6 / 36
第1章
6 無一文
しおりを挟む
フローラが出て行ってから、数十分ほど経っただろうか。
藤山葉子はのろのろと立ち上がると、彼女のあとを追うように外へ出ようとした。しかし、ドアノブを押しても引いても、ビクリとも動かない。
次に窓の方へ走った。玄関から無理なら、窓を開けて外に出る腹積もりだった。だが、扉同様にここも開きそうにない。その様子を眺めていたスズランは、椅子から降りると葉子の足元まで歩いてきた。
(もしかしてフローラちゃん……、私がここから出られないようにした?)
いや、そんなまさか。葉子はその考えを打ち消すように首を横に振る。
(そういえば……)
今、何時なのか気になった。彼女は家の中を歩き回って時計を探したが、それらしき物は見当たらなかった。
次に窓付近へ行くと、ぼんやり外を眺め始めた。空は綺麗な夕焼けだ。しかし、一人と一匹が閉じ込められている家の中は、不気味なほど赤味を帯びていた。
どうすれば外に出られるのか……。そう考えているときに足元から、「ぐおおお」と音が鳴った。どうやら、スズランのお腹の音のようだ。葉子は半ば困ったように笑うと子犬を抱き上げた。犬を飼うと言ったものの、まだ必要な物を何も用意していなかったのだ。
「無計画すぎたわね。あなたのごはん、どうしよっか……」
ぐうう。今度は葉子のお腹が鳴った。そういえば、お昼を食べていない。彼女はスズランを抱っこしながらキッチンへ行くと、食べ物を探し始めた。残念ながら、パンの一つも無いようだ。
「嘘……」
次々とそこらへんの棚の中を開けるが、食料の一つも無かった。今度は水が入っている樽らしき物を見つけたが、中身は空っぽだ。
「水もない」
はあ、とため息を吐く。葉子が落胆しているのを見ていたスズランも、つぶらな瞳を潤ませた。どうやらここには、食べ物も水も無い。
だとすると、フローラは朝ごはんをどうやって用意したのだろう。そんなことを考えていると、今度は家全体が揺れ始めた。
葉子は地震が起きたのだと身構えた。慌ててスズランと一緒にテーブルの下へ避難する。目をつぶって揺れが収まるまで待った。
数分後。ようやく静かになったから、葉子はおずおずテーブルの下から這い出た。スズランは今の地震が怖かったのか、葉子にくっついている。
何ということだろう! 今度は家そのものがなくなってしまった!
「嘘でしょっ……!?」
フローラが用意してくれた家が、ここへ来て一日も経たないうちに失ってしまったのだ。葉子は途方に暮れるしかなく、空を見上げた。沈みゆく太陽を眺めていると物寂しくなってきた。
くしゅん、とスズランがくしゃみした。葉子は慌てて、何か使えそうな布はないかと辺りを探す。かろうじて毛布が、ベッドだった物の下敷きになっていた。それを引っ張り出すとはたいた。
「これしかなくてごめんね……」
葉子が毛布をくるんであげると、スズランは悲しそうに、「くーん」と鳴いた。葉子は、今の状況に涙が出そうだったが、ぐっとこらえた。
今のできごとは、いったい何だったのか。フローラはどこへ行ったのか。彼女は水を汲むと言ったまま、まだ帰ってくる様子もない。辺りはもうじき暗闇になりかけているが、ここにいても埒が明かない。葉子はスズランを抱き上げると、とりあえず小川の方へと歩き始めた。
「私は一人じゃない」
スズランもいるのだ。葉子は今ここで、へこたれるわけにはいかない。だが、先ほどよりお腹は空いている。感覚的に体力も半分を切っていた。
葉子は歩きながらぼんやりと考えていた。動物に囲まれてのんびりしたいと思っていたものの、今そんな余裕はなかった。
(そもそも。ここで生活していくお金すらまだ持ってない)
今の葉子は無一文なのだ。職もなければ、さっきまで存在していた住居もなくなった。
彼女は、小川までとぼとぼ歩いた。遠くで水のせせらぎが聞こえる。
「水でも飲めば、少しは膨れるわ……」
小川に着くと、葉子は子犬を地面に下ろし両手で水を掬って飲み始めた。スズランは毛布にくるまれながら、眠たそうな顔で彼女を見つめている。葉子は、その動作を繰り返しながら水を飲んだ。
「おいしいですか?」
葉子はようやく一息つくと頷いた。
「結構ひんやりしてるし、水が柔らかいのよね。味もまろやかだし……うん、飲みやすくておいしいわ」
「それは良かった。そうそう、その子は木の実が好きなんです。これをあげてください」
すると葉子の隣に木の実が入った巾着袋と、紙袋に入ったパンが置かれた。
「ありがとう。……って、あれ?」
そういえば、自分はさっきから誰と話しているのだろう?
