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「あとは……金にとって二年に一回だけする、金同士の軽い手合わせが見せ場かな?丁度今年がその年だし。大会の最後にするんだけど、参加する金が三十分程演武するんだ。その時々によって違うけど、二年前は僕がメインで、相手をとっかえひっかえしての組み手と、最後には一対複数の形で終了。僕達からすれば軽い手合わせだと言えるけど、他から見たらそうは見えないと思うよ?」
軽い手合わせって言っても、油断したら大怪我を負いかねない程のスピードと重さがある演武だし、人によっては細かい動きは見えなかったと思う。音だけで。
特に僕は舐められることが多いから、メイン構成にした方がインパクト出て印象に残るだろうと、話し合いで決定した。僕には事後報告で。……まあいいんだけどね。
ちなみにその話し合いの主謀者はルー兄でした。
「そういえば、クリス君って武術はしたことあるの?翼人って生態が全く知られていないからよく分からないんだよね」
ルー兄がクリスに話し掛ける。
「今の姿では何も出来はしないが、人型なら嗜〈たしな〉む程度にはする。翼人の得物は私も含めて殆どが槍と長剣だな。天空でも魔物は時々現れるから、その対応のためだ。天空に現れる魔物は大型や特大サイズが多い。私達は風魔法を使えるが、魔物の中には効かない魔物もいるし、同族同士での争いは滅多に起きないため、体術等の至近距離戦〈しきんきょりせん〉はしたことがない」
地上だと、大型の方が少ないからなぁ。いないことはないけどそういった大型は、大概その地の国から討伐隊が出るし、あまりに危険だと、その地の地霊族が手助けしてくれることの方が多い。
ちなみに、例外はあるけど大体が大きさ=強さと思っていい。
「そっか。僕とコーディーは体術等の至近距離戦が最も得意なんだよ。ね、コーディー」
ルー兄が僕に話を振る。
「うん。僕の場合、長剣とかは全く向かないんだ。重さで振り回されちゃうんだよ。今一コツが掴めなくて……」
それに嬉しくないけど僕の場合、コンパクトだから長い物だと邪魔になるんだよねぇ。槍とか長剣とか振り回した場合、地面とか周りの物にぶつけまくる危険性が高い。寸止めできる技能なんてものは僕にはない。
ちなみにルー兄の場合は元々が獣型地霊族だから、爪で岩とか砕けるし。人前ではやらないけど、昔は力加減が難しくて苦労したって言ってたなぁ。爪の長さも変えられるけど、人間として過ごしているから人前では絶対使わないようにしてるんだって。
軽い手合わせって言っても、油断したら大怪我を負いかねない程のスピードと重さがある演武だし、人によっては細かい動きは見えなかったと思う。音だけで。
特に僕は舐められることが多いから、メイン構成にした方がインパクト出て印象に残るだろうと、話し合いで決定した。僕には事後報告で。……まあいいんだけどね。
ちなみにその話し合いの主謀者はルー兄でした。
「そういえば、クリス君って武術はしたことあるの?翼人って生態が全く知られていないからよく分からないんだよね」
ルー兄がクリスに話し掛ける。
「今の姿では何も出来はしないが、人型なら嗜〈たしな〉む程度にはする。翼人の得物は私も含めて殆どが槍と長剣だな。天空でも魔物は時々現れるから、その対応のためだ。天空に現れる魔物は大型や特大サイズが多い。私達は風魔法を使えるが、魔物の中には効かない魔物もいるし、同族同士での争いは滅多に起きないため、体術等の至近距離戦〈しきんきょりせん〉はしたことがない」
地上だと、大型の方が少ないからなぁ。いないことはないけどそういった大型は、大概その地の国から討伐隊が出るし、あまりに危険だと、その地の地霊族が手助けしてくれることの方が多い。
ちなみに、例外はあるけど大体が大きさ=強さと思っていい。
「そっか。僕とコーディーは体術等の至近距離戦が最も得意なんだよ。ね、コーディー」
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「うん。僕の場合、長剣とかは全く向かないんだ。重さで振り回されちゃうんだよ。今一コツが掴めなくて……」
それに嬉しくないけど僕の場合、コンパクトだから長い物だと邪魔になるんだよねぇ。槍とか長剣とか振り回した場合、地面とか周りの物にぶつけまくる危険性が高い。寸止めできる技能なんてものは僕にはない。
ちなみにルー兄の場合は元々が獣型地霊族だから、爪で岩とか砕けるし。人前ではやらないけど、昔は力加減が難しくて苦労したって言ってたなぁ。爪の長さも変えられるけど、人間として過ごしているから人前では絶対使わないようにしてるんだって。
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