君と地獄におちたい

埴輪

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そして、

4.ロゼ

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 ロゼ・ゲーアハルトはゲーアハルト公爵家の宝である。

 美しすぎる容貌に誰よりも寛大で朗らかな性格。
 公爵家の娘として何不自由なく可愛がられ、我儘に傲慢に育ちそうな環境の中でロゼは驕ることをせず、常に自身の幸福に感謝し、それを与えてくれる周囲の人々を敬い愛してきた。
 彼女の一番の美徳はその謙虚な姿勢と聡明な思考だろう。
 ロゼは知っていた。
 自分がこうして贅沢三昧に過ごせるのは決して当たり前のことではないと。
 一握りにも満たない選ばれた特別な存在であることを自覚していた。
 彼女の贅沢な恵まれた生活はその倍もの名もなき庶民の生活の上に成り立っていることを。
 ロゼが清潔で柔らかなシーツの上でなんの不安もなく寝ていられるのも。
 朝起きれば自然とお湯が沸かされ、それを少し冷ましたぬるま湯で顔を洗い、目覚めのハーブティーを注がられるのも。
 優秀で美しい侍女達に囲まれて服を脱がされて色とりどりの服を選んで着せられるのも。
 全てが特別なことであることをロゼは知っていた。






 夜寝る前に花油を塗られた髪は艶があり、侍女達が慣れた手つきで梳かす。
 特別な行事がなければロゼは侍女達に髪型を任せていた。
 服の着替えもそう。
 人形よりも遥かに見目麗しいロゼの着せ替えをするのが彼女達の趣味であり生きがいでもある。
 時々、母の公爵夫人が朝早くからロゼの部屋に訪れることもある。
 母の目的もまた愛する娘を着飾ることであり、自らの手でロゼの髪を梳かして纏めるのが彼女の特技であった。
 美しく、仲睦まじい母娘の姿を周りの侍女達は微笑ましく見守るのも一つの日常風景である。
 ロゼは楽し気に自分に語り掛けながら髪を優しく梳く母の姿を見るのが好きだった。
 鏡越しにも母の笑顔が嬉しく、優しく自身の髪を最後に撫でる母の姿に、いつも最後は少しだけ胸が痛くなる。
 母の愛情を感じるたびにロゼは胸が苦しくなるほど幸せな気持ちに包まれるのだ。

 鏡には母と娘の姿が映る。
 黒髪に黒目の娘と輝く金髪に碧目の母の姿が。
 公爵家で黒い色彩を持つのはロゼだけだ。
 兄は父と同じ明るい茶髪にハシバミ色の優しい顔立ちをしている。
 勘当された姉は母の髪色を受け継げられなかったが、瞳は母と瓜二つの色らしい。
 ロゼが本妻の子でないことはその見目を見ればすぐに分かる。
 物心つくときに家族の肖像画を公爵家のお抱えの画家に描かせたときのあの画家の少し戸惑った表情を今でもロゼは覚えている。
 だが、それでロゼが誰かに意地悪されたことも蔑まれたこともない。
 ロゼを生んだ夫人の身分が元々高く、正式な婚姻関係を父と結んでいたこと。
 その夫人がロゼを生んですぐに亡くなってしまったこと。
 何よりも公爵家でロゼは大層可愛がられている。

 自分を生んだ夫人の肖像画をロゼは見たことがない。
 ロゼの母は今も昔も、ロゼが死ぬまで公爵夫人ただ一人だからだ。
 亡くなってしまった夫人には気の毒かもしれないが、死者の幸福よりもロゼは血潮が通った母の幸せをとる。
 母である公爵夫人にとって、ロゼの存在がどれだけ複雑であり、本来なら愛など与える必要はない存在であることを、ロゼは知っている。
 誰かに言われたわけでもない、それは必要以上に聡明なロゼだからこそ知っている事実なのだ。

 ロゼは聡明だった。
 聡明なロゼは自分がいかに恵まれているのかを知っていた。
 また、ロゼは真面目な性格でもある。
 彼女は自分が特別恵まれた環境にいることに対して負い目を抱いていた。
 それを、ロゼは誰にも話したことはない。

 ロゼは自分自身には特に価値はないと思っている。
 自身を卑下するわけではない。
 ロゼは人並み外れて自身が美しいと知っていたし、頭も悪くないと思っている。
 家族や大事な使用人達がロゼを愛する。
 愛される自身を誇りには思うが、それでもロゼは自分がつまらない人間だと思っていた。
 いくらロゼの容貌が生まれつき美しくとも、その美貌を維持できているのは日々の健康的な食事や毎夜侍女達に身体を磨かれているからだ。
 公爵家の生まれではなかったらロゼは今以上に美しく成長できなかったろう。
 そう、ロゼは思っている。
 公爵家に生まれたことは大層幸運なことであり、そのおかげで今の自分の美しさは保たれていると。

