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~デ・フォン領域~
モデルはちゃんとありますよ♪
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取り出したのは、掌サイズの魔銃弾銃♪
勿論、製作者は僕で、通常とは異なる特殊な物だ。僕はこれを魔法弾銃と呼んでいる。
通常、市販で売られてる魔銃弾銃は、使用者の魔力を弾に換えて射つ物であって、使用者の属性は関係無く射てるが、その弾からは属性は殆ど抜けてしまうのが一般的だ。
それと、値段は高くなるけど魔石による属性付加が付いた物で、属性を変換する物と、自身と付加属性が同じ物で威力を引き上げる物がある。
だから、魔力さえ持っていれば、魔法を使えなくても使用可能だ。ただ、極稀に魔力無しの人間もいたりするから、そういった人や魔力の低い人には向かない武器ではあるが。
僕が作ったこの魔法弾銃は、魔力を弾に換える物ではなく、魔法を籠めた弾を装填して使用し、弾に込められた魔法が着弾する事により発動するという物。
なので、魔力が無かろうと低かろうと問題なく使用出来、弾さえ有れば誰でも使用可能になる。
とはいえこれも登録機能を付けてるけどね。
後、最初は弾に魔法が入っていない為、魔法を使える人に籠めて貰わないと単なる魔銃弾銃と変わらない物になる。その弾は、魔法が籠って無い場合は六角形の白い結晶石のような弾だけど、魔法を籠めるとその属性色になる。ただし、同じ属性でも威力や範囲、特性が違うから、弾に魔法名とかを記入して保管しないと混ざった場合判らなくなるからね。
僕はこの弾を魔法弾と呼んでるけど、この魔法弾に特部の兄さん達を始め、色んな人の魔法を籠めて貰ってる。
その中から、イル兄に籠めて貰ってた魔法弾を取り出して……っと。
カチンッ
「……ってお前、銃なんて取り出して何する気だ?!」
透明な魔法弾を銃にセットし、部屋の中央に撃ち込む!
ドンッ!
「「なっ?!?」」
部屋へと撃ち込んだ瞬間、時空魔法が発動した。
イル兄に籠めて貰った魔法は、無機物にのみ時間を1ゼティルム(※1時間)だけ戻すという物。とはいえ、機械とか稼働してるのは含まれて無い、一番軽い時空魔法弾だ。
部屋やジオーヌの服が、逆再生のように、みるみる元に戻っていく。
よし、元通り♪
「……はぁあ?!?」
「……これは……」
驚く二人に説明をする僕。
「市販の物と違い、銃弾を別にしてるんだよ。だから、特部の兄さんで時空魔法を使える人に、時空魔法を籠めて貰ったんだ♪弾を装填する手間はあるけど、弾に籠められた魔法は着弾と同時に発動するから、色んな人に協力して貰ってるんだ♪風魔法はアル兄に、神聖魔法はレノ兄に、って具合に。精霊魔法とか召喚魔法は契約者じゃないから無理だけど、普通の魔法なら大体籠められるよ。因みに、治癒魔法も籠められるけど、相手が怖がったりするだろうから籠めて貰ってないけどね。それと、銃の使用者の魔力は一切使わないから、魔力切れを心配する事はない。まぁその代わり、銃弾の数や種類を把握しなきゃ意味ないけどね」
「何つぅ物を造りやがる……。ってか、まさかこれって……」
リクが何かに気付いたような顔を僕に向ける。
「あ、気付いた?古代の幻の魔杖と言われる、至上の杖がモデルだよ♪あっちは敵の魔法を吸収して、好きなタイミングで吸収した魔法を放てるってなってたけど、僕は魔法使いじゃないから銃にした。因みに、杖じゃないけど、剣やアクセサリーなら作った事あるよ。ただ、剣だと吸収した魔法を使わないと次のが吸収出来ないし、アクセサリーだと複数吸収するには核となる石が多くなって、じゃらじゃらと音がなるし、記入や印が付け難いから銃にした」
「眉唾物と言われる物をお前は……」
「そうは言っても、実在した物として、載ってたよ。当時の文献に」
「……当時?……おい、それってまさか……」
リクの瞳が、キラキラを通り越してギラギラとしてる。
うん、まぁ、いいんだけどね。
「お察しの通り、あるよ。僕ん家の蔵書に。ただし、製造方法とかはないけどね」
まぁ、ヒントになりそうな文面は何ヵ所かあるけど。
「クソッ!絶対お前ん家に招待される程に親しくなってやる!!」
「あー、それはいいけど、僕もうちょっとしたら旅立つよ?デ・マームに長居したけど、連れに色んな場所を見せたいから」
「はぁ?もっと居ろよ!親しくなれねぇだろが!」
「そう言われてもなぁ。そもそも家にはまだまだ帰らないよ。僕、あちこち旅する為に家を出たばっかなんだから」
「多少仲良くなるのは構いませんが、手は出さないで下さいね?ラルは既に予約済みです」
アル兄が珍しく、会話に割り込む。
「俺はノーマルだ。そんな趣味は持ってねぇよ」
「だからですよ。ラルは女の子です。私が求婚してるので、手は絶対出さないで下さいね?」
アル兄、口は笑ってるけど目は笑ってないよ?そんな牽制しなくても、僕、男の子に間違われてるからね。
「はぁあぁっっ?!?女……女の子?!?嘘だろ?!お前、男じゃないのかよ?!」
