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ようこそ、Diabloへ。
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Diabloの応接室では絶賛感動の再会中だった。
「皆っ…!本当に良かった…っ!」
ぎゅうぎゅうと抱きしめ合う猫さん達
「あ、ハルおかえりー
また変わったの拾ってきたなぁ」
私が任務帰りにお持ち帰りする事がよくあるからかクリスの反応はとても軽い
「クリス、この子はハクよ。
今は即効性の栄養剤で歩けてるだけだからトレーニングとかは体がちゃんと丈夫になってからよ。
ハク、彼はクリス。此処で私とエルの次に偉い人よ。
困った事があったら遠慮なく頼るのよ?」
「ハ、ハクです。
今日からお世話になりましゅっ!あっ…うぅ」
噛んでしまって顔を真っ赤にして私の後ろに隠れるハク
何このかわいい生物!!!
「俺はクリス。
まぁ、大抵ハル達と居るけどわかんない事は遠慮なく聞けよ
後、ないとは思うけど虐められたら我慢せず言えよ?
此処虐めは禁止だからな。」
「は、はいっ」
ニカッと笑うクリスを見て安心したのかおずおず後ろから出てペコリと頭を下げた
パンパンっ
「さて、それじゃあ報酬のお話をしようかしら?」
手を叩き此方に注目させると
猫さん達は警戒態勢に入ってしまった。少し悲しいわ。
「そんなに警戒していたら疲れちゃうわよ?
別に命とろうなんて思ってないから安心してちょうだい。」
「…何を対価に求めるんだ」
リーダーであろうギザ耳の男の子が前に出て仲間を庇う
「貴方達猫の獣人は牙を抜いてもすぐに生えてくるでしょ?
抜けば抜く程強く頑丈な牙が生えるじゃない?
私はその牙が欲しいのよ。
あ、勿論痛みとか感じないようにするわよ?
クリス、必要な本数いくつだったかしら?」
「あー、20ちょいだったかな
大きさにもよるけど」
「…それなら全部俺が請け負う。
この中で一番再生力が早いのも牙が大きいのも俺だからな。」
「そう、わかったわ。
それじゃあ嫌な事はすぐ済ませてしまいましょうかな。
クリス、医療班呼んできてちょうだい。」
「あいよ。
ハク、ついでに道案内もしてやるから着いてこい」
「は、はいっ!
ひゃぁっ!あ、あのっ!歩けます!!」
「こっちの方が早いから我慢なー」
トテ…トテ…としかまだ歩けないハクを抱き上げスタスタ部屋から出ていった
「報酬を貰い次第ちゃんと里まで送り届けるから安心してちょうだい。
また拐われたら元も子もないわ。」
未だ警戒する猫さん達に告げて
ソファーにもたれると
私の隣に座っていたエルがコテンっと私の膝に頭を乗せた
フワフワの髪を撫でると擽ったそうに身動ぐ。
「皆っ…!本当に良かった…っ!」
ぎゅうぎゅうと抱きしめ合う猫さん達
「あ、ハルおかえりー
また変わったの拾ってきたなぁ」
私が任務帰りにお持ち帰りする事がよくあるからかクリスの反応はとても軽い
「クリス、この子はハクよ。
今は即効性の栄養剤で歩けてるだけだからトレーニングとかは体がちゃんと丈夫になってからよ。
ハク、彼はクリス。此処で私とエルの次に偉い人よ。
困った事があったら遠慮なく頼るのよ?」
「ハ、ハクです。
今日からお世話になりましゅっ!あっ…うぅ」
噛んでしまって顔を真っ赤にして私の後ろに隠れるハク
何このかわいい生物!!!
「俺はクリス。
まぁ、大抵ハル達と居るけどわかんない事は遠慮なく聞けよ
後、ないとは思うけど虐められたら我慢せず言えよ?
此処虐めは禁止だからな。」
「は、はいっ」
ニカッと笑うクリスを見て安心したのかおずおず後ろから出てペコリと頭を下げた
パンパンっ
「さて、それじゃあ報酬のお話をしようかしら?」
手を叩き此方に注目させると
猫さん達は警戒態勢に入ってしまった。少し悲しいわ。
「そんなに警戒していたら疲れちゃうわよ?
別に命とろうなんて思ってないから安心してちょうだい。」
「…何を対価に求めるんだ」
リーダーであろうギザ耳の男の子が前に出て仲間を庇う
「貴方達猫の獣人は牙を抜いてもすぐに生えてくるでしょ?
抜けば抜く程強く頑丈な牙が生えるじゃない?
私はその牙が欲しいのよ。
あ、勿論痛みとか感じないようにするわよ?
クリス、必要な本数いくつだったかしら?」
「あー、20ちょいだったかな
大きさにもよるけど」
「…それなら全部俺が請け負う。
この中で一番再生力が早いのも牙が大きいのも俺だからな。」
「そう、わかったわ。
それじゃあ嫌な事はすぐ済ませてしまいましょうかな。
クリス、医療班呼んできてちょうだい。」
「あいよ。
ハク、ついでに道案内もしてやるから着いてこい」
「は、はいっ!
ひゃぁっ!あ、あのっ!歩けます!!」
「こっちの方が早いから我慢なー」
トテ…トテ…としかまだ歩けないハクを抱き上げスタスタ部屋から出ていった
「報酬を貰い次第ちゃんと里まで送り届けるから安心してちょうだい。
また拐われたら元も子もないわ。」
未だ警戒する猫さん達に告げて
ソファーにもたれると
私の隣に座っていたエルがコテンっと私の膝に頭を乗せた
フワフワの髪を撫でると擽ったそうに身動ぐ。
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