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ランのアプリ
卒業試験
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出動のあった日は、危険手当込みで一日五万円が支給される。
高校生には高額すぎるとか軍の方から言われたが、大人とか子供とかいう問題ではない。
軍が対応しきれない部分をカバーするのだ。
アプリがあると言っても、ちょっとした気の緩みが生死につながる。
『そんな訳で、来月から一回辺りの出動手当が10万円になります』
「何がそんな訳なのか分からないけど、国が実績を認めたって事よね」
『はい。
それとは別に、成功報酬も出ます。
それから、どこそこの基地を使用不能にして欲しい等の特別要請が来るかもしれません。
受けるかどうかは、皆さんで決めて下さい。
断っても問題ありません。
本来、軍の仕事なんですから』
「そんなの、ムリに……アプリをフルに使えば出来ない事もないか…」
『そう、皆さんにはそれだけのチカラをお渡ししました。
その気になれば、この世界を支配しようが破壊しようが思うままです』
「気になっていたんだけど、何でそんなチカラを私たちにくれたのかしら?
それに、何でそんな事が出来るの?
ランちゃんって……神さま?」
『当然の疑問ですよね。
最後ですからお教えします。
この世界は私が造りました。
神なんていう概念は、人が勝手に創ったものですから勘違いしないでくださいね。
こういう世界があって、万能に近い能力を純粋な少年少女が手にしたら、どういう世界になるのか。
私の欲するのは経過と結果であって、条件付与が終わったので、これ以上の関与はしません。
この後で、最後のレクチャーを行い、その先は皆さんでどうするか考えてください。
もちろん、皆さんが世界に関与しないという選択肢もアリです』
「最後の……レクチャー?」
『はい。
今頃、国は中華連邦に対して報復を宣言している筈です。
度重なる侵略行為や破壊活動に対して、中華連邦最大の複合基地であるT半島基地と細菌戦略の中心であるB基地。
これを壊滅させると、全連邦に通知しています。
それを皆さんで実施します。
今回は私がアプリの機能をレクチャーしながらです。
イヤなら降りてもいいですよ』
「それが終わったら、ランちゃんとの連絡は……」
『ええ、余程の事がなければ呼びかけに応じる事はありません』
「余程の事って、例えばゴッジーラが復活するとか?」
『ああ、あれが復活しても、皆さんなら簡単に倒せますよ。
ただ、完全に消滅させるには、この世界ごと消す必要があります。
ですから、封印があっても定期的に復活してきますよ。
モグラ叩きみたいなものですよ』
「人間に倒せんのかよ?」
『まだムリですね。
でも、封印の地以外で活動を開始しますから、皆さんが連邦に恩を売るチャンスですよ』
「ダメだ、余程の事ってイメージが湧かない……
あれか! 隕石が地球に向かってくるってヤツ!」
「隕石自体を収納できるんじゃね?」
「じゃあ、地球外生命体による侵略」
「それって、ゴッジーラよりも強いんだろうな!」
「それじゃあ、未知のウイルス!」
「未知だろうが既知だろうが、結界を抜けてくるってんだな?」
高校生には高額すぎるとか軍の方から言われたが、大人とか子供とかいう問題ではない。
軍が対応しきれない部分をカバーするのだ。
アプリがあると言っても、ちょっとした気の緩みが生死につながる。
『そんな訳で、来月から一回辺りの出動手当が10万円になります』
「何がそんな訳なのか分からないけど、国が実績を認めたって事よね」
『はい。
それとは別に、成功報酬も出ます。
それから、どこそこの基地を使用不能にして欲しい等の特別要請が来るかもしれません。
受けるかどうかは、皆さんで決めて下さい。
断っても問題ありません。
本来、軍の仕事なんですから』
「そんなの、ムリに……アプリをフルに使えば出来ない事もないか…」
『そう、皆さんにはそれだけのチカラをお渡ししました。
その気になれば、この世界を支配しようが破壊しようが思うままです』
「気になっていたんだけど、何でそんなチカラを私たちにくれたのかしら?
それに、何でそんな事が出来るの?
ランちゃんって……神さま?」
『当然の疑問ですよね。
最後ですからお教えします。
この世界は私が造りました。
神なんていう概念は、人が勝手に創ったものですから勘違いしないでくださいね。
こういう世界があって、万能に近い能力を純粋な少年少女が手にしたら、どういう世界になるのか。
私の欲するのは経過と結果であって、条件付与が終わったので、これ以上の関与はしません。
この後で、最後のレクチャーを行い、その先は皆さんでどうするか考えてください。
もちろん、皆さんが世界に関与しないという選択肢もアリです』
「最後の……レクチャー?」
『はい。
今頃、国は中華連邦に対して報復を宣言している筈です。
度重なる侵略行為や破壊活動に対して、中華連邦最大の複合基地であるT半島基地と細菌戦略の中心であるB基地。
これを壊滅させると、全連邦に通知しています。
それを皆さんで実施します。
今回は私がアプリの機能をレクチャーしながらです。
イヤなら降りてもいいですよ』
「それが終わったら、ランちゃんとの連絡は……」
『ええ、余程の事がなければ呼びかけに応じる事はありません』
「余程の事って、例えばゴッジーラが復活するとか?」
『ああ、あれが復活しても、皆さんなら簡単に倒せますよ。
ただ、完全に消滅させるには、この世界ごと消す必要があります。
ですから、封印があっても定期的に復活してきますよ。
モグラ叩きみたいなものですよ』
「人間に倒せんのかよ?」
『まだムリですね。
でも、封印の地以外で活動を開始しますから、皆さんが連邦に恩を売るチャンスですよ』
「ダメだ、余程の事ってイメージが湧かない……
あれか! 隕石が地球に向かってくるってヤツ!」
「隕石自体を収納できるんじゃね?」
「じゃあ、地球外生命体による侵略」
「それって、ゴッジーラよりも強いんだろうな!」
「それじゃあ、未知のウイルス!」
「未知だろうが既知だろうが、結界を抜けてくるってんだな?」
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