頭に疑問符を浮かべていると後ろから、「わふっ」と嬉しそうな鳴き声が聞こえ、葉子は振り向いた。あのときの少年が、スズランに木の実をあげていた。
「あなたは、スズランをくれた……」
少年はスズランに木の実を与えると、被っていた帽子を外し、ぺこりと葉子に頭を下げた。
「少々、あなたたちが気になったもので。どうぞ、そのパンを食べてください」
「え? いいの?」
「さっき街のパン屋で買ったんです。安心してください」
この状況を不思議に思いながら、葉子はパンをほおばった。今食べているものは、丸くて中にクリームが入っている。とてもおいしい。紙袋の中には、二個のパンが入っていた。
「ありがとね……」
葉子は少年に礼を言うと、紙袋に入っていた分をすべて平らげた。少年はスズランを撫でていたが、葉子を見つめると名乗った。
「僕の名はエルピス。その……あなたと一緒にいたフローラなんですが、彼女は僕の姉なんです。姉が、あなたに何かとご迷惑おかけしていたら……」
葉子は驚いた拍子に、思わず後ろへひっくり返っていた。
藤山葉子はのろのろと立ち上がると、彼女のあとを追うように外へ出ようとした。しかし、ドアノブを押しても引いても、ビクリとも動かない。
次に窓の方へ走った。玄関から無理なら、窓を開けて外に出る腹積もりだった。だが、扉同様にここも開きそうにない。その様子を眺めていたスズランは、椅子から降りると葉子の足元まで歩いてきた。
(もしかしてフローラちゃん……、私がここから出られないようにした?)
いや、そんなまさか。葉子はその考えを打ち消すように首を横に振る。
(そういえば……)
今、何時なのか気になった。彼女は家の中を歩き回って時計を探したが、それらしき物は見当たらなかった。
次に窓付近へ行くと、ぼんやり外を眺め始めた。空は綺麗な夕焼けだ。しかし、一人と一匹が閉じ込められている家の中は、不気味なほど赤味を帯びていた。
どうすれば外に出られるのか……。そう考えているときに足元から、「ぐおおお」と音が鳴った。どうやら、スズランのお腹の音のようだ。葉子は半ば困ったように笑うと子犬を抱き上げた。犬を飼うと言ったものの、まだ必要な物を何も用意していなかったのだ。
「無計画すぎたわね。あなたのごはん、どうしよっか……」
ぐうう。今度は葉子のお腹が鳴った。そういえば、お昼を食べていない。彼女はスズランを抱っこしながらキッチンへ行くと、食べ物を探し始めた。残念ながら、パンの一つも無いようだ。
「嘘……」
次々とそこらへんの棚の中を開けるが、食料の一つも無かった。今度は水が入っている樽らしき物を見つけたが、中身は空っぽだ。
「水もない」
はあ、とため息を吐く。葉子が落胆しているのを見ていたスズランも、つぶらな瞳を潤ませた。どうやらここには、食べ物も水も無い。
だとすると、フローラは朝ごはんをどうやって用意したのだろう。そんなことを考えていると、今度は家全体が揺れ始めた。
葉子は地震が起きたのだと身構えた。慌ててスズランと一緒にテーブルの下へ避難する。目をつぶって揺れが収まるまで待った。
数分後。ようやく静かになったから、葉子はおずおずテーブルの下から這い出た。スズランは今の地震が怖かったのか、葉子にくっついている。
何ということだろう! 今度は家そのものがなくなってしまった!
