54 / 113
~トルク領域~
サンドワーム出現
しおりを挟む
スオウ行きの道中、エーダでの旅も終盤に差し掛かった頃、遠くから段々巨大な気配が近付いてくるのを感じる。
「サンドワームだ!後ろに付く。合図と共に風で出せる最高速度を出して!」
「分かった!任せろ!」
「僕は何をしたらいい?!」
「頼むから何もしないで!砂漠等の特殊フィールドでの補助魔法は二次被害が多いし、戦闘も通常通りにいかないから!」
「ならラファールだって――」
「上げて!」
僕がアーデン兄さんに言うと同時に速度の上がるエーダから飛び下り、顔を出したサンドワームの胴体を剣で真っ二つにする。
――ズパァンッ!!――……ザパァーン……。
あ、ちょっと力加減、入れ過ぎた。サンドワームを真っ二つまでは良かったんだけど、その奥の砂丘まで斬っちゃったや。
まぁ、人もいないし問題ないか。斬ったと言っても砂だしね。
「フゴオォォォォォ!!」
「「「はあぁぁぁ?!?」」」
後ろで兄さん達の絶叫擬きが聞こえるけど、気にしない。サンドワームは胴体真っ二つにしたってビッチビッチと活きのいい動きをしてるからね。
さて、これでサンドワームは胃酸を吐き出せなくなったし、ドロップアイテムでもこの酸が手に入る。
サンドワームというのは皮膚がブヨブヨしてる為、通常攻撃が効き辛い。その上魔法も効き辛く、胃酸を吐き出し武器や防具を溶かして使えなくするから、冒険者泣かせと言われたりする。
水や地属性の魔法使いである程度の実力があれば、それ程苦戦する事もないんだけど、風や火属性の魔法使いだと相性が悪いんだよね。
他の世界じゃどうか知らないけど、僕がいるこの世界のサンドワームは風属性なのだ。砂に潜ってるから地属性だと勘違いする人も多くいるけど、砂に潜るのも自身の回りに風を纏うから潜る事が出来るのであって、地盤の固い場所や、岩や石の多い場所は潜れない。その為、胃酸で溶かして進むから、場所によっては洞窟みたいな大きな穴があったりする。
因みに地属性は岩や石に大きな穴を作らない。というより、そもそも地に潜らない種の方が多い。天敵が近くにいたり、傷付き弱ってたりした場合は別だけどね。
サンドワームが風での攻撃を交ぜてくるけど、僕は余裕で避けていく。サンドワームが僕を吸い込もうと顔面を向け、動きが一瞬止まった瞬間、それを狙っていた僕が、サンドワームの顔面を剣で斬り上げ左右に切り裂く。
――ズバンッ!――
「オオオォォォォォ……」
うし。戦闘終了!サンドワームは時間を掛けずに退治するのが一番被害が少なくて済む方法だからね。
サンドワームのドロップアイテムを拾って、少し離れた場所にいるエーダに向かって歩き出す。
「終わったよ~!」
僕が兄さん達に声を掛ける。何か未だにこっちを凝視してるみたいだけど、もう仕留めたよ?
「なななな……何?!さっきの技~?!ラファール一体何したのーーっっ!!?」
兄さんが僕を指差して叫んでくる。ってか、指差すな。
「何って剣で斬っただけだけど?」
「いやいや、サンドワームって普通斬れないぞ?!それ、魔法剣なのか?!」
アーデン兄さんが僕に突っ込んでくる。
「この剣は僕ん家の家宝だけど、僕の場合普通の剣でも斬れるよ。そもそもこの剣、切れ味は普通の剣と一緒だし」
「普通の剣?!」
「うん。兄さん、腰の剣をちょっと貸して」
僕が連れの兄さんに手を差し出す。
「あっ、ああ。はい」
僕が荷物から鉄鋼石を取り出し、アーデン兄さんに確認させる。
「これ、鉄鋼石だけど、アーデン兄さん確認して」
アーデン兄さんが石に風を纏わせ確認する。
「ああ、間違いない。これは鉄鋼石だ。鉄鋼石は風で切れないからな」
「見ててね」
「ちょっ、何する気?!」
兄さんが慌てて僕を止めようとするけど、僕はそれを無視して鉄鋼石を宙に投げ、兄さんに借りた剣で斬る。
石はそのまま地面に落ちるが、砂の上で二つに割れる。
「なっ……」
「鉄鋼石が斬れてる……」
「ね?因みにこれぐらいの大きさの鉄鋼石なら、短剣とかナイフでも一応斬る事が出来るよ」
兄さんの剣はどこにでもあるような一般的な剣だから、普通なら剣の方が折れる。
「はい、兄さん。剣返すね」
「どどど……どうやったの?!」
「口で説明した所で兄さんには出来ないよ。剣技を相当鍛えなきゃ出来ない技だからね」
僕が知る中でこれが出来るのはラファス兄だけだし。
アル兄はコツさえ掴めば出来るだろうけど、アル兄の場合はこれぐらいの鉄鋼石なら風で切る事が出来るだろうからわざわざ剣でする事ないんじゃないかな?
