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第二章 新しい町
お城に呼ばれた
しおりを挟む『おじさん、なんでそんなに女性の下着に詳しいのかな……』
『俺の暮らしていた世界では、情報を簡単に得ることができたんだ。
今までに教えたのは、ほんの一部でしかない』
『それは、女性の下着に詳しい説明になっていません』
『例えば……、お前には嫌な話題かもしれないが、男と女が同意のうえでエッチをする』
『子供じゃないんだから、それくらい知っています』
『物語はわかるよな』
『本に書いてあるやつですよね』
『物語を、実際に演じるお芝居というのがあるんだが、それを好きな時に、好きな場面を見られる』
『エッチな場面を見てたんですね……何度も……』
『……見たな。それは、自分がいつか好きな女の子とエッチをするときに、必要な知識だ』
『それ、役に立ったんですか?』
『いや、その前に死んじまったからな……』
『どうてい……ってやつですね』
『うるさい、もう少しだったんだ……』
『可哀そうに、経験済みのお姉さんが慰めてあげますよ。
ほら、胸の感触をあじわってください』
モミモミ
『うっ、だが、やわらかくて気持ちいいぞ……』
『やっぱりヘンタイですね』
『ヘンタイじゃない。男にとって、胸の柔らかさってのはロマンなんだ』
『そうなんですか?』
『だから、胸を強調したり、少し胸元が見えていると男は惹かれる。
あれがヒットして、ほかの男もそうなんだと分かれば俺が普通だとわかるだろう。
ちょっと戻れ、形を変えて見せてやる』
『えっ、これじゃあ、見えすぎですよ。
嫌です。こんなの見せたら私がヘンタイだと思われちゃいます』
「戻りました」
「あっ、やっと帰ってきた。
お城へ行くからついてきて」
「はい。……えっ、お城ですか」
「そう。私一人で打ち合わせに行くつもりだったんだけど、急に連絡が来て本人とも会いたいそうよ」
「お城なんて行ったことありませんし、礼儀とかも知りませんから……
無礼者とかでいきなり牢に入れられちゃうんですよね」
「馬鹿ね、いつの時代よ。大丈夫、私のやることをマネしてればいいから。
さ、行くわよ」
パカッ パカッ ガラ ガラ ガラ
「ば、馬車って、揺れますよね」
「そ、そうね。王都は下が石だから余計に硬い振動よね」
「板バネを使ったり、車輪に柔らかい木を使えばいいんじゃないかって……思います」
「板バネって?」
「二枚の鉄の板で車軸を挟むらしいです」
「それって……、いいわ、帰ったら職人に相談しましょう」
「アミ、馬車の中では会話禁止よ。
舌を噛んだら、商談に影響するからね」
「そ、そうですよね。注意します」
「さて、戦場よ。
髪が少し乱れたわね、服装もよし。
私の方は、変なところはないかしら」
「はい。アキラさんはいつもお奇麗です」
「今のあなたから言われると、嫌味にしか聞こえないわ……」
「えっ?」
「なんでもない。ふう。
失礼します。商業ギルドからまいりました」
「あっ、アキラさん、局長がお待ちかねです」
「おう来たか、入れ」
「失礼いたします」 「失礼いたします」
「課長と主任を呼んでくれ」
「いま、まいります」
「失礼いたします」 「失礼いたします」
「総務課長のコゴウと主任のショウだ」
「商業ギルドからまいりましたアキラでございます」 「アミでございます」
「コゴウです」 「ショウです」
「早速だが、アミノクリーンの現物を拝見したい。
この応接は、普段から掃除は徹底してある。ここに使って変化はあるのか?」
「はい。術者であるアミ本人を連れてまいりました。
アミ、強めにやってみて」
「はい、『クリーン!』」
キラキラキラーン☆彡♪
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