社畜転生!

MAMETAROU

文字の大きさ
8 / 8

お腹はいっぱいです・・・

しおりを挟む
(おなかいっぱいになったかい?)

そう言われてうんうんと頷いて答える。何か言ってもバブバブとかにしかきこえないだろうから。それにしても眼福眼・・・いやナンデモナイ。ただの食事だったんだ。心は少年そう少年である。

(そうかいそうかい!ならよかったよ!じゃあみんなのところに行きますかね)

また獣道を進み、毛布にくるまれながらうとうとしてると話し声が聞こえてきた。そろそろついたのかな?
と考えていると怒り声が聞こえてきてびっくりした。

(テナ!遅かったじゃない!)

(ごめんごめん。お待たせララ)

俺を拾ってくれた獣人はテナさんっていう名前らしい。
見た目はうさぎっぽい。

(もう!ん?何かみつけたみたいね。)

(そうなのよ、みて~かわいいでしょ?)

毛布をはがし俺の姿をララさんに見せた。ララさんは犬っぽい。

(かわいい~!人間の赤ちゃん?)

(そうみたい。この先で捨てられてたのよ)

(可愛そうに、ご飯はあげたの?)

そう言われて思い出すお食事の光景。大丈夫、心は少年だった。忘れよう・・・うん。それよりも眠くなってきた。獣人はふわふわしててあったかくて心地いい。

(おなかいっぱいだってさ)

(そう。あら?うとうとしてない?)

(おなかいっぱいで眠くなってきたのね)

(じゃあ私に抱っこさせて!)

(そうね。ララは毛がモコモコで暖かくて寝るにはいいかもね!)

テナさんからララさんに抱っこが変わり、ものすごく幸せでした。テナさんはふわふわだったがララさんはモコモコしていてものすごく暖かい。すぐに睡魔に襲われた。

《篝様、寝ている間に色々と設定しておきますね。お食事により電力値を供給できたので、やれることが増えましたので》

メアリーからそう提案されたので了承した。
テナさんとララさんには聞こえないのかなと不安になったが今は直接頭の中で話しているらしい。
二人の時はディスプレイで話したいと言われたが解せない。

《またお食事の際はわかってますよね?》

半ば脅迫である。
が睡魔には勝てずに眠ってしまった。
起きたらテナさんのところの村かな…‥…


夢の中では、前世の記憶がでてきた。
終わらない仕事に追われる日々、使えない上司、辞めていく仲間たち、色々と嫌なことを夢で見たせいかうなされていた。
遠くでメアリーが呼ぶ声がする。そろそろ起きないとか。目を覚ますと獣人の人達に囲まれていた。

(あ!目を覚ましたみたいね!かぁわいい~)

テナさんに抱っこされているみたいだ。ほっぺをプニプニされている。している獣人は猫っぽい。

(こらラナ。爪出しちゃだめよ?)

(わかってますよ~テナさん。それにしてもかわいいですね~いやされるます~)

ちやほやされるのも悪くないと思いながら、お腹が減ったように感じる。おかしい。おなかは空かないはずなんだが・・・

《篝様が寝ている間に設定を変えさせていただきました。電力値が足らない時にはおなかが減るようにしました。》

『わかりやすくていいな。ありがとうメアリー』

《篝様のためですから当然です。》

そう言いながらも照れているメアリー
照れ隠しがうまくできていないのでバレバレだがかわいいからよしとしよう。
それでお腹が減ったということは電力値が足りないわけか

『ステータス』

名前 篝真也
年齢 1歳(精神年齢33歳)
性別 男性(女性化も可能)
状態 空腹(電力値不足)
レベル 1
取得経験値 10
魔力値 3300/3300
電力値  100/3300

となっている。100しかないのか
どうしたものかと思っているとお腹が鳴った。

(あらまーお腹減ってるのね。ご飯にしましょうね)

(私もあげたい!)

(じゃあもうみんなであげましょうよ)

テナさんとラナさんの間にララさんも入ってきた。
このままだとやばい。じたばたして暴れるが抑えられる。

『篝様、暴れてはだめです!身体の自由を制限させていただきます』

またこのパターンか!
もうこうなったらしょうがない。
我慢あるのみ耐えろよ俺!

ーーーーーーーーーーーーーーーー
更新遅くなりました申し訳ない
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

無能妃候補は辞退したい

水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。 しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。 帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。 誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。 果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか? 誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~

ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」 魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。 ――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。 「ここ……どこ?」 現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。 救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。 「ほら、食え」 「……いいの?」 焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。 行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。 旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。 「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」 「ウチの子は天才か!?」 ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。 これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。 ※若干の百合風味を含みます。

あべこべな世界

廣瀬純七
ファンタジー
男女の立場が入れ替わったあべこべな世界で想像を越える不思議な日常を体験した健太の話

処理中です...