【改題】高校生達の異世界生活‼ 男女4人の魔物語

モモん

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第二章

バーベキュー

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「なあ、俺たち正式に婚約しないか」

「そうね、このままだと、縁談を断り切れないケースが出てくるかもしれないし……
ねえ、萌とも婚約してあげてよ」

「ああ、それは俺も考えてた」

こうして、俺は智代梨と同時に萌とも婚約した。
もちろん、萌のは偽装だ。

だが、考えが甘かった。
多少は減ったものの、第三夫人にと縁談の申し込みが絶えないのだ。
それでも女子への縁談話がなくなったのは行幸だ。

リバーシ大会が終わって、余裕が出てきた。

「なあ、一日店を休みにして、メイドさんたちとバーベキューでもやらないか」

「いいわね、それ面白そう」

「ああ、仁にしてはナイスアイデアだ」

「お肉は売るほどありますから、野菜ですね」

「焼きそばはできないけど、焼うどんならできるな」

「お好み焼きと……たこ焼きが食べたい」

「お前、屋台と間違えてるだろ」

「いや、メイド達が食べたことのないものって考えたら、たこ焼きはありだな」

「へいへい、タコをとってきやすよ。
あと、あおさだな」



「なあ恭介、これってメイドさんたちの慰労だろ」

「ああ」

「じゃあさ、……」



一週間後、近くの河原でバーベキュー大会となった。
なぜか、店の常連さんも混ざってる。

「えー、今日は日頃お世話になっている皆さんのために、このような催しを考えてみました。
みんなホントにありがとう。
最初に、恭介から贈り物があります」

「いや、アイデアは仁だよ。俺はいわれた通り作っただけだから」

そう言いながら、恭介は一人づつ髪飾りをつけていく。
スズランをあしらった金の髪飾りだ。
智代梨と萌とジャンヌの分もある。

キレイとか嬉しいとか、メイドさんの囁きが聞こえる。

「じゃあ、俺からのプレゼントだ。
今日のために仕込んでおいたリンゴのシードルだ。
これで乾杯しよう。
言っておくが、アルコール入ってるから、泥酔しいないようにな」

「「「カンパーイ!」」」

この日ばかりは、俺と恭介は裏方に徹する。

肉を焼き、野菜を焼き、たこ焼きをひっくり返す。

「仁にこんな特技があったなんて」

「惚れ直したか」

「10万年早いわよ」

「仁さん、愛人の座はあいてないんですか」

「おいおい、まだ結婚もしてねえよ」

「このシードルって、美味しいです」

「飲みすぎんなよ」

「これ、売り出せばヒットしますよ」

「これ以上、忙しくすんなよ」

こうして、楽しい一日が過ぎていった。
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