因みに僕の剣撃を防げるのは、僕と同等かそれ以上の腕前にならないと無理だけどね。
「ともかく、これで依頼完了だね」
「あ、ああ。報酬を払おう。お前がいて助かった。感謝する」
「近くに他のサンドワームの気配がないから、さっきのが目撃されてたサンドワームだと思うよ。一応スオウに暫くいるとは思うけど、確実にいるとは言えないから、次は聖騎士団に頼んでね」
「ああ、そうする」
「じゃあ、スオウに向けて出発しよう。いつまでもここで喋ってたら、他の魔物が寄ってくるからね」
「サンドワームだ!後ろに付く。合図と共に風で出せる最高速度を出して!」
「分かった!任せろ!」
「僕は何をしたらいい?!」
「頼むから何もしないで!砂漠等の特殊フィールドでの補助魔法は二次被害が多いし、戦闘も通常通りにいかないから!」
「ならラファールだって――」
「上げて!」
僕がアーデン兄さんに言うと同時に速度の上がるエーダから飛び下り、顔を出したサンドワームの胴体を剣で真っ二つにする。
――ズパァンッ!!――……ザパァーン……。
あ、ちょっと力加減、入れ過ぎた。サンドワームを真っ二つまでは良かったんだけど、その奥の砂丘まで斬っちゃったや。
まぁ、人もいないし問題ないか。斬ったと言っても砂だしね。
「フゴオォォォォォ!!」
「「「はあぁぁぁ?!?」」」
後ろで兄さん達の絶叫擬きが聞こえるけど、気にしない。サンドワームは胴体真っ二つにしたってビッチビッチと活きのいい動きをしてるからね。
さて、これでサンドワームは胃酸を吐き出せなくなったし、ドロップアイテムでもこの酸が手に入る。
サンドワームというのは皮膚がブヨブヨしてる為、通常攻撃が効き辛い。その上魔法も効き辛く、胃酸を吐き出し武器や防具を溶かして使えなくするから、冒険者泣かせと言われたりする。
水や地属性の魔法使いである程度の実力があれば、それ程苦戦する事もないんだけど、風や火属性の魔法使いだと相性が悪いんだよね。
他の世界じゃどうか知らないけど、僕がいるこの世界のサンドワームは風属性なのだ。砂に潜ってるから地属性だと勘違いする人も多くいるけど、砂に潜るのも自身の回りに風を纏うから潜る事が出来るのであって、地盤の固い場所や、岩や石の多い場所は潜れない。その為、胃酸で溶かして進むから、場所によっては洞窟みたいな大きな穴があったりする。
因みに地属性は岩や石に大きな穴を作らない。というより、そもそも地に潜らない種の方が多い。天敵が近くにいたり、傷付き弱ってたりした場合は別だけどね。
サンドワームが風での攻撃を交ぜてくるけど、僕は余裕で避けていく。サンドワームが僕を吸い込もうと顔面を向け、動きが一瞬止まった瞬間、それを狙っていた僕が、サンドワームの顔面を剣で斬り上げ左右に切り裂く。
――ズバンッ!――
「オオオォォォォォ……」
うし。戦闘終了!サンドワームは時間を掛けずに退治するのが一番被害が少なくて済む方法だからね。
サンドワームのドロップアイテムを拾って、少し離れた場所にいるエーダに向かって歩き出す。
「終わったよ~!」
僕が兄さん達に声を掛ける。何か未だにこっちを凝視してるみたいだけど、もう仕留めたよ?
「なななな……何?!さっきの技~?!ラファール一体何したのーーっっ!!?」
兄さんが僕を指差して叫んでくる。ってか、指差すな。
「何って剣で斬っただけだけど?」
「いやいや、サンドワームって普通斬れないぞ?!それ、魔法剣なのか?!」
アーデン兄さんが僕に突っ込んでくる。
「この剣は僕ん家の家宝だけど、僕の場合普通の剣でも斬れるよ。そもそもこの剣、切れ味は普通の剣と一緒だし」
「普通の剣?!」
「うん。兄さん、腰の剣をちょっと貸して」
僕が連れの兄さんに手を差し出す。
「あっ、ああ。はい」
僕が荷物から鉄鋼石を取り出し、アーデン兄さんに確認させる。
「これ、鉄鋼石だけど、アーデン兄さん確認して」
アーデン兄さんが石に風を纏わせ確認する。
「ああ、間違いない。これは鉄鋼石だ。鉄鋼石は風で切れないからな」
「見ててね」
「ちょっ、何する気?!」
兄さんが慌てて僕を止めようとするけど、僕はそれを無視して鉄鋼石を宙に投げ、兄さんに借りた剣で斬る。
石はそのまま地面に落ちるが、砂の上で二つに割れる。
「なっ……」
「鉄鋼石が斬れてる……」
「ね?因みにこれぐらいの大きさの鉄鋼石なら、短剣とかナイフでも一応斬る事が出来るよ」
兄さんの剣はどこにでもあるような一般的な剣だから、普通なら剣の方が折れる。
「はい、兄さん。剣返すね」
「どどど……どうやったの?!」
「口で説明した所で兄さんには出来ないよ。剣技を相当鍛えなきゃ出来ない技だからね」
僕が知る中でこれが出来るのはラファス兄だけだし。
アル兄はコツさえ掴めば出来るだろうけど、アル兄の場合はこれぐらいの鉄鋼石なら風で切る事が出来るだろうからわざわざ剣でする事ないんじゃないかな?
因みに僕の剣撃を防げるのは、僕と同等かそれ以上の腕前にならないと無理だけどね。
「ともかく、これで依頼完了だね」
「あ、ああ。報酬を払おう。お前がいて助かった。感謝する」
「近くに他のサンドワームの気配がないから、さっきのが目撃されてたサンドワームだと思うよ。一応スオウに暫くいるとは思うけど、確実にいるとは言えないから、次は聖騎士団に頼んでね」
「ああ、そうする」
「じゃあ、スオウに向けて出発しよう。いつまでもここで喋ってたら、他の魔物が寄ってくるからね」
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる