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「僕からしたら、クリスの何を見て魔物に見えるのかが解らない」
とても綺麗な瑠璃色の猫、クリスが喋れると知り、驚きはしたが動物が喋るという不思議体験(?)は既に過去に体験済みなので、それ程取り乱すこともなく……まあ、大いに喜んでしまったが、クリスがまだ納得してないようなので、もう少し説明を加えてみる。
「こんな仕事をしているからね、稀とはいえ魔物と遭遇することもあるんだけど、大抵の魔物は冷気というか……寒気がするんだよ」
中には、人や動物に取り付いている魔物もいるけど、あの黒くてドロドロとした気配は絶対消えない。
「クリスにはそれが全くなかった。それに、クリスと出会ったのは昼。魔物は闇に紛れるため夜を好むし、昼に現れる魔物って大抵薄暗い森とかだけど、クリスと出会った森は人が住む町の側だから明るいし、魔物が好むような場所じゃない」
この世には、人が知る動物が全てじゃない。知らない動物だってたくさんいる筈だ。だから、この瑠璃色の猫もそうなのだろうと思っただけだ。
「お前は本当に不思議な人間だ……」
「そうかな?変わってるとはよく言われるけど……。ねぇクリス……これからも、クリスの言葉、聞かせてくれる?」
クリスにだって帰る場所はある筈だ。でも、それでももう少し一緒にいたいと思ってしまう。
「……コーディーの望むままに……」
その言葉が嬉しくて、僕はクリスを抱き上げ額にキスをする。
「ありがとうクリス。大好きだよ♥」
なぜかクリスが身体を固まらせるが、僕は気にせずクリスをギュッと抱き締め、その温かさに安堵する。
翌朝、クリスと他愛もない話をしながら家を出る。
いつも通り本部へと出勤し、受け渡し所へと向かう最中、ばったりとあの男、カーネルに遭遇してしまった。
「カーネル……」
思わず名を口にしてしまうが、カーネルはクリスを見てズサッと後ずさり、信じられないものを見るような顔で僕を見る。
「コーディー……」
その顔は恐怖に彩られ、まるで魔物か凶悪犯と遭遇したかのようだ。
前回といい今回といい、本っっ当に腹の立つ……。
「こんなのに好意を持ってた自分にムカつく……」
とても綺麗な瑠璃色の猫、クリスが喋れると知り、驚きはしたが動物が喋るという不思議体験(?)は既に過去に体験済みなので、それ程取り乱すこともなく……まあ、大いに喜んでしまったが、クリスがまだ納得してないようなので、もう少し説明を加えてみる。
「こんな仕事をしているからね、稀とはいえ魔物と遭遇することもあるんだけど、大抵の魔物は冷気というか……寒気がするんだよ」
中には、人や動物に取り付いている魔物もいるけど、あの黒くてドロドロとした気配は絶対消えない。
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この世には、人が知る動物が全てじゃない。知らない動物だってたくさんいる筈だ。だから、この瑠璃色の猫もそうなのだろうと思っただけだ。
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「そうかな?変わってるとはよく言われるけど……。ねぇクリス……これからも、クリスの言葉、聞かせてくれる?」
クリスにだって帰る場所はある筈だ。でも、それでももう少し一緒にいたいと思ってしまう。
「……コーディーの望むままに……」
その言葉が嬉しくて、僕はクリスを抱き上げ額にキスをする。
「ありがとうクリス。大好きだよ♥」
なぜかクリスが身体を固まらせるが、僕は気にせずクリスをギュッと抱き締め、その温かさに安堵する。
翌朝、クリスと他愛もない話をしながら家を出る。
いつも通り本部へと出勤し、受け渡し所へと向かう最中、ばったりとあの男、カーネルに遭遇してしまった。
「カーネル……」
思わず名を口にしてしまうが、カーネルはクリスを見てズサッと後ずさり、信じられないものを見るような顔で僕を見る。
「コーディー……」
その顔は恐怖に彩られ、まるで魔物か凶悪犯と遭遇したかのようだ。
前回といい今回といい、本っっ当に腹の立つ……。
「こんなのに好意を持ってた自分にムカつく……」
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