49 / 73
いつから歪んだのか。
6
しおりを挟む
「久しぶり…ではないか。」
ハハッと笑うこの顔を私はよく知ってる
だけど、私が知ってる彼ではない。
彼とは全く違う瞳の色。
「な、何で…?」
だけど、わからない。
どうして彼と真斗が親しげなのか、わからない
何で、何でこんなにも彼に似てるのかわからない
「瑠璃、覚えてる?
あの日俺と瑠璃が交わった日の事。
お腹が大きくなったときの事。
…そして赤子を産んだ事。覚えてる?」
覚えてる。
産まれて間もない子供を抱きしめる事は叶わなかった
真斗に取り上げられ私はあの世界に帰された。
例え強姦の末にできた子でも自分のお腹でスクスク育つ子を憎めなかった
お腹を蹴られれば痛いのに愛おしさが溢れた。
産まれる時痛くて痛くて堪らなかった。
もうやめたいと何度も願った。
だけど、そんな事産まれた子を見れば…全部吹き飛んだ。
もっと抱いていたいと、何度も私は願った。
だけど…それは許されなかった。
「…っもしてかして…で、でもこんなに大きい訳…ない」
彼が私との子供なら真斗と親しげなのも
ここに居るのも納得がいく。
だけど、おかしいではないか
彼は私が小さな頃からあの姿で居たのだ。
私が産む前よりも前に生まれている。
矛盾がおきる。
でも瞳の色が違うのは?
どう見ても瓜ふたつな目の前にいる彼と私が知る彼の違いは瞳の色だけ
「ふふ、瑠璃の考えてる通りだよ。
彼は僕らの息子だよ。前回の、ね。
俺はね、瑠璃と俺との間の子供を育て瑠璃の元に送ってたんだ。
瑠璃が寂しくないように。
本来なら、俺の力が強く出ているのなら一定の年齢で成長が止まるし死ぬ事はないんだけど
俺の血が色濃く出たのは今回の子だけだった。」
「な、何を言って…」
理解したくない。
「ハッキリ言ってほしいの?
骸は瑠璃が作り出した存在じゃない。
俺が骸を此処から送ったんだよ。
勿論瑠璃が母親という事はわからない様に記憶は封じさせてもらったけどね。
此処に来たら自動的に骸の記憶の鎖も解けるよ。」
「な、何でそんな事…っ!?」
仮にも彼の子供でもある。
子供には幸せに育って欲しかった
望んで子を身籠った訳ではない。
だけど、それでも幸せに生きてもらいたかった。
出来れば自分の手で育てたかった
私が母や父から愛され育ったように育てたかった。
「何で?どうしてそんな事を聞くの?
骸が居たから瑠璃は寂しくなかったでしょう?
元々俺にとっては瑠璃だけが特別なんだよ。
確かに瑠璃の血を半分受け継いでいるけど
彼等は決して瑠璃じゃない。
まぁ、それでも瑠璃に似た顔立ちをしてるから愛情はあるよ?
だから、記憶を封じてあげたんじゃないか。
だって母親は自分を覚えてないばかりか
自分が母親を育てるなんて可愛そうだろ?」
「っそういう事じゃないっ!
私はっ!こんな事をしてもらいたくはなかった!
子供から引き離される事も!子供に育てられることも!誰かを不幸にしてまで記憶だって取り戻したくはなかった!!
真斗はさっきから私の為私の為だって言うけど
全部私の為なんかじゃないじゃない…っ!
貴方が!貴方の為に!やったんじゃないっ!!」
キッと真斗を睨むとポカンと間抜けな顔をしていた。
その顔を見てたら更に腹が立つ
「私と子供を引き離したのも、貴方が子供に私を取られるのが嫌だからじゃない。
いつもいつも昔から貴方はそうやって私と周りを遮断してきたの忘れてると思った?
妹と私を引き剥がさなかったのは、妹を排除したら私との関わりがなくなるのがわかってたからでしょ?
私が家族を大事にしてるの知ってたもんね
それなら、何で自分がお腹を痛めて産んだ子供なら大丈夫だと思った?