そうよく言われるので、僕もお決まりとなった台詞をリクに返す。
「僕、男だって言った覚えは一度も無いよ。ってかアル兄、言わなきゃリクは気付かなかったのに」
勿論、製作者は僕で、通常とは異なる特殊な物だ。僕はこれを魔法弾銃と呼んでいる。
通常、市販で売られてる魔銃弾銃は、使用者の魔力を弾に換えて射つ物であって、使用者の属性は関係無く射てるが、その弾からは属性は殆ど抜けてしまうのが一般的だ。
それと、値段は高くなるけど魔石による属性付加が付いた物で、属性を変換する物と、自身と付加属性が同じ物で威力を引き上げる物がある。
だから、魔力さえ持っていれば、魔法を使えなくても使用可能だ。ただ、極稀に魔力無しの人間もいたりするから、そういった人や魔力の低い人には向かない武器ではあるが。
僕が作ったこの魔法弾銃は、魔力を弾に換える物ではなく、魔法を籠めた弾を装填して使用し、弾に込められた魔法が着弾する事により発動するという物。
なので、魔力が無かろうと低かろうと問題なく使用出来、弾さえ有れば誰でも使用可能になる。
とはいえこれも登録機能を付けてるけどね。
後、最初は弾に魔法が入っていない為、魔法を使える人に籠めて貰わないと単なる魔銃弾銃と変わらない物になる。その弾は、魔法が籠って無い場合は六角形の白い結晶石のような弾だけど、魔法を籠めるとその属性色になる。ただし、同じ属性でも威力や範囲、特性が違うから、弾に魔法名とかを記入して保管しないと混ざった場合判らなくなるからね。
僕はこの弾を魔法弾と呼んでるけど、この魔法弾に特部の兄さん達を始め、色んな人の魔法を籠めて貰ってる。
その中から、イル兄に籠めて貰ってた魔法弾を取り出して……っと。
カチンッ
「……ってお前、銃なんて取り出して何する気だ?!」
透明な魔法弾を銃にセットし、部屋の中央に撃ち込む!
ドンッ!
「「なっ?!?」」
部屋へと撃ち込んだ瞬間、時空魔法が発動した。
イル兄に籠めて貰った魔法は、無機物にのみ時間を1ゼティルム(※1時間)だけ戻すという物。とはいえ、機械とか稼働してるのは含まれて無い、一番軽い時空魔法弾だ。
部屋やジオーヌの服が、逆再生のように、みるみる元に戻っていく。
よし、元通り♪
「……はぁあ?!?」
「……これは……」
驚く二人に説明をする僕。
「市販の物と違い、銃弾を別にしてるんだよ。だから、特部の兄さんで時空魔法を使える人に、時空魔法を籠めて貰ったんだ♪弾を装填する手間はあるけど、弾に籠められた魔法は着弾と同時に発動するから、色んな人に協力して貰ってるんだ♪風魔法はアル兄に、神聖魔法はレノ兄に、って具合に。精霊魔法とか召喚魔法は契約者じゃないから無理だけど、普通の魔法なら大体籠められるよ。因みに、治癒魔法も籠められるけど、相手が怖がったりするだろうから籠めて貰ってないけどね。それと、銃の使用者の魔力は一切使わないから、魔力切れを心配する事はない。まぁその代わり、銃弾の数や種類を把握しなきゃ意味ないけどね」
「何つぅ物を造りやがる……。ってか、まさかこれって……」
リクが何かに気付いたような顔を僕に向ける。
「あ、気付いた?古代の幻の魔杖と言われる、至上の杖がモデルだよ♪あっちは敵の魔法を吸収して、好きなタイミングで吸収した魔法を放てるってなってたけど、僕は魔法使いじゃないから銃にした。因みに、杖じゃないけど、剣やアクセサリーなら作った事あるよ。ただ、剣だと吸収した魔法を使わないと次のが吸収出来ないし、アクセサリーだと複数吸収するには核となる石が多くなって、じゃらじゃらと音がなるし、記入や印が付け難いから銃にした」
「眉唾物と言われる物をお前は……」
「そうは言っても、実在した物として、載ってたよ。当時の文献に」
「……当時?……おい、それってまさか……」
リクの瞳が、キラキラを通り越してギラギラとしてる。
うん、まぁ、いいんだけどね。
「お察しの通り、あるよ。僕ん家の蔵書に。ただし、製造方法とかはないけどね」
まぁ、ヒントになりそうな文面は何ヵ所かあるけど。
「クソッ!絶対お前ん家に招待される程に親しくなってやる!!」
「あー、それはいいけど、僕もうちょっとしたら旅立つよ?デ・マームに長居したけど、連れに色んな場所を見せたいから」
「はぁ?もっと居ろよ!親しくなれねぇだろが!」
「そう言われてもなぁ。そもそも家にはまだまだ帰らないよ。僕、あちこち旅する為に家を出たばっかなんだから」
「多少仲良くなるのは構いませんが、手は出さないで下さいね?ラルは既に予約済みです」
アル兄が珍しく、会話に割り込む。
「俺はノーマルだ。そんな趣味は持ってねぇよ」
「だからですよ。ラルは女の子です。私が求婚してるので、手は絶対出さないで下さいね?」
アル兄、口は笑ってるけど目は笑ってないよ?そんな牽制しなくても、僕、男の子に間違われてるからね。
「はぁあぁっっ?!?女……女の子?!?嘘だろ?!お前、男じゃないのかよ?!」
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