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~ライトフォーマー周辺~
認識の違いと大いなる勘違い
「悪いけど僕、兄さんが思ってる程お金に困ってないからね。絶対兄さんよりも稼ぎは良いから。兄さんの場合はどうせあれでしょ?人助けにお金はいらない、頼られたら何でもする。チェリクの時だってすんなり受けてたけど、普通依頼されたらお金は貰うのが鉄則。自分の都合でも護衛とかの付き添いなら、道中の食事代や宿泊代、付き添いによる代金を貰うのが当然なんだよ。相手のペースに合わせなきゃなんないんだから。なのに無償でするって馬っ鹿じゃない?それって兄さんが良くても他の人が迷惑被るんだからね」
「はあ?良いじゃん人助け!それに何だよ、他の人が迷惑被るって!良い事はあっても悪い事にはなんないでしょ?!」
(本っっ当、常識外れな……)
「兄さんは良くても、その次に依頼を受ける人が大損するって考えた事ないの?前の人は無償でやってくれた、前の人だと頼めば何でもしてくれた、なんて言われて通常価格でやれると本気で思ってんの?」
「あ……」
「全く考えてないよね、兄さんは。そりゃあ腕前とか信頼で価格は違うから腕の良い人だと他へ頼めば?って言えるけど、そうじゃない人からすればいい迷惑だから。お金に困ってる人なら尚更だから」
まぁ、こんな事言ったって多分、この兄さんは懲りなさそうだけど。
「後、僕が子供だから大して稼げないなんて思ってるなら間違いだから。僕はこれでもあちこちコネがあるし、色んな所に顔馴染みがいるからね」
例えば王族とか領主とか。知り合いに大物が、全大陸中にいるからね。
「そんな訳で、セレヴィスは遠慮なく相談して。お金に限らず何でもね」
兄さんの相談は受け付けないよ。僕は親しい人と村人限定だから。
「あー……。うん、了解……そういえば、ラファールとアキーシィヤって仲が凄く良さそうだけど、近所なの?」
「近所って言えば近所かな?アーヤとは4才の頃からの付き合いだよ」
「その頃から今みたいな感じ?」
「そうだね」
「ラファール、君は男の子なんだから何が何でもあの子を守ってあげるんだよ!いいね、男の子は女の子を守るのが当然で、大事にしてあげなくちゃ。いくら気心が知れてるからって甘えてばかりいちゃダメだからね!それと――」
ぐだぐだ力説してるとこ何だけど、いい加減寝ないとなぁ。
「――だから、ちゃんと守ってやれよ!」
「言われなくても分かってるよ。明日もあるしもう寝る」
「あっ、ラファール!」
「……」
「ったく、本当に分かってるんだか……」
「兄さん、兄さん……」
「ん?どうしたの?セレヴィス」
躊躇った声のセレヴィス。
「あのさ、兄さん。こいつ、女だよ」
(あぁあ、言っちまったよ。まっ、いっか……)
数拍の間があり突如兄さんの絶叫が響き渡る。
「え……えぇえ~~~!!!?嘘だろ~~?!!」
「「五月蝿い!!」」
僕とアーヤの突っ込みが入るのは当然の事だ。時間を考えろ時間を!
