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町が育っていく
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飛行ユニットを組み込んだ4人乗りの飛空艇を作ってトムに届ける。
「悪いな、助かるよ」
「飛行ユニットも太陽光電池も数があまりないので、これ一機しか出せないけどね」
「ああ、一機あれば十分だ」
飛空艇の操縦は簡単だ。
操縦かんとアクセルペダル、それと自動・手動の切り替えと照明のスイッチしかない。
「ボディーにはジュラルミンを使っている。
コーティングはしてあるが、塩水に弱いから、こまめに掃除してくれ。
それと、外気の取り込み口があるから、間違っても水の中に入れるなよ」
「了解だ」
翌日、俺は町でドーム外で暮らす希望者を募った。
仕事は家畜の世話だ。
当然だが、報酬も出す。
家の軒数である10家族を募集したのだが、50家族以上の応募があった。
全家族と面接し、10家族を選出した。
独身者には辞退してもらった。
「警備の機械獣を設置しておきますが、何が起こるかわかりませんので注意してください。
皆さんで協力して、肉を出荷できるように頑張ってくださいね」
「「「はい」」」」
「それと、皆さんで責任者を決めてください。
自薦でも他薦でもかまいません」
「あのう、牛や豚は、自分たちで食べていいんですか」
「食料はこちらから販売しますので、勝手に食べるのはやめてください。
野菜の畑もありますから、こちらは自由にしてもらって結構です。」
住宅に隣接して売店も設置した。
日用品のほか、食料も販売する。
給料を出しているのだから当然である。
こうして、ドーム外生活の試験が始まった。
追加の家もどんどん建築していく。
外では、牛乳やタマゴは常時販売している。
しかも、ドーム内に比べれば格安である。
住民が食べ物に困ることはないはずだ。
住民が100人を超えたころから、店を開きたいとの要望がでてきた。
もちろん、店を開くものは無給である。
パン屋とか惣菜屋である。
更には、乳製品を扱う店も登場する。
チーズやバターである。
住民が200人を超えた頃から、自発的に町内会のようなものができて、町長が選任される。
子供を預かる託児所兼学校のようなものまでできてきた。
こうなってくると、完全に俺の手を離れてくる。
俺は、家の建築に専念すればいい。
要望があれば集会所を作ったりするのだが、それも一時的なものだ。
落ち着いたところで、俺は愛知のドームに向かうことにした。
愛知までは約200km。
飛行ユニットでは時速200km程度しか出せないので、片道一時間かかる。
「悪いな、助かるよ」
「飛行ユニットも太陽光電池も数があまりないので、これ一機しか出せないけどね」
「ああ、一機あれば十分だ」
飛空艇の操縦は簡単だ。
操縦かんとアクセルペダル、それと自動・手動の切り替えと照明のスイッチしかない。
「ボディーにはジュラルミンを使っている。
コーティングはしてあるが、塩水に弱いから、こまめに掃除してくれ。
それと、外気の取り込み口があるから、間違っても水の中に入れるなよ」
「了解だ」
翌日、俺は町でドーム外で暮らす希望者を募った。
仕事は家畜の世話だ。
当然だが、報酬も出す。
家の軒数である10家族を募集したのだが、50家族以上の応募があった。
全家族と面接し、10家族を選出した。
独身者には辞退してもらった。
「警備の機械獣を設置しておきますが、何が起こるかわかりませんので注意してください。
皆さんで協力して、肉を出荷できるように頑張ってくださいね」
「「「はい」」」」
「それと、皆さんで責任者を決めてください。
自薦でも他薦でもかまいません」
「あのう、牛や豚は、自分たちで食べていいんですか」
「食料はこちらから販売しますので、勝手に食べるのはやめてください。
野菜の畑もありますから、こちらは自由にしてもらって結構です。」
住宅に隣接して売店も設置した。
日用品のほか、食料も販売する。
給料を出しているのだから当然である。
こうして、ドーム外生活の試験が始まった。
追加の家もどんどん建築していく。
外では、牛乳やタマゴは常時販売している。
しかも、ドーム内に比べれば格安である。
住民が食べ物に困ることはないはずだ。
住民が100人を超えたころから、店を開きたいとの要望がでてきた。
もちろん、店を開くものは無給である。
パン屋とか惣菜屋である。
更には、乳製品を扱う店も登場する。
チーズやバターである。
住民が200人を超えた頃から、自発的に町内会のようなものができて、町長が選任される。
子供を預かる託児所兼学校のようなものまでできてきた。
こうなってくると、完全に俺の手を離れてくる。
俺は、家の建築に専念すればいい。
要望があれば集会所を作ったりするのだが、それも一時的なものだ。
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愛知までは約200km。
飛行ユニットでは時速200km程度しか出せないので、片道一時間かかる。
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