 ロゼは誰からも愛されている。
 彼女が人を愛することを愛しているからだ。
 ロゼの特技は人の美点を自然と見つけることにある。
 彼女にかかればどんな悪人でも芥子粒ほどの美点を見つけてそれを褒めそやし、海よりも深い抱擁で包み慈しむことができるだろう。
 彼女が愛して愛されなかったことはまだない。
 人から愛され、必要とされるたびにロゼはつまらない自分を愛することができた。
 ロゼ自身が空っぽの美しいだけの人形であったとしても、そのロゼを愛する人がいる限り彼女は幸せであり、そんな自分を誇ることができる。
 ロゼは誰からも愛され、誰でも愛することができた。

 ロゼは家族からの愛を信じている。
 公爵家の屋敷にいる使用人達の愛を信じている。
 たまに外で会う貴族の友人達からの愛も信じている。
 そんなロゼが唯一信じられない愛があった。
 それが男女の愛である。
 それに気づいたのは夫であるエアハルトに出会ってからだ。



* *


 エアハルト・ミュラー。
 ロゼが初めて未来の夫となるエアハルトに出会ったのは彼の父親からの紹介であった。
 見上げるほどの長身に軍服の上からでも分かる鍛え抜かれた肉体に短く刈られた灰色の髪。
 何よりもロゼの目を惹きつけたのは冬の凍った湖のような冷たい青い瞳だろう。
 ロゼは初対面でこれほどまで自分に冷たく、無関心な態度を示す男を初めて見た。
 老いも若きも、男であればロゼに見惚れ、その顔を赤らめる。
 幼い自分の姿が男の欲情を煽るものであることをロゼは自覚していた。
 だが、目の前の若い年上の軍人はどうだ。
 彼は一瞬自分の姿を見て目を見開いたのち、簡単な挨拶だけしてあとは無愛想に給仕から注がれる多種多様なお酒を呑むだけで、ロゼに見向きもしない。
 それにロゼは戸惑った。
 何も世の男全てが自分に魅了されるとは思っていない。
 ロゼが気に入らないという態度を隠そうともしない男もそれなりにいた。
 だがロゼはどんなに気難しい者でも、その頑な心を解きほぐし、最後には好意を持ってもらえていたのだ。
 ロゼにとってそれは計算でも何か野心があるわけでもない。
 ただ、自分の周りの人に愛されたいという純粋な思いで動いている。
 ロゼは人と接するのがただただ好きで、ただただ愛されたいのだ。
 愛し、できれば幸せになってもらいたい。

 エアハルトはそんなロゼにとって新鮮な存在だった。
 彼の父も初めはロゼに苦手意識を持っていたと思う。
 それでも息子であるエアハルト程無関心ではなかったろう。
 良くも悪くもロゼは人々の関心の的であるからこそ、エアハルトの態度は異様に映った。

 公爵家で甘やかされて育てられたロゼと侯爵家の一人息子として厳しく鍛えられてきたエアハルト。
 二人の接点などなかったはずだ。
 しかし、運命の悪戯か、二人はその出会いからそう間を置かずに人知れず婚約することになる。

 婚約者となった二人だが、婚約期間中、二人だけで会うことはなかった。
 いつも周りには誰かいる状態で、ロゼとエアハルトは逢瀬を重ねた。
 人の心に敏いロゼはその逢瀬の中でエアハルトがロゼに好意を持っていることに気づいたのだ。
 初めの出会いのときの彼がどういう目でロゼを見ていたのかは分からない。
 ただ、ロゼはエアハルトのその冷たい瞳の中に見慣れた熱を感じた。
 ロゼにだけ向ける、熱である。
 しかしその熱はまだ小さく、吹けば消えそうだと思った。
 このときのロゼはもうエアハルトに恋をしていた。
 何がきっかけだったのかは分からない。
 出会った当初の無関心な態度に惹かれたのか、それとも会うたびに自分の話を真面目に聞き、ロゼの質問全てに嘘偽りなく簡潔に答える姿が面白かったのか。
 ほとんど外出しないような貴族の令嬢に軍隊式鍛錬方法を淡々と熱心に語る男などエアハルト以外にいないだろう。
 気づかない内にロゼもエアハルトに恋をしていた。
 しかし、それをロゼの口から伝えることはない。
 女の方から愛を囁くのははしたないことであり、もしもロゼの勘違いでエアハルトがそれほどロゼのことが好きでなかったらと思うと不安だった。
 恋は人を臆病にさせるというが、正にその通りである。
 それに、ロゼ以外の人々はエアハルトが非常にロゼに対して淡泊であることに不満を持っている。
 ロゼから見ればエアハルトは婚約期間中も十分に時間を割いてロゼに付き合い、様々な贈り物をしてきた素敵な婚約者だ。
 エアハルトは自分を好いていると思っているロゼだが、その考えを周りに言って否定されることを恐れた。
 だから、ロゼは誰にも言っていない。
 ロゼとエアハルトが相思相愛であることを。

