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女だらけの社員旅行その5
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部屋へと料理が運ばれてきた。女性陣は和気あいあいと並べられている料理を見ながらそれぞれが。
「これが会席料理! スマホで写真を撮ってそれからそれから……」
「はっはっはー!」
「酒は! 地酒はどこよ!」
「良い反応だねぇ皆! アレ八神君?」
「なんですか?」
「なんか匂うよ? 花のような……ってまさか!」
「使いましたよ薔薇と入浴剤のことでしょう?」
「あっちゃー! アレ特別なんだけど!」
「大丈夫ですよ……お湯は流してないですし、そんなに入ってないので」
テーブルに料理が並び、社長が冷蔵庫からワインを取り出す。
「皆! 席について宴の始まり! このワインで乾杯!」
そそくさと、座椅子に腰を掛けると仲居さんがワイングラスを配ると社長が注いで行く。茉希ちゃんはオレンジジュースだ、ワインの匂いを嗅いでみる……うん! フルーティーな香りがするコレもきっと高いんだろうなぁ……下戸だから、お酒詳しくないし俺。
「さぁ皆さんの……え~っと」
乾杯の挨拶で社長が困っている、社員俺だけだしなぁ。
「健康祈願とかで良いんじゃないですか?」
「そう! それで! 乾杯!」
俺とヤエは一口だけ、社長とヒエは一気飲みだ、頼むから酔っ払ってボロだけは出さないでよ? 料理が次々と運ばれてくる、ヤエは1品1品写真を撮り、じっくり味わって何かをクリスマスプレゼントで渡した手帳に書き込んでいる。茉希ちゃんは社長とヒエに御酌をしている、ワインは既になくなり地酒の熱燗へと変わっていた。
「ヤエさ……」
「ごめんなさいアナタちょっと料理に集中させて!」
ちょっとだけ悲しい。
「ヒエさ温泉どうだった?」
「さいっっこうね! まだ入りたい!」
「あのね! えすても本当に気持ち良くて、もう肌もツヤツヤ! 全身の血の巡りが良くなった見たい!」
「ヒエとヤエは随分と気持ち良さそうな声出してたよね!」
「だって本当に気持ち良くって全身から力が抜けてもう!」
「そっか満喫出来たんだな?」
「毎日通いたい!」
「そりゃあ無理だよ……」
「あっはっは! 八神君の頑張り次第かな!」
「アンタ私達の為にも頑張りなさいよ!」
「そうだね……」
こいつら全員満喫出来てて、俺だけ何であんな目に……とっても悲しい。
最後のデザートを食べ終わると、ヤエがキラキラした目で
「アナタ期待してて!」
「うっうん! 期待しとくよ!」
本当に何処を目指してるんだろうヤエは? 「そうだ薔薇風呂にでも入ってきたら?」
「お風呂に?」
「うん、良い匂いがするよ」
「アタシと行こうよヤエ! ヒエと社長は呑んだくれてるしさ!」
「行っておいで眺望もいいから」
「うん! 行こう茉希!」
バタバタと風呂へと2人が向かうと喜びの声が聞こえてきた……どうぞごゆっくり、さてこっちは?
「いやぁ流石社長! これからも健をこき使ってよね!」
「了解了解! 御家族が理解してくれればアタシも遠慮なく使わせてもらうよ!」
酔っ払いが好きなことを言ってる……酒を酌み交わす相手が出来てゴキゲンなのだろう、じゃあ俺は? 誰かかまって下さい……だがこの二人は止まらない、それどころかお酒がどんどん追加されてる。仕方ない窓際のソファーに座り外の景色を眺める、ふと視線を感じてそっちを向くとノエが手を振っていた……そういや隣の部屋だったっけアイツ等、手を振り返すとノエは笑顔だった。
「何してるのアナタ?」
「うおぅっ!!」
慌ててカーテンを閉める。
「いや! お隣さんから丸見えだったからこっち閉めただけ!」
「じゃあ何で手を振っていたの?」
さっきまで俺の事なんて気にもしなかったくせに……
「家族連れかな、子供って無邪気だよね!」
「ふ~ん……隣り良いかしら?」
「今更遠慮する事じゃないだろ? 座りなよ」
「じゃあジュース持ってくるね!」
パタパタとヤエがジュースを取りに行くのを見ると、茉希ちゃんが社長とヒエとゲラゲラ笑っていた……お酒呑んでないよな?