翌朝、皆が起きる前に少し離れた場所で、日課のトレーニングをして朝食の準備。兄さんが起き出して僕に話し掛けようとするも、うじうじしてる。
「ラファール、あの、その、えっと……」
「ウザいキモい鬱陶しい!」
「なっ……」
「今更、僕を女の子扱いしようとなんて思ってないよな?もしそうならはっきり言って迷惑。女なら守られて当然?何それ、つまんなっ!あんたの考えこっちに押し付けんな。僕は性別なんてどうでもいいんだよ。守れる奴が守って何が悪いのさ。僕はアーヤだろうとセレヴィスだろうとどっちも守る。それのどこが問題な訳?」
「私もラルに同感。得意不得意に性別なんて関係ない。なのに性別を持ち出すのはおかしい」
「やっ、でも……」
「僕を女の子扱いしたいなら、僕に剣で勝ってからにしな。一生負ける気しないけどね」
「なっ……言ったな!絶対勝ってやる!」
「いつでもどうぞ」
兄さんは分かってない。兄さんの剣の腕が一般評価で中の中に対して僕は上の上だって事を。僕これでも玄人の凄腕暗殺者より腕は上だよ。人前では出来るだけ実力出さない様セーブしてるけど、国公認の魔物キラーなんだから。自称は腐る程いるけど国公認は少数なんだからね。
「はあ?良いじゃん人助け!それに何だよ、他の人が迷惑被るって!良い事はあっても悪い事にはなんないでしょ?!」
(本っっ当、常識外れな……)
「兄さんは良くても、その次に依頼を受ける人が大損するって考えた事ないの?前の人は無償でやってくれた、前の人だと頼めば何でもしてくれた、なんて言われて通常価格でやれると本気で思ってんの?」
「あ……」
「全く考えてないよね、兄さんは。そりゃあ腕前とか信頼で価格は違うから腕の良い人だと他へ頼めば?って言えるけど、そうじゃない人からすればいい迷惑だから。お金に困ってる人なら尚更だから」
まぁ、こんな事言ったって多分、この兄さんは懲りなさそうだけど。
「後、僕が子供だから大して稼げないなんて思ってるなら間違いだから。僕はこれでもあちこちコネがあるし、色んな所に顔馴染みがいるからね」
例えば王族とか領主とか。知り合いに大物が、全大陸中にいるからね。
「そんな訳で、セレヴィスは遠慮なく相談して。お金に限らず何でもね」
兄さんの相談は受け付けないよ。僕は親しい人と村人限定だから。
「あー……。うん、了解……そういえば、ラファールとアキーシィヤって仲が凄く良さそうだけど、近所なの?」
「近所って言えば近所かな?アーヤとは4才の頃からの付き合いだよ」
「その頃から今みたいな感じ?」
「そうだね」
「ラファール、君は男の子なんだから何が何でもあの子を守ってあげるんだよ!いいね、男の子は女の子を守るのが当然で、大事にしてあげなくちゃ。いくら気心が知れてるからって甘えてばかりいちゃダメだからね!それと――」
ぐだぐだ力説してるとこ何だけど、いい加減寝ないとなぁ。
「――だから、ちゃんと守ってやれよ!」
「言われなくても分かってるよ。明日もあるしもう寝る」
「あっ、ラファール!」
「……」
「ったく、本当に分かってるんだか……」
「兄さん、兄さん……」
「ん?どうしたの?セレヴィス」
躊躇った声のセレヴィス。
「あのさ、兄さん。こいつ、女だよ」
(あぁあ、言っちまったよ。まっ、いっか……)
数拍の間があり突如兄さんの絶叫が響き渡る。
「え……えぇえ~~~!!!?嘘だろ~~?!!」
「「五月蝿い!!」」
僕とアーヤの突っ込みが入るのは当然の事だ。時間を考えろ時間を!
翌朝、皆が起きる前に少し離れた場所で、日課のトレーニングをして朝食の準備。兄さんが起き出して僕に話し掛けようとするも、うじうじしてる。
「ラファール、あの、その、えっと……」
「ウザいキモい鬱陶しい!」
「なっ……」
「今更、僕を女の子扱いしようとなんて思ってないよな?もしそうならはっきり言って迷惑。女なら守られて当然?何それ、つまんなっ!あんたの考えこっちに押し付けんな。僕は性別なんてどうでもいいんだよ。守れる奴が守って何が悪いのさ。僕はアーヤだろうとセレヴィスだろうとどっちも守る。それのどこが問題な訳?」
「私もラルに同感。得意不得意に性別なんて関係ない。なのに性別を持ち出すのはおかしい」
「やっ、でも……」
「僕を女の子扱いしたいなら、僕に剣で勝ってからにしな。一生負ける気しないけどね」
「なっ……言ったな!絶対勝ってやる!」
「いつでもどうぞ」
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