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君? の名は
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さっき迄あんなに3人共ほのぼのとしていたのに、俺が風呂から上がると険悪なムードになっていた。まっ予想はつくけどね、風呂上がりに麦茶を飲むと座椅子にすわりテレビをつける。触らぬ神に祟りなしってね……元女神か……でもヒエとヤエ迄険悪なムードになるってよっぽど気に入ったんだな。
気配を察知した仔猫がトテトテ歩いて俺のお腹の上に乗ってくる、喉を撫でると気持ち良さそうにゴロゴロ言ってる。こやつめ可愛いのう!
「ちょっと! 何で健の所に行くのよ!」
「拾ったの私よ!」
「師匠!」
「お前等が険悪なムードになっていたからだよ? どうせコイツの名前で揉めてるんだろう?」
「そうよ! 拾ったの私! お世話するのも私よ名付けたって良いじゃない!」
「ちなみに候補は?」
3人に聞いてみると
ヒエ→トチ
ヤエ→イネ
茉希ちゃん→猫丸
「茉希ちゃんの猫丸が1番可愛いと思うけど……コイツ雌だよ」
「え~! 駄目ぇ?」
「ヒエとヤエはねぇ……」
「「何よ!」」
こっわ! どうしたものかなぁ……
「あのさ……ヒエとヤエが餌を持って名前を呼んで食べた方の名前にしたら?」
「ふっふふ……健は……私達を争わそうって言うのね?」
「上等よ! 15年前はお互いに本気で闘わなかったからね」
「「勝負よ!!」」
「じゃ頑張って下さい、茉希ちゃんパス」
そう言うと猫を茉希ちゃんに預ける、袋から猫用のオヤツを取り出すとヒエとヤエに渡す。
「ほらこれが今回の武器だよ」
二人にオヤツを引ったくられると、それぞれ部屋の右端と左端に別れる。
「トチ! おいで!」
「イネ! 私よね!」
「茉希ちゃん離してあげて……」
「いってらっしゃい!」
猫が歩きだすと……
「トチ!」
「イネ!」
「二人共動いたら負けね」
「「上等よ!!」」
「トチ!!」
「イネ!!」
はたして猫は…………ヒエを選んだ。ヤエが項垂れている……
「今日から貴女はトチよ! 良いわね皆!」
「負けた……」
「どうせどっちでも良かったんだろ?」
「どうして分かったの? 割と本気だったけど……」
「たまには良いんじゃない? そう思っただけさ、喧嘩するほど仲がいいってね」
「そうね……でもヒエは可笑しいけど本気だったわよ」
「笑っちゃ駄目だよ、でも……もし二人が本気で争う時が来たら……俺が止める」
「大丈夫よ、強制的に闘わせられる理由が無いもの15年前と違って」
「なんかごめんよヤエ……」
「茉希は巻き込まれただけよ、気にしないで」
「ありがとうヤエ……」
「そんなにしんみりしないで! 今日のお土産食べようか、キムラでアイス買ってきたから!」
「食べる!」
「ヒエは……ほっとくか、後で教えて上げて」
トチをじっと見つめたまま微動だにしないヒエがそこには居た、3人で微笑ましく見ながら食べていると茉希ちゃんの口から。
「アイスで思い出したけどさ、師匠さ大学近くのアイス食べに行ったんだよね?」
「行ったよ?」
「物凄い美人がビッグサイズを食べてたそうだけど見た?」
「へぇ~凄いね」
「男連れでね……」
ビキィッッ!?
ヤエの怒りのスイッチが入った音が聞こえた気がした……
「健にはそんな人居ないわよね~?」
「当たり前じゃん、俺じゃないよ」
「なんかね男子が言ってたんだけど、スマホで写真を撮ろうとしたらしいんだけど」
「けど?」
何だろう突っ込んでいいのか……既に遅いか……
「上手く撮れてないんだって、男も女も」
「写ってなかったの?」
「見せてもらったけど何にも写ってなかった」
「顔とかは! 聞いてみたの!? 茉希!」
「男子や見た人は美女に釘付けだったらしいよ、だから師匠に聞いてみたかったんだけど……」
「そっか~俺は持ち帰りで海で食べてたんだよ」
あっぶね! ナイス大女神様!
「その後、その美女の手を取って海に行って語り合っていたらしいよ……」
「!?」
「あれ~おかしいな~何でだろう? 師匠の跡をつけてる見たいだな~変だね~」
ヤバい茉希ちゃんの目も怖くなってきた、もう一回シャワーして来ようかな……
「た、け、し、! ちょっと良いかしら?」
「何でしょうか……ヤエ」
「そんな美女の知り合いなんて居ないわよね?」
「居ません!」
「アタシも師匠に限ってそんな事は無いと思ってる」
「ただタイミングがね……美男美女……」
「まって! 今なんて言ったかな茉希ちゃん?」
「だから美男美女のカップル……あっ!」
良かった美男じゃなくって……オッサンで本当に良かった!