貴方は私の記憶が戻るのを待ってたと言ったけど
記憶が戻った私が…こんな事をした貴方を簡単に受け入れると思ったの?」
受け入れたいと思えない
許したいと思えない
私が好き故にやった事だとわかっている。
彼が独りを恐れていたのをわかっている。
だけど、それでもやっていい事とやっちゃいけない事がある。
此処で、そこまで私を愛してたのね、私も愛してるわ、なんて受け入れてしまえば彼は今後同じ事が起きた時また同じ事をする
もしかしたら今回よりも酷くなるかもしれない
被害が私だけならまだ良かった
でも、今回は違うじゃないか
発端は女神とはいえ、世界そのものを巻き込んだ。
規模が大き過ぎるんだ。
「私は…貴方を許せない。受け入れたいと…昔の様に思えない。
貴方は私が好きだった真斗じゃない。
私の事が大好き過ぎて馬鹿な事ばっかやって私に怒られてはションボリしてた真斗じゃない。
だって、私が好きだった真斗はこんな事しなかった。
私が本当に嫌がる事は決してしなかった…っ」
鬱陶しいと思う事もあった。
1日の殆どを共に過ごし365日一緒に居た。
小さい頃から隣には真斗が居た。
私が真斗を好きになったのは、顔が良いからでも勉強が出来るからでも、運動神経が良いからでもなかった。
正直言って毎日大好きだよと他の女には目もくれずに私に囁き盲目的に私を愛してた真斗の束縛は異常だったと思う。
GPSや盗聴器は当たり前だったし
抜き打ちで興信所を使い私の周りを調べては私に近づきそうな人を事前に跳ね除けていた。
真斗の部屋には空白な壁が無いくらいに私の写真で埋め尽くされ
クローゼットに隠された箱には私が何月何日に使った箸だとかストローだとかが隠されてた。
私の携帯を毎日勝手に見てたし気が付けば待ち受けが満面の笑みの真斗とかき氷を食べてる私の画像に変わってたりした。
付き合う前からこんなんだったのだ。
鬱陶しいと思わない方がおかしい。
そんなんでも私は真斗に恋心を抱いた
私が真斗に恋心を抱きはじめたのはいつからだったかハッキリとは覚えてない
ただ、気が付けば好きだった。
誰も気づかない私の不調を気付いてさり気なく飲み会から助けてくれたり
私が嫌いな食べ物と半泣きで格闘してると
何故か真斗も嫌いな食べ物と一緒に格闘してくれる所が好きだった。
頑張って真斗の気持ちに追いつこうとする私の為に
私の所まで戻って一緒に歩もうとしてくれた真斗が好きだった。
私が知ってる真斗は、自己中で束縛魔で泣き虫ですぐ自殺未遂するような奴だったけど
こんな事をしでかす人ではなかった。
…何でこうなっちゃったんだろ
どうして幸せは長く続かないんだろう。
私はどうすれば良かったんだろ
どうしたらこんな事にはならなかった?
どうしたら…真斗は、自分が泣いてるのに気づかない人にならなかったんだろう。
ハハッと笑うこの顔を私はよく知ってる
だけど、私が知ってる彼ではない。
彼とは全く違う瞳の色。
「な、何で…?」
だけど、わからない。
どうして彼と真斗が親しげなのか、わからない
何で、何でこんなにも彼に似てるのかわからない
「瑠璃、覚えてる?
あの日俺と瑠璃が交わった日の事。
お腹が大きくなったときの事。
…そして赤子を産んだ事。覚えてる?」
覚えてる。
産まれて間もない子供を抱きしめる事は叶わなかった
真斗に取り上げられ私はあの世界に帰された。
例え強姦の末にできた子でも自分のお腹でスクスク育つ子を憎めなかった
お腹を蹴られれば痛いのに愛おしさが溢れた。
産まれる時痛くて痛くて堪らなかった。
もうやめたいと何度も願った。
だけど、そんな事産まれた子を見れば…全部吹き飛んだ。
もっと抱いていたいと、何度も私は願った。
だけど…それは許されなかった。
「…っもしてかして…で、でもこんなに大きい訳…ない」
彼が私との子供なら真斗と親しげなのも
ここに居るのも納得がいく。
だけど、おかしいではないか
彼は私が小さな頃からあの姿で居たのだ。
私が産む前よりも前に生まれている。
矛盾がおきる。
でも瞳の色が違うのは?
どう見ても瓜ふたつな目の前にいる彼と私が知る彼の違いは瞳の色だけ
「ふふ、瑠璃の考えてる通りだよ。
彼は僕らの息子だよ。前回の、ね。
俺はね、瑠璃と俺との間の子供を育て瑠璃の元に送ってたんだ。
瑠璃が寂しくないように。
本来なら、俺の力が強く出ているのなら一定の年齢で成長が止まるし死ぬ事はないんだけど
俺の血が色濃く出たのは今回の子だけだった。」
「な、何を言って…」
理解したくない。
「ハッキリ言ってほしいの?