 だが、自身の恋を自覚し、その後エアハルトがロゼへの恋情に無自覚であることに気づいたときには遅かった。
 ロゼは、そのときから不可思議な不安を抱くようになる。
 きっかけはなんだったのか。
 もしかしたらそれは勘当された姉が公爵家に戻って来ようとしたときかもしれない。
 男と駆け落ちをしようとした、顔も知らない姉。
 公爵家としての責務を放棄し、色欲に走った姉が父の足元に泣いて縋って許しを乞う姿をロゼは一瞬だけ見た。
 一瞬だけで十分目に焼き付いた。
 自身の行動を後悔し、男に騙されたのだと身も世もなく泣く姉の姿に、母が決然とした態度で追い払う声がずっと耳に残っている。
 公爵家の娘はもう一人だけだと、そう口を揃える父と母の声が、ずっと重く耳に残っている。

 それがきっかけだったのかは分からない。
 ただ、ロゼは自然と愛は愛でも男女が結ぶような愛を信じることができなかった。
 恋はいずれ冷めるというのならば、きっと愛もまた永遠ではない。
 なのにロゼは両親や兄から与えられる愛、使用人達から向けられる愛を信じているのだ。
 あまりにも矛盾のある、理不尽な考えである。
 ロゼは、そうやって一種類だけの愛を信じられない自分を欠陥品だと思った。
 そして同時にそんな風に考える自分が酷く傲慢だとも思った。
 何故ならそれはエアハルトの、未来の夫の愛情が信じられないということだから。

 不思議なことに、それでもロゼは心底エアハルトを愛していた。
 女として、彼を愛していた。
 ロゼの傲慢さがそこに現れている。
 エアハルトから向けられる愛を信じられないと、いつかは消えてしまう霞のようなものだと不安を感じるのに、自分がエアハルトに向ける愛は永遠だと思っているのだ。
 それは正しく傲慢であり、ロゼの罪悪感を酷く刺激する。
 矛盾した心でロゼはとことんエアハルトに尽くした。
 まだ結婚していな中で、エアハルトにだけ特別な愛情を与えていた。
 正しくロゼは恋しているのだ。
 なのに、ロゼはエアハルトから向けられる愛を求めていない。
 彼女はただ溢れ出しそうな自身の愛を注ぎたいだけで、いつか尽きてしまうだろうエアハルトの愛が向けられることを恐れていた。
 だからこそ彼女はあえてエアハルトに愛を告げなくなった。
 初めは否定されることを恐れていたが、今のロゼは逆にその感情にエアハルトが気づいて自分に注がれることを恐れるようになっていたのだ。
 エアハルトに愛していると言われたら、どれだけ幸せか。
 しかしその幸せは長くは続かないだろう。
 何故ならいずれエアハルトはロゼに飽きてしまい、その愛を他に向けてしまうだろうから。
 それならば、最初から気づいてくれない方がずっといい。
 余所の女を愛してくれた方がずっといい。
 エアハルトから本当の意味で飽きられたとき、それを想像するだけでロゼは死ぬ以上に辛いのだ。
 エアハルトに愛されることが怖いロゼは、ただただエアハルトに尽くすことを選んだ。

 一生、ロゼへの愛情に気づかずにいてくれれば、ロゼは永遠にエアハルトに片想いできるから。

 エアハルトに愛され、そして最後に飽きられて見向きもされないことをロゼは恐れている。
 ロゼは自分をつまらない人間だと思っているから。
 公爵家という鳥籠の中でしか囀れない自分は本質的に何も輝くものがないと思っているからだ。
 だが、自分を卑下したいわけではない。
 こんなロゼを心底愛している人がいるかぎり、ロゼは自分を愛することができた。

 そんなロゼが自分の醜さに気づき、初めて自分に嫌悪したのはルナという少女がきっかけだった。

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