「いや別に師匠が……そう言う訳じゃなくって……」
「そうね……健は……健の良さは私達にしか分からないわよね……」
「ちょっと傷付いたんだけど……」
ちょっとズルいがこの波に乗って乗り切ってやる。
「わっ私は健だけよ!」
「いいよ別に……」
「師匠の事は見た目がとか……」
「皆そう言うよ……俺もヒエと一緒にトチを見てるよ……」
そう言ってヒエとトチの元へと逃げ出した! ふぅ~きっと大女神様のフォローが咄嗟に入ったのだろうと思いたい。ヤエと茉希ちゃんは、微妙な空気を漂わせて俺を見ているが今日は傷付いたフリして誤魔化そう。
「どうヒエ? トチは?」
「もう可愛くて……さっきもトイレ教えたのよ!」
「そっか、ちゃんと面倒をみてよ? アパートの柱とかで爪を研がないように……」
買ってきた爪研ぎ板を見せながら。
「これにする様に躾けてね」
「任せて! トチとはもう心が通い合ってるの! 多分!」
「猫用のベッドとかないから、もう使わないバスタオルを使って……ほら出来た!」
「意外と器用よね健は、良かったねトチ! ベッドだよ!」
トチがバスタオルに潜って包まると眠って行くのが分かる……捨てられて疲れてたんだろうな……さてもう良いかな。
「ヒエ……見てたい気持ちは分かるけど、静かに寝かせてあげよう」
「うん! あれ二人共どうしたの?」
「えっ! ちょっとね……ねっ! 茉希!」
「うん! 大丈夫!」
「そっかじゃ私お風呂行くね!」
ヒエが風呂に行くと、ヤエと茉希ちゃんが気不味そうにしていたのでもう良いか……
「もう良いよ二人共、俺もそこまで気にしない事にしたから」
「でっでも……」
「良いよ……今の俺の事を愛してくれるって人が居てくれるだけで充分!」
そう言って二人を抱き寄せた、実際の所は大女神様に対して別に好意は全く無い。尊敬はしてるが……
「!?」
何か変な気配がしたが気のせいだろう……
「じゃ二人共おやすみなさい、明日は仕事だから……」
「うん分かった……おやすみなさい」
「師匠カーテン閉めるね! おやすみなさい!」
こうしていろんな意味でヒヤヒヤした日が終わり、新しい住人が増えた。
気配を察知した仔猫がトテトテ歩いて俺のお腹の上に乗ってくる、喉を撫でると気持ち良さそうにゴロゴロ言ってる。こやつめ可愛いのう!
「ちょっと! 何で健の所に行くのよ!」
「拾ったの私よ!」
「師匠!」
「お前等が険悪なムードになっていたからだよ? どうせコイツの名前で揉めてるんだろう?」
「そうよ! 拾ったの私! お世話するのも私よ名付けたって良いじゃない!」
「ちなみに候補は?」
3人に聞いてみると
ヒエ→トチ
ヤエ→イネ
茉希ちゃん→猫丸
「茉希ちゃんの猫丸が1番可愛いと思うけど……コイツ雌だよ」
「え~! 駄目ぇ?」
「ヒエとヤエはねぇ……」
「「何よ!」」
こっわ! どうしたものかなぁ……
「あのさ……ヒエとヤエが餌を持って名前を呼んで食べた方の名前にしたら?」
「ふっふふ……健は……私達を争わそうって言うのね?」
「上等よ! 15年前はお互いに本気で闘わなかったからね」
「「勝負よ!!」」
「じゃ頑張って下さい、茉希ちゃんパス」
そう言うと猫を茉希ちゃんに預ける、袋から猫用のオヤツを取り出すとヒエとヤエに渡す。
「ほらこれが今回の武器だよ」
二人にオヤツを引ったくられると、それぞれ部屋の右端と左端に別れる。
「トチ! おいで!」
「イネ! 私よね!」
「茉希ちゃん離してあげて……」
「いってらっしゃい!」
猫が歩きだすと……
「トチ!」
「イネ!」
「二人共動いたら負けね」
「「上等よ!!」」
「トチ!!」
「イネ!!」
はたして猫は…………ヒエを選んだ。ヤエが項垂れている……
「今日から貴女はトチよ! 良いわね皆!」
「負けた……」
「どうせどっちでも良かったんだろ?」
「どうして分かったの? 割と本気だったけど……」
「たまには良いんじゃない? そう思っただけさ、喧嘩するほど仲がいいってね」
「そうね……でもヒエは可笑しいけど本気だったわよ」
「笑っちゃ駄目だよ、でも……もし二人が本気で争う時が来たら……俺が止める」
「大丈夫よ、強制的に闘わせられる理由が無いもの15年前と違って」
「なんかごめんよヤエ……」
「茉希は巻き込まれただけよ、気にしないで」
「ありがとうヤエ……」
「そんなにしんみりしないで! 今日のお土産食べようか、キムラでアイス買ってきたから!」
「食べる!」
「ヒエは……ほっとくか、後で教えて上げて」
トチをじっと見つめたまま微動だにしないヒエがそこには居た、3人で微笑ましく見ながら食べていると茉希ちゃんの口から。
「アイスで思い出したけどさ、師匠さ大学近くのアイス食べに行ったんだよね?」
「行ったよ?」
「物凄い美人がビッグサイズを食べてたそうだけど見た?」
「へぇ~凄いね」
「男連れでね……」
ビキィッッ!?
