スキル《AI》と現代最強武器【銃】で世界最強~お前ら、これを知らないのか?~

長谷川 心

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1話 異世界転生とスキル《AI》

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  俺、新田真司あらたしんじ。16歳は、学校帰りに死にました。



 ぼーっとしていたので、赤信号だとは気づかず車にひかれました。死ぬときは、あっけないものだ。



 まだやりたいことがたくさんあったのだが、仕方ない。天国に行けるといいな。別に未練はない。



 さようなら、地球。また会おう。



▼▼▼



 なぜだ?! 俺は死んだはずだ。なのに目を開けられる。手も動く。足も動く。

どういうこっちゃ! 誰か教えてくれーーーーーーー!!



『はい。マスターは、転生しました』



ん? なんだ今の声? 誰かいるのか? けど、周りは見渡す限り森。ひたすら森だ。人っ子一人いない。



『ええと・・・・。あなたは誰ですか?』



『マスタ―の固有スキル《AI》です』



 うわっ! しゃべった。透き通るような女性の声だ。心で念じたらかえってきたよ。なんかすごいな・・・・。



 っていうか、固有スキルってめちゃくちゃ異世界じゃん。まあ、転生したって言ってたし。



 俺のスキルが言うんなら間違いないだろう。でも異世界かーー。 



 はっきり言うと、俺は異世界転生なんて非現実的なことを馬鹿馬鹿しいと思っていた。

そんなことがあるはずないと。でも、異世界系のラノベを読むのは好きだった。そんな俺が転生してしまうとは。皮肉だな。



 う~~ん。これからどうするべきか。とりあえず状況を整理しよう。



 まず、ここは異世界。そして森。俺には《AI》という固有スキルがあるということ。持ち金はゼロ。あるのは・・・教科書、筆箱、水筒くらいか。服装は制服。



 魔法とかはないのかな? 《AI》は十分すごいが、少し頼りない。



『え・・と。魔法とかは、持ってないんですか?』

心の中で念じてみる。



『はい。マスターは無属性魔法《製造クリエイト》を所有しています』



 おおっ! 魔法も持ってた。正直ないと思っていた。《AI》なんていう立派なスキルを持っていてかつ、魔法も持っているなんて。



 製造か~~。うん。俺にぴったりだな。元々プラモデルとか物を作るのは好きだった。

けど、何が作れるんだ。ふと、疑問に思ったので聞いてみる。



『《製造》では何が作れるんですか?』



『はい。材料さえあれば、何でも作れます』



 何でも作れるのか。でもやっぱ材料ないとダメなのね。無の状態から作り出すのはできないと。

なら、さっそく何か作ってみるか。なにを作るか。



 思案すること、数十分。



 よし、決めた。拳銃を作ろう。ここが異世界であるならば、まず間違いなく魔物がいる。

ラノベで読んでいたから分かる。今必要なのは武器だ。



 魔法で攻撃できれば、良かったんだけどあいにく、俺の魔法に攻撃能力は皆無だ。

剣とかでもいいんだけど、やっぱり飛び道具だろう。銃に勝てる武器なんてない。



 けど拳銃なんてどうやって作るのかって。

フッフッフッ、それについては問題ない。 俺のスキル《AI》が作り方を教えてくれた。なんて便利なんだ! 



 後は、材料だけど・・・・。水筒とか、シャーペンで作れないかな?



『HEY! 材料は、水筒とかでもできるか?』



ついつい、HEY! SIRIみたいな感じで聞いてしまった。



『はい。問題ありません。ですが、弾丸の作成は不可能です。材料が足りません』



 うわ、まじか~。弾丸がなかったら意味ないじゃないか! 何とかしてください。



『はい。では岩石で補ってみてはどうでしょう?』



 おおおお! その手があったか。幸いにもここは森なので岩石なんていくらでも手に入る。



 俺はすぐに、無属性魔法《製造》を発動させて、水筒やシャーペンなどの金属類を集める。

今回、作るのは自動式オートマチック拳銃だ。ただ、火薬がないので今回はエアガンのような空気圧で弾丸を発射する仕様だ。完成形のイメージは、コルト社のダブル・イーグルだ。



 回転式リボルバーのコルトパイソン357マグナムが良かったが、効率重視だ。



 ちなみに、コルトパイソン357マグナムは、俺の大好きな漫画〇I〇Y 〇U〇TE〇の主人公の愛銃だ。



 無事、生き残れたら作ってみよう。拳銃の図面については、もちろん《人工知能》だ。

いや~ほんと、すごいね!



《製造》は、魔法が勝手に作ってくれるわけではなく、自分の手で作るのだ。頭に図面と完成形をイメージしてるとできる。



 拳銃自体は、30分くらいでできた。後は弾丸だ。適当な岩を見繕ってきて砕く。それを《製造》で弾丸の形にして終了。弾倉に弾を込める。水筒とシャーペンがごっそりと全て消えた。



《製造》も相当すごいな・・・。こんなん無敵じゃん。



 待てよ・・・・。これ、拳銃が効かなかったら俺終わりじゃん。一瞬で魔物の餌になっちゃうよ。

それはごめんだ。せっかく手に入れた第二の人生を謳歌するんだ。



 準備もできたことだし、行くか! 運が良ければ人に出会えるかもしれないし。魔物が来たら、蜂の巣にしてやる。



 そう意気込み、俺は右も左も分からない森を歩き始めた――。







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