「お待たせ!」
「ありがと」
ヤエからオレンジジュースを受け取ると一口飲む。
「ちょっと浮かれすぎたわね私達……」
「良いじゃん、せっかくの旅行だしタダだし」
「それはそうだけど……アナタがちょっと不機嫌そうだから」
原因は別の所に有るんだけどなぁ
「それに何だか雰囲気迄変わってるようで……」
「それは考えすぎだよ、俺は楽しいよ見ているぶんにはね」
ヤエが急に真剣な目で俺を見つめてくる
「本当に?」
「うん? どうした急に?」
「お風呂場でね茉希が急に傷跡に痛みが走ったって蹲ったのよ」
「マジで!?」
初めて知ったぞ、でも何で……あっ! あの時か!? 俺がノエに傘で刺された……
「そっそれって……温泉入ってはしゃぎすぎただけじゃない?」
「茉希もそう言ってたけど……」
「じゃあそうなんだよきっと」
って事は社長も当然……後で酔ってないときにそれとなく確認が必要だな。
「でもっ……んぅん!」
これ以上探られぬようにヤエをソファーに押し倒して口を塞ぐ、向こうの3人には気付かれただろうか? 口を離すと。
「ちょっと……バカッ!」
「ヤエは気にし過ぎだよ、俺はいつもどおり!」
起き上がるとヤエが少しだけ乱れた浴衣を直す、色っぽいなんかこう……凄くエロい! どうしよう……
「本当にもう……帰ったらね……」
「あっうん……」
少し怒った顔も綺麗だ、もう一回だけ……
「ちょっとそこの2人! アンタ達もこっち来て呑みなさい!」
あ~そうだよね~皆居るもんね。
「俺はお酒駄目だから! ヤエ行っておいで!」
「しょうがないヤエちょっと来てよ! そんな奴放っといて女子トークしよ!」
「うん今行くね」
耳元でヤエが一言
「愛してる」
そう囁くと俺の頬にキスして女子トークの場に向かっていった。今この瞬間も見られているのだろうか……少しだけムカついたので
「俺ちょっとだけ出かけてくる」
そう言うと部屋から出ると宿からも出て温泉街へと繰り出した。
「これが会席料理! スマホで写真を撮ってそれからそれから……」
「はっはっはー!」
「酒は! 地酒はどこよ!」
「良い反応だねぇ皆! アレ八神君?」
「なんですか?」
「なんか匂うよ? 花のような……ってまさか!」
「使いましたよ薔薇と入浴剤のことでしょう?」
「あっちゃー! アレ特別なんだけど!」
「大丈夫ですよ……お湯は流してないですし、そんなに入ってないので」
テーブルに料理が並び、社長が冷蔵庫からワインを取り出す。
「皆! 席について宴の始まり! このワインで乾杯!」
そそくさと、座椅子に腰を掛けると仲居さんがワイングラスを配ると社長が注いで行く。茉希ちゃんはオレンジジュースだ、ワインの匂いを嗅いでみる……うん! フルーティーな香りがするコレもきっと高いんだろうなぁ……下戸だから、お酒詳しくないし俺。
「さぁ皆さんの……え~っと」
乾杯の挨拶で社長が困っている、社員俺だけだしなぁ。
「健康祈願とかで良いんじゃないですか?」
「そう! それで! 乾杯!」
俺とヤエは一口だけ、社長とヒエは一気飲みだ、頼むから酔っ払ってボロだけは出さないでよ? 料理が次々と運ばれてくる、ヤエは1品1品写真を撮り、じっくり味わって何かをクリスマスプレゼントで渡した手帳に書き込んでいる。茉希ちゃんは社長とヒエに御酌をしている、ワインは既になくなり地酒の熱燗へと変わっていた。
「ヤエさ……」
「ごめんなさいアナタちょっと料理に集中させて!」
ちょっとだけ悲しい。
「ヒエさ温泉どうだった?」
「さいっっこうね! まだ入りたい!」
「あのね! えすても本当に気持ち良くて、もう肌もツヤツヤ! 全身の血の巡りが良くなった見たい!」
「ヒエとヤエは随分と気持ち良さそうな声出してたよね!」
「だって本当に気持ち良くって全身から力が抜けてもう!」
「そっか満喫出来たんだな?」
「毎日通いたい!」
「そりゃあ無理だよ……」
「あっはっは! 八神君の頑張り次第かな!」
「アンタ私達の為にも頑張りなさいよ!」
「そうだね……」
こいつら全員満喫出来てて、俺だけ何であんな目に……とっても悲しい。
最後のデザートを食べ終わると、ヤエがキラキラした目で
「アナタ期待してて!」
「うっうん! 期待しとくよ!」
本当に何処を目指してるんだろうヤエは? 「そうだ薔薇風呂にでも入ってきたら?」
「お風呂に?」
「うん、良い匂いがするよ」
「アタシと行こうよヤエ! ヒエと社長は呑んだくれてるしさ!」
「行っておいで眺望もいいから」
「うん! 行こう茉希!」
バタバタと風呂へと2人が向かうと喜びの声が聞こえてきた……どうぞごゆっくり、さてこっちは?