ヤエの怒りのスイッチが入った音が聞こえた気がした……
「健にはそんな人居ないわよね~?」
「当たり前じゃん、俺じゃないよ」
「なんかね男子が言ってたんだけど、スマホで写真を撮ろうとしたらしいんだけど」
「けど?」
何だろう突っ込んでいいのか……既に遅いか……
「上手く撮れてないんだって、男も女も」
「写ってなかったの?」
「見せてもらったけど何にも写ってなかった」
「顔とかは! 聞いてみたの!? 茉希!」
「男子や見た人は美女に釘付けだったらしいよ、だから師匠に聞いてみたかったんだけど……」
「そっか~俺は持ち帰りで海で食べてたんだよ」
あっぶね! ナイス大女神様!
「その後、その美女の手を取って海に行って語り合っていたらしいよ……」
「!?」
「あれ~おかしいな~何でだろう? 師匠の跡をつけてる見たいだな~変だね~」
ヤバい茉希ちゃんの目も怖くなってきた、もう一回シャワーして来ようかな……
「た、け、し、! ちょっと良いかしら?」
「何でしょうか……ヤエ」
「そんな美女の知り合いなんて居ないわよね?」
「居ません!」
「アタシも師匠に限ってそんな事は無いと思ってる」
「ただタイミングがね……美男美女……」
「まって! 今なんて言ったかな茉希ちゃん?」
「だから美男美女のカップル……あっ!」
良かった美男じゃなくって……オッサンで本当に良かった!
「いや別に師匠が……そう言う訳じゃなくって……」
「そうね……健は……健の良さは私達にしか分からないわよね……」
「ちょっと傷付いたんだけど……」
ちょっとズルいがこの波に乗って乗り切ってやる。
「わっ私は健だけよ!」
「いいよ別に……」
「師匠の事は見た目がとか……」
「皆そう言うよ……俺もヒエと一緒にトチを見てるよ……」
そう言ってヒエとトチの元へと逃げ出した! ふぅ~きっと大女神様のフォローが咄嗟に入ったのだろうと思いたい。ヤエと茉希ちゃんは、微妙な空気を漂わせて俺を見ているが今日は傷付いたフリして誤魔化そう。
「どうヒエ? トチは?」
「もう可愛くて……さっきもトイレ教えたのよ!」
「そっか、ちゃんと面倒をみてよ? アパートの柱とかで爪を研がないように……」
買ってきた爪研ぎ板を見せながら。
「これにする様に躾けてね」
「任せて! トチとはもう心が通い合ってるの! 多分!」
「猫用のベッドとかないから、もう使わないバスタオルを使って……ほら出来た!」
「意外と器用よね健は、良かったねトチ! ベッドだよ!」
トチがバスタオルに潜って包まると眠って行くのが分かる……捨てられて疲れてたんだろうな……さてもう良いかな。
「ヒエ……見てたい気持ちは分かるけど、静かに寝かせてあげよう」
「うん! あれ二人共どうしたの?」
「えっ! ちょっとね……ねっ! 茉希!」
「うん! 大丈夫!」
「そっかじゃ私お風呂行くね!」
ヒエが風呂に行くと、ヤエと茉希ちゃんが気不味そうにしていたのでもう良いか……
「もう良いよ二人共、俺もそこまで気にしない事にしたから」
「でっでも……」
「良いよ……今の俺の事を愛してくれるって人が居てくれるだけで充分!」
そう言って二人を抱き寄せた、実際の所は大女神様に対して別に好意は全く無い。尊敬はしてるが……
「!?」
何か変な気配がしたが気のせいだろう……
「じゃ二人共おやすみなさい、明日は仕事だから……」
「うん分かった……おやすみなさい」
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こうしていろんな意味でヒヤヒヤした日が終わり、新しい住人が増えた。
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