「嘘でしょっ……!?」
フローラが用意してくれた家が、ここへ来て一日も経たないうちに失ってしまったのだ。葉子は途方に暮れるしかなく、空を見上げた。沈みゆく太陽を眺めていると物寂しくなってきた。
くしゅん、とスズランがくしゃみした。葉子は慌てて、何か使えそうな布はないかと辺りを探す。かろうじて毛布が、ベッドだった物の下敷きになっていた。それを引っ張り出すとはたいた。
「これしかなくてごめんね……」
葉子が毛布をくるんであげると、スズランは悲しそうに、「くーん」と鳴いた。葉子は、今の状況に涙が出そうだったが、ぐっとこらえた。
今のできごとは、いったい何だったのか。フローラはどこへ行ったのか。彼女は水を汲むと言ったまま、まだ帰ってくる様子もない。辺りはもうじき暗闇になりかけているが、ここにいても埒が明かない。葉子はスズランを抱き上げると、とりあえず小川の方へと歩き始めた。
「私は一人じゃない」
スズランもいるのだ。葉子は今ここで、へこたれるわけにはいかない。だが、先ほどよりお腹は空いている。感覚的に体力も半分を切っていた。
葉子は歩きながらぼんやりと考えていた。動物に囲まれてのんびりしたいと思っていたものの、今そんな余裕はなかった。
(そもそも。ここで生活していくお金すらまだ持ってない)
今の葉子は無一文なのだ。職もなければ、さっきまで存在していた住居もなくなった。
彼女は、小川までとぼとぼ歩いた。遠くで水のせせらぎが聞こえる。
「水でも飲めば、少しは膨れるわ……」
小川に着くと、葉子は子犬を地面に下ろし両手で水を掬って飲み始めた。スズランは毛布にくるまれながら、眠たそうな顔で彼女を見つめている。葉子は、その動作を繰り返しながら水を飲んだ。
「おいしいですか?」
葉子はようやく一息つくと頷いた。
「結構ひんやりしてるし、水が柔らかいのよね。味もまろやかだし……うん、飲みやすくておいしいわ」
「それは良かった。そうそう、その子は木の実が好きなんです。これをあげてください」
すると葉子の隣に木の実が入った巾着袋と、紙袋に入ったパンが置かれた。
「ありがとう。……って、あれ?」
そういえば、自分はさっきから誰と話しているのだろう?
頭に疑問符を浮かべていると後ろから、「わふっ」と嬉しそうな鳴き声が聞こえ、葉子は振り向いた。あのときの少年が、スズランに木の実をあげていた。
「あなたは、スズランをくれた……」
少年はスズランに木の実を与えると、被っていた帽子を外し、ぺこりと葉子に頭を下げた。
「少々、あなたたちが気になったもので。どうぞ、そのパンを食べてください」
「え? いいの?」
「さっき街のパン屋で買ったんです。安心してください」
この状況を不思議に思いながら、葉子はパンをほおばった。今食べているものは、丸くて中にクリームが入っている。とてもおいしい。紙袋の中には、二個のパンが入っていた。
「ありがとね……」
葉子は少年に礼を言うと、紙袋に入っていた分をすべて平らげた。少年はスズランを撫でていたが、葉子を見つめると名乗った。
「僕の名はエルピス。その……あなたと一緒にいたフローラなんですが、彼女は僕の姉なんです。姉が、あなたに何かとご迷惑おかけしていたら……」
葉子は驚いた拍子に、思わず後ろへひっくり返っていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
【ご報告】
2月15日付で、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。
ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。
引き続きよろしくお願いいたします。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる