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新しい依頼 X-01
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しおりを挟む「それで、依頼はこれなんだけど」
そう言って資料と依頼書を渡された。
簡単に読んでいくと眉間にシワがよるのがわかった
「何よ、コレ
子供を殺せって
こんなの気に入らないわよ」
依頼内容は夫の愛人が産んだ子供を消してほしいとの事だった。
「いや、俺が見てほしいのはそこじゃなくてコッチ」
クリスが指差した場所には
子供は母親に虐待されていた事や
子供の容姿や能力について書かれていた。
「能力については、予測だけど多分コレだと思うんだよね。
依頼内容は消してほしいって書いてあるだけだったし
殺さなきゃいけない訳じゃないじゃん?」
「なるほどね、取り敢えず他のも見せてよ」
本当にこの資料に書かれている通りならこの依頼を受けない手はないけど、他のも気になるのよね。
「次はコレなんだけど、多分さっきの依頼と関係してると思う。」
不審死の原因の解明…ねぇ。
「最後は気に入らないと思うけど
俺の所で止めておくわけにもいかないと思って持ってきた
依頼っちゃ依頼だけど、どっちかというと招待状?」
差し出された封筒を見た瞬間
今日見た夢はこのせいなのかと思った。
目の前には私が居た国からの創立記念のパーティーの招待状だった。
創立記念のパーティーは沢山の貴族が集まり
その年に功績をおさめた商人や騎士が招待され表彰される。
「大分有名になったからかなぁ?」
手紙をヒラヒラさせながら呟くエル。
Diabloは、今や知らない人は居ないくらい有名だ。
それは私が居た王国だけではなく他の国でもだ。
何処の国だろうとどんなにお金が無い人だろうと依頼を受けてきた。
成功率は100%。何度国のお偉い方々から自分の国に来てほしいとの召喚状が来たか…
「これは破棄して頂戴。
ここ迄来れる訳無いとは思うけど警戒は怠らない様に皆に伝えて。
後、この依頼は私とエルが受けるわ。」
他の子達には流石に荷が重そうだわ。
「そういうと思って出発の準備は済ませてあるぜ」
鞄から動きやすそうな服と腰につけるポシェットを出してニッと笑うクリス。
「今回はクリスも一緒に行かない?
多分、貴方の手が必要になるわ」
直感だけど、そんな気がする。
「お、マジ?なら行くわ!
それじゃ、着替えてロビー集合な!」
嬉しそうに笑ってサッと居なくなるクリス
「嬉しそうだったね、クリス。
3人で行くなんて久しぶりだよねぇ」
「そうね。
私も楽しみだわ。
エル、着替えに行きましょうか」
飲み物を飲みきり私とエルは自室に戻った
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