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第一章
赤いレイピア
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地下2階をクリアし、地下3階の休憩エリアで昼食をとっていた時に提案してみた。
「オミナさんって、豹の獣人なんですよね?」
「ああ、そうだ」
「それなら、戦士系よりも探索やハンター系の方が向いているんじゃないですか?」
「ああ、普段は探索系だな」
「シラン姉さんは回復系ですよね。サクラ姉さんが言っていました。治療院でヒーラーに専念してくれればいいのにって」
「私に、一日中病人や怪我人の相手してろって言うの?」
「そうじゃなくって、攻撃補助や防御力強化の魔法も使えるんでしょ?」
「まあね。賢者のジョブ持っているから」
「今の構成は、どう考えてもチグハグですから、本来のポジションにしましょうよ。
僕も頑張りますから」
「それって、今日初めて迷宮に来た人がいうセリフじゃないわよ」
「でも、ここなら僕はゴーレムさんの庇護下にあるんでしょ。
たぶん、死にそうになったら助けてくれるんじゃないかな?」
ゴーレムさんに視線を向けると、ニッコリと頷いてくれた。
「ねっ、やらせてよ」
「まあ、ここまで言うんだ。やってみようか」
「そうね。とりあえず、この周辺で様子をみてからね」
「じゃあ、自分の力を調整してくるから、30分くらいお茶しててよ」
そういうと、俺はゲートの外に走り抜けた。
忍者と暗殺者をパッシブ領域に加え、報酬を武具に切り替えた。
普通は、モンスターを倒すと経験値を手に入れる。
ごく稀に、魔石や道具を落とすモンスターもいるが、これを武具・道具100%にするのが成功報酬変更のスキルだ。
それからもう一つ、1秒の福音と強奪のスキルを組み合わせることで、モンスターの能力値やスキルを奪う事ができる。
問題は1秒という短い時間の中で、相手の能力をどこまで奪えるかだ。
これは集中力をあげてやってみるしかない。
探知スキルで単独のモンスターを探し、出会った瞬間に能力を奪い弱くなったモンスターを倒す。
最初の5体までは、かなり手間取った。
25分で10体のモンスターを倒した頃には、すべての数値が3倍以上に上がっていた。
途中で折れたロングソードの代わりに、鉱石系モンスターが落とした赤いレイピアがある。
革の胸当てに代わって、鈍色の胸当てがある。
ポーションで体力を回復し、クリーンの魔法でモンスターの体液を落とした俺は、休憩所に戻った。
「なんか、装備が変わってない?」
「モンスターが落としていった」
「そこのゴーレムさんに鑑定してもらったら?」
「おっ、お願いしてもいいですか?」
「はい。大丈夫ですよ。
えっと、胸当てと籠手はミスリル銀ですね。
強化の魔法をかけておきましょう」
『強化!』
「赤いレイピアは・・・過去に記録がありませんね。
素材は、保護がかかっていて読み取り不能です。
残滓から読み取ると、スタールビー・・・これまで世界で2体の討伐報告があります。
その超レアモンスターの残滓が確認できますね」
「超レアって・・・」
「へえ、凄いんですね。
じゃあ、準備できましたから行きましょうか」
「オミナさんって、豹の獣人なんですよね?」
「ああ、そうだ」
「それなら、戦士系よりも探索やハンター系の方が向いているんじゃないですか?」
「ああ、普段は探索系だな」
「シラン姉さんは回復系ですよね。サクラ姉さんが言っていました。治療院でヒーラーに専念してくれればいいのにって」
「私に、一日中病人や怪我人の相手してろって言うの?」
「そうじゃなくって、攻撃補助や防御力強化の魔法も使えるんでしょ?」
「まあね。賢者のジョブ持っているから」
「今の構成は、どう考えてもチグハグですから、本来のポジションにしましょうよ。
僕も頑張りますから」
「それって、今日初めて迷宮に来た人がいうセリフじゃないわよ」
「でも、ここなら僕はゴーレムさんの庇護下にあるんでしょ。
たぶん、死にそうになったら助けてくれるんじゃないかな?」
ゴーレムさんに視線を向けると、ニッコリと頷いてくれた。
「ねっ、やらせてよ」
「まあ、ここまで言うんだ。やってみようか」
「そうね。とりあえず、この周辺で様子をみてからね」
「じゃあ、自分の力を調整してくるから、30分くらいお茶しててよ」
そういうと、俺はゲートの外に走り抜けた。
忍者と暗殺者をパッシブ領域に加え、報酬を武具に切り替えた。
普通は、モンスターを倒すと経験値を手に入れる。
ごく稀に、魔石や道具を落とすモンスターもいるが、これを武具・道具100%にするのが成功報酬変更のスキルだ。
それからもう一つ、1秒の福音と強奪のスキルを組み合わせることで、モンスターの能力値やスキルを奪う事ができる。
問題は1秒という短い時間の中で、相手の能力をどこまで奪えるかだ。
これは集中力をあげてやってみるしかない。
探知スキルで単独のモンスターを探し、出会った瞬間に能力を奪い弱くなったモンスターを倒す。
最初の5体までは、かなり手間取った。
25分で10体のモンスターを倒した頃には、すべての数値が3倍以上に上がっていた。
途中で折れたロングソードの代わりに、鉱石系モンスターが落とした赤いレイピアがある。
革の胸当てに代わって、鈍色の胸当てがある。
ポーションで体力を回復し、クリーンの魔法でモンスターの体液を落とした俺は、休憩所に戻った。
「なんか、装備が変わってない?」
「モンスターが落としていった」
「そこのゴーレムさんに鑑定してもらったら?」
「おっ、お願いしてもいいですか?」
「はい。大丈夫ですよ。
えっと、胸当てと籠手はミスリル銀ですね。
強化の魔法をかけておきましょう」
『強化!』
「赤いレイピアは・・・過去に記録がありませんね。
素材は、保護がかかっていて読み取り不能です。
残滓から読み取ると、スタールビー・・・これまで世界で2体の討伐報告があります。
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「へえ、凄いんですね。
じゃあ、準備できましたから行きましょうか」
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