「リリー様からも気に入られた未来の花嫁に、害意を抱くお馬鹿な令嬢が居るのですって♪その令嬢達を好きにしても良いそうよ。ほら、ご丁寧にリストと詳細まで入っているわ。身の程知らずな令嬢達ねぇ♪」
彼女は執事にその手紙を差し出し、扇を広げてニンマリと微笑む。
その姿はさながら悪役令嬢……と言うよりは、女帝や女王のようだと言った方が、しっくりするだろう。
「先ずは証拠集めをして頂戴。いつもの如く、エヴァンス家の者達がある程度集めていて下さるでしょうから、それも引き継いでご両親に差し出し、修道院に行かせるか、令嬢の身柄をわたくしに差し出させるかを決めて貰いなさい。大人しく修道院に行くので有ればそれも良し。わたくしの所で淑女教育を一から学ばせるも良しですが、わたくしの方へと来る気で有れば、徹底的に矯正させるので死ぬ気で来いとも伝えなさい。ただし、修道院は規律の厳しい場所で、一度入れば出られないと言われる所ですし、わたくしの再教育は生半可な物では無い事も教えてあげなさいな。わたくしとしては、是非ともこちらを選んで欲しいものですわ。本物の淑女がどういう者かを骨の髄まで思い知らせてやりたいですもの」
彼女を選べば貴族令嬢として生き残る可能性は有るには有るが、それは彼女の淑女教育が終了すればで有り、終了しなければ一生結婚する事も出来ないまま、死ぬまで令嬢としてその淑女教育を続けさせられると言う事になる。
性犯罪や殺害を企てた者は前者、企てて無かった者は後者だが、あのエヴァンス家に目を付けられ、ある程度実行に移した事が、その者の末路を決定付けた事に他なら無かったのだった。
*****
※いつも有難う御座います~!
最近急激に暑くなってきましたねぇ。
熱中症になる方も増えてきてるそうなので、充分な水分補給を行い、元気にお過ごし下さい!
まろやんさんからの、屑共には~と言う感想から派生したお二方です(笑)
最初の前者の彼は男色で野郎共のみの相手と考えていましたが、途中、嗜虐性癖が強いのなら、男女の性別無視りそうだよね~となり、両刀使いになりました。
後者の彼女はリリーと親しい女性で、リリーの信奉者と言った感じです。
まろやんさん有難う御座いました♪
少しでもお楽しみ頂けたら幸いです!
そう言うと、普段はあまり使用しない、使用したくてもあまり使用する機会の無い部屋へと入る。
そこには、拘束具や拷問具のような物が、数多く置かれている。
彼はエヴァンス姓の者と、とある契約をしている者だ。
エヴァンス家の敵と成り得る者や王家の敵と成り得る相手を手元に送るので、その相手に限り、好きにして良いと言う歴代国王陛下のお墨付きを与える代わりに、エヴァンス家の本来の役割を、身内を含めた他の貴族には、一切喋らないと言う誓約。そしてお墨付きを悪用しない事と言った、常識的な範囲内の契約だ。
彼からすれば、本来知り得なかった裏事情を、知らなかった時と同様に黙ってさえ居れば、合法的に、己の性癖を思う存分発散させる事の出来る相手を貰えるのだから、これ程良い裏取り引きは無い。
元々彼は、罪人の取り調べを行う職に志願していたが、高位貴族の嫡男がなる仕事では無いと周囲から猛反対を受け、諦め切れず思案していた頃に、ジルギリスが彼に話を持ち掛け、一も二も無く飛び付いたようだ。
表向き彼は男色で通っているが、実はどちらも行ける口の嗜虐嗜好のドSで、領地も有るが、エヴァンス家の呼び出しを、何よりも心待ちにしている。
相手は男女拘わらず、性犯罪を企み実行に移そうとした者達だ。
犯すも殺すも彼の自由が黙認されているのだから、これ程旨い話は無いだろう。
「飽きたら犯罪者集団の流刑場が有る辺境伯領に送り込んでも良いと言われてるが、折角の獲物だ。丁重に迎え入れてやろうではないか」
目に付いた道具を優しく撫でながら、彼はクツクツと嗤った。
一方、同じような手紙が届いたとある屋敷内では、こんな会話がなされていた。
「あら。面白い内容のお手紙が、エヴァンス家のご子息から届いてるわ」
「ああ、ジルギリス殿のご子息ですね。何と言っておられるので?」
「リリー様からも気に入られた未来の花嫁に、害意を抱くお馬鹿な令嬢が居るのですって♪その令嬢達を好きにしても良いそうよ。ほら、ご丁寧にリストと詳細まで入っているわ。身の程知らずな令嬢達ねぇ♪」
彼女は執事にその手紙を差し出し、扇を広げてニンマリと微笑む。
その姿はさながら悪役令嬢……と言うよりは、女帝や女王のようだと言った方が、しっくりするだろう。
「先ずは証拠集めをして頂戴。いつもの如く、エヴァンス家の者達がある程度集めていて下さるでしょうから、それも引き継いでご両親に差し出し、修道院に行かせるか、令嬢の身柄をわたくしに差し出させるかを決めて貰いなさい。大人しく修道院に行くので有ればそれも良し。わたくしの所で淑女教育を一から学ばせるも良しですが、わたくしの方へと来る気で有れば、徹底的に矯正させるので死ぬ気で来いとも伝えなさい。ただし、修道院は規律の厳しい場所で、一度入れば出られないと言われる所ですし、わたくしの再教育は生半可な物では無い事も教えてあげなさいな。わたくしとしては、是非ともこちらを選んで欲しいものですわ。本物の淑女がどういう者かを骨の髄まで思い知らせてやりたいですもの」
彼女を選べば貴族令嬢として生き残る可能性は有るには有るが、それは彼女の淑女教育が終了すればで有り、終了しなければ一生結婚する事も出来ないまま、死ぬまで令嬢としてその淑女教育を続けさせられると言う事になる。
性犯罪や殺害を企てた者は前者、企てて無かった者は後者だが、あのエヴァンス家に目を付けられ、ある程度実行に移した事が、その者の末路を決定付けた事に他なら無かったのだった。
*****
※いつも有難う御座います~!
最近急激に暑くなってきましたねぇ。
熱中症になる方も増えてきてるそうなので、充分な水分補給を行い、元気にお過ごし下さい!
まろやんさんからの、屑共には~と言う感想から派生したお二方です(笑)
最初の前者の彼は男色で野郎共のみの相手と考えていましたが、途中、嗜虐性癖が強いのなら、男女の性別無視りそうだよね~となり、両刀使いになりました。
後者の彼女はリリーと親しい女性で、リリーの信奉者と言った感じです。
まろやんさん有難う御座いました♪
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