「いやぁ流石社長! これからも健をこき使ってよね!」
「了解了解! 御家族が理解してくれればアタシも遠慮なく使わせてもらうよ!」
酔っ払いが好きなことを言ってる……酒を酌み交わす相手が出来てゴキゲンなのだろう、じゃあ俺は? 誰かかまって下さい……だがこの二人は止まらない、それどころかお酒がどんどん追加されてる。仕方ない窓際のソファーに座り外の景色を眺める、ふと視線を感じてそっちを向くとノエが手を振っていた……そういや隣の部屋だったっけアイツ等、手を振り返すとノエは笑顔だった。
「何してるのアナタ?」
「うおぅっ!!」
慌ててカーテンを閉める。
「いや! お隣さんから丸見えだったからこっち閉めただけ!」
「じゃあ何で手を振っていたの?」
さっきまで俺の事なんて気にもしなかったくせに……
「家族連れかな、子供って無邪気だよね!」
「ふ~ん……隣り良いかしら?」
「今更遠慮する事じゃないだろ? 座りなよ」
「じゃあジュース持ってくるね!」
パタパタとヤエがジュースを取りに行くのを見ると、茉希ちゃんが社長とヒエとゲラゲラ笑っていた……お酒呑んでないよな?
「お待たせ!」
「ありがと」
ヤエからオレンジジュースを受け取ると一口飲む。
「ちょっと浮かれすぎたわね私達……」
「良いじゃん、せっかくの旅行だしタダだし」
「それはそうだけど……アナタがちょっと不機嫌そうだから」
原因は別の所に有るんだけどなぁ
「それに何だか雰囲気迄変わってるようで……」
「それは考えすぎだよ、俺は楽しいよ見ているぶんにはね」
ヤエが急に真剣な目で俺を見つめてくる
「本当に?」
「うん? どうした急に?」
「お風呂場でね茉希が急に傷跡に痛みが走ったって蹲ったのよ」
「マジで!?」
初めて知ったぞ、でも何で……あっ! あの時か!? 俺がノエに傘で刺された……
「そっそれって……温泉入ってはしゃぎすぎただけじゃない?」
「茉希もそう言ってたけど……」
「じゃあそうなんだよきっと」
って事は社長も当然……後で酔ってないときにそれとなく確認が必要だな。
「でもっ……んぅん!」
これ以上探られぬようにヤエをソファーに押し倒して口を塞ぐ、向こうの3人には気付かれただろうか? 口を離すと。
「ちょっと……バカッ!」
「ヤエは気にし過ぎだよ、俺はいつもどおり!」
起き上がるとヤエが少しだけ乱れた浴衣を直す、色っぽいなんかこう……凄くエロい! どうしよう……
「本当にもう……帰ったらね……」
「あっうん……」
少し怒った顔も綺麗だ、もう一回だけ……
「ちょっとそこの2人! アンタ達もこっち来て呑みなさい!」
あ~そうだよね~皆居るもんね。
「俺はお酒駄目だから! ヤエ行っておいで!」
「しょうがないヤエちょっと来てよ! そんな奴放っといて女子トークしよ!」
「うん今行くね」
耳元でヤエが一言
「愛してる」
そう囁くと俺の頬にキスして女子トークの場に向かっていった。今この瞬間も見られているのだろうか……少しだけムカついたので
「俺ちょっとだけ出かけてくる」
そう言うと部屋から出ると宿からも出て温泉街へと繰り出した。
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