194 / 224
第二部 神の娘 第五章スーパー中学生
生徒会
しおりを挟む
翌朝からの、早朝清掃にはアカネも参加した。
アカネの中では、喧嘩両成敗として当たり前のことだと思っている。
それともう一つ、アカネはみんなに約束してもらった。
「おはようございます」
「「「おはようございます」」」
そう、登校してきた先生や生徒に大声で挨拶するのだ。
こちらから挨拶して、無視をする生徒はいない。
これにより、コミュニケーションを回復させるのだ。
アカネの考えは2日、3日と日を追うごとに成果を出していった。
こんなのは、笑い話にしてしまえばいい。
依頼者は結局判明しなかった。
というよりも、2年生サッカー部員の二人が転校してしまったことでなんとなく分かってしまったのだ。
そして、問題の20名は、部活に入ることが決まり、サッカー部や剣道部にも数人が入ってきた。
「アカネ、私たち頑張るからよろしくね」
「任せてください。
徹底的に鍛えなおしてあげますよ」
剣道部にやってきた三人は道場の稽古にも参加する。
そんなアカネ自身の時間は減る一方だったが、気にした様子はない。
むしろ、嬉々として飛び回っている。
「末永さん、ちょっといいかしら?」
アカネに声をかけたのは二年生の吉永玲於奈。新しい生徒会長である。
「はい……なんでしょう」
「あなた、生徒会に入る気はない?」
「ごめんなさい。そういう時間はないんです」
「それは理解しているつもりよ。
でもね、二年生20人を更生させた手腕といい、剣道部をまとめ上げている実績からも、あなたは生徒会に入るべきよ。
いえ、そういう運命にあるの」
「無理ですって」
「いえ、私は諦めないわ。
いつでもいいわ。書記の席をあけて待っているから」
「し、失礼します」
予冷のチャイムで、アカネは席に戻った。
「ねえねえ、今の生徒会長の吉永先輩だよね」
「そう」
「もしかして、生徒会へのお誘い?」
「うん。だけど、時間がないからって断ったよ」
「そうだよね。アカネちゃんの放課後に、空いている時間なんてないものね」
「そういったんだけどね、昼休みだけの活動でいいからって」
「あはは、といかく入れちゃえば、なし崩し的にどうとでもなるもんね」
「でしょ。だから丁重にお断り申し上げたわ」
「生徒会って、会長だけ選挙で、あとは自薦か会長の指名で決めるんだったよね」
「多分、そうだったと思うよ。
そうだ、アリサちゃん立候補しなよ」
「私、そういうの苦手だから無理よ」
アカネの中では、喧嘩両成敗として当たり前のことだと思っている。
それともう一つ、アカネはみんなに約束してもらった。
「おはようございます」
「「「おはようございます」」」
そう、登校してきた先生や生徒に大声で挨拶するのだ。
こちらから挨拶して、無視をする生徒はいない。
これにより、コミュニケーションを回復させるのだ。
アカネの考えは2日、3日と日を追うごとに成果を出していった。
こんなのは、笑い話にしてしまえばいい。
依頼者は結局判明しなかった。
というよりも、2年生サッカー部員の二人が転校してしまったことでなんとなく分かってしまったのだ。
そして、問題の20名は、部活に入ることが決まり、サッカー部や剣道部にも数人が入ってきた。
「アカネ、私たち頑張るからよろしくね」
「任せてください。
徹底的に鍛えなおしてあげますよ」
剣道部にやってきた三人は道場の稽古にも参加する。
そんなアカネ自身の時間は減る一方だったが、気にした様子はない。
むしろ、嬉々として飛び回っている。
「末永さん、ちょっといいかしら?」
アカネに声をかけたのは二年生の吉永玲於奈。新しい生徒会長である。
「はい……なんでしょう」
「あなた、生徒会に入る気はない?」
「ごめんなさい。そういう時間はないんです」
「それは理解しているつもりよ。
でもね、二年生20人を更生させた手腕といい、剣道部をまとめ上げている実績からも、あなたは生徒会に入るべきよ。
いえ、そういう運命にあるの」
「無理ですって」
「いえ、私は諦めないわ。
いつでもいいわ。書記の席をあけて待っているから」
「し、失礼します」
予冷のチャイムで、アカネは席に戻った。
「ねえねえ、今の生徒会長の吉永先輩だよね」
「そう」
「もしかして、生徒会へのお誘い?」
「うん。だけど、時間がないからって断ったよ」
「そうだよね。アカネちゃんの放課後に、空いている時間なんてないものね」
「そういったんだけどね、昼休みだけの活動でいいからって」
「あはは、といかく入れちゃえば、なし崩し的にどうとでもなるもんね」
「でしょ。だから丁重にお断り申し上げたわ」
「生徒会って、会長だけ選挙で、あとは自薦か会長の指名で決めるんだったよね」
「多分、そうだったと思うよ。
そうだ、アリサちゃん立候補しなよ」
「私、そういうの苦手だから無理よ」
0
あなたにおすすめの小説
高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる