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後日談
十数年越しの再会 1
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下町からの帰りで、マッドとライラがクルルフォーン邸へと帰ってきた時に、門の前に一人の女が立っていた。
手にはメモのような物を持っている。が、その格好は、傭兵その物だ。
(女傭兵が、貴族のクルルフォーン家に何の用なのかしらぁ?)
そんな事を思っていたら、距離の近くなった相手の女が、マッドの方を振り返る。
(んん~?何か……懐かしい気になった、ような?)
マッドが歩みは止めずに内心首を傾げていると、その瞳が見る見る内にキラキラと輝き出し、両手を広げてマッドに飛び付き歓声を上げた。
「マッドちゃ~ん!会いたかったよぉー!!」
いきなりマッドに飛び付いた女をマッドは何とか引き剥がそうとしたのだが、その動きを止め、マジマジと女の顔を見る。
「ちょっ?!……あんた、サリサ?サリサなの?!」
「マッドちゃんマッドちゃんマッドちゃん~!マッドちゃん会いたかった~!!」
マッドに抱き付いたまま、ぐりぐりと頭をマッドの胸に擦り付ける女。
「あたしもサリサには会いたかったわよぉ~!けど、他の皆はどうしたの?!」
サリサと呼んだ相手にマッドは嬉しそうな笑顔を見せるその様子を見て、ライラは無言で冷たい視線をマッドとサリサと呼ばれた女に向ける。
その視線に気付いたマッドは、慌ててライラに弁解する。
「……ってライちゃん誤解だからぁ~!!!」
「……ライ、ちゃん?」
「僕は席を外した方が良いんですかね?女嫌いのマッドさん?」
ライラが冷たく言い放つ。
「ダメダメダメぇ~!!!誤解だから!本っ当に誤解だからぁ~~~!!!」
マッドは真っ青な顔で、ライラに縋り付こうとするが、サリサがくっ付いたままなので、動けない。
本来のマッドなら引き剥がす事は簡単なのだろうが、サリサと言う女の登場で、そんな事も吹っ飛ぶ程動揺しているのか、ライラの冷たい態度に動揺しているのか、マッド本人にすら分かっていないだろう。
「手紙に書かれてた、マッドちゃんのお婿さん~?!うっわぁ~!こんなに美人さんだったなんて、吃驚~!!」
「サリサ!挨拶!!それと、離れて!」
「はいはぁ~い♪はっじめましてぇ!末の妹のサリサでぇ~っす♪マッドちゃんの他に、兄が二人と姉が一人いますが、今回マッドちゃんに会いに、二人の兄と一緒に来ました!本当は姉も来たがってたんだけど、旦那さんの都合で来れなくなっちゃったから、マッドちゃんに結婚おめでとうと、旦那さんと都合付けて会いに行くから待っとけって言ってたよ~♪」
ライラは、妹なら妹と、それを早く言えと言わんばかりの冷たい視線で、マッドをジトッと見返していた。
手にはメモのような物を持っている。が、その格好は、傭兵その物だ。
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「マッドちゃ~ん!会いたかったよぉー!!」
いきなりマッドに飛び付いた女をマッドは何とか引き剥がそうとしたのだが、その動きを止め、マジマジと女の顔を見る。
「ちょっ?!……あんた、サリサ?サリサなの?!」
「マッドちゃんマッドちゃんマッドちゃん~!マッドちゃん会いたかった~!!」
マッドに抱き付いたまま、ぐりぐりと頭をマッドの胸に擦り付ける女。
「あたしもサリサには会いたかったわよぉ~!けど、他の皆はどうしたの?!」
サリサと呼んだ相手にマッドは嬉しそうな笑顔を見せるその様子を見て、ライラは無言で冷たい視線をマッドとサリサと呼ばれた女に向ける。
その視線に気付いたマッドは、慌ててライラに弁解する。
「……ってライちゃん誤解だからぁ~!!!」
「……ライ、ちゃん?」
「僕は席を外した方が良いんですかね?女嫌いのマッドさん?」
ライラが冷たく言い放つ。
「ダメダメダメぇ~!!!誤解だから!本っ当に誤解だからぁ~~~!!!」
マッドは真っ青な顔で、ライラに縋り付こうとするが、サリサがくっ付いたままなので、動けない。
本来のマッドなら引き剥がす事は簡単なのだろうが、サリサと言う女の登場で、そんな事も吹っ飛ぶ程動揺しているのか、ライラの冷たい態度に動揺しているのか、マッド本人にすら分かっていないだろう。
「手紙に書かれてた、マッドちゃんのお婿さん~?!うっわぁ~!こんなに美人さんだったなんて、吃驚~!!」
「サリサ!挨拶!!それと、離れて!」
「はいはぁ~い♪はっじめましてぇ!末の妹のサリサでぇ~っす♪マッドちゃんの他に、兄が二人と姉が一人いますが、今回マッドちゃんに会いに、二人の兄と一緒に来ました!本当は姉も来たがってたんだけど、旦那さんの都合で来れなくなっちゃったから、マッドちゃんに結婚おめでとうと、旦那さんと都合付けて会いに行くから待っとけって言ってたよ~♪」
ライラは、妹なら妹と、それを早く言えと言わんばかりの冷たい視線で、マッドをジトッと見返していた。
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