骸は瑠璃が作り出した存在じゃない。
俺が骸を此処から送ったんだよ。
勿論瑠璃が母親という事はわからない様に記憶は封じさせてもらったけどね。
此処に来たら自動的に骸の記憶の鎖も解けるよ。」
「な、何でそんな事…っ!?」
仮にも彼の子供でもある。
子供には幸せに育って欲しかった
望んで子を身籠った訳ではない。
だけど、それでも幸せに生きてもらいたかった。
出来れば自分の手で育てたかった
私が母や父から愛され育ったように育てたかった。
「何で?どうしてそんな事を聞くの?
骸が居たから瑠璃は寂しくなかったでしょう?
元々俺にとっては瑠璃だけが特別なんだよ。
確かに瑠璃の血を半分受け継いでいるけど
彼等は決して瑠璃じゃない。
まぁ、それでも瑠璃に似た顔立ちをしてるから愛情はあるよ?
だから、記憶を封じてあげたんじゃないか。
だって母親は自分を覚えてないばかりか
自分が母親を育てるなんて可愛そうだろ?」
「っそういう事じゃないっ!
私はっ!こんな事をしてもらいたくはなかった!
子供から引き離される事も!子供に育てられることも!誰かを不幸にしてまで記憶だって取り戻したくはなかった!!
真斗はさっきから私の為私の為だって言うけど
全部私の為なんかじゃないじゃない…っ!
貴方が!貴方の為に!やったんじゃないっ!!」
キッと真斗を睨むとポカンと間抜けな顔をしていた。
その顔を見てたら更に腹が立つ
「私と子供を引き離したのも、貴方が子供に私を取られるのが嫌だからじゃない。
いつもいつも昔から貴方はそうやって私と周りを遮断してきたの忘れてると思った?
妹と私を引き剥がさなかったのは、妹を排除したら私との関わりがなくなるのがわかってたからでしょ?
私が家族を大事にしてるの知ってたもんね
それなら、何で自分がお腹を痛めて産んだ子供なら大丈夫だと思った?
貴方は私の記憶が戻るのを待ってたと言ったけど
記憶が戻った私が…こんな事をした貴方を簡単に受け入れると思ったの?」
受け入れたいと思えない
許したいと思えない
私が好き故にやった事だとわかっている。
彼が独りを恐れていたのをわかっている。
だけど、それでもやっていい事とやっちゃいけない事がある。
此処で、そこまで私を愛してたのね、私も愛してるわ、なんて受け入れてしまえば彼は今後同じ事が起きた時また同じ事をする
もしかしたら今回よりも酷くなるかもしれない
被害が私だけならまだ良かった
でも、今回は違うじゃないか
発端は女神とはいえ、世界そのものを巻き込んだ。
規模が大き過ぎるんだ。
「私は…貴方を許せない。受け入れたいと…昔の様に思えない。
貴方は私が好きだった真斗じゃない。
私の事が大好き過ぎて馬鹿な事ばっかやって私に怒られてはションボリしてた真斗じゃない。
だって、私が好きだった真斗はこんな事しなかった。
私が本当に嫌がる事は決してしなかった…っ」
鬱陶しいと思う事もあった。
1日の殆どを共に過ごし365日一緒に居た。
小さい頃から隣には真斗が居た。
私が真斗を好きになったのは、顔が良いからでも勉強が出来るからでも、運動神経が良いからでもなかった。
正直言って毎日大好きだよと他の女には目もくれずに私に囁き盲目的に私を愛してた真斗の束縛は異常だったと思う。
GPSや盗聴器は当たり前だったし
抜き打ちで興信所を使い私の周りを調べては私に近づきそうな人を事前に跳ね除けていた。
真斗の部屋には空白な壁が無いくらいに私の写真で埋め尽くされ
クローゼットに隠された箱には私が何月何日に使った箸だとかストローだとかが隠されてた。
私の携帯を毎日勝手に見てたし気が付けば待ち受けが満面の笑みの真斗とかき氷を食べてる私の画像に変わってたりした。
付き合う前からこんなんだったのだ。
鬱陶しいと思わない方がおかしい。
そんなんでも私は真斗に恋心を抱いた
私が真斗に恋心を抱きはじめたのはいつからだったかハッキリとは覚えてない
ただ、気が付けば好きだった。
誰も気づかない私の不調を気付いてさり気なく飲み会から助けてくれたり
私が嫌いな食べ物と半泣きで格闘してると
何故か真斗も嫌いな食べ物と一緒に格闘してくれる所が好きだった。
頑張って真斗の気持ちに追いつこうとする私の為に
私の所まで戻って一緒に歩もうとしてくれた真斗が好きだった。
私が知ってる真斗は、自己中で束縛魔で泣き虫ですぐ自殺未遂するような奴だったけど
こんな事をしでかす人ではなかった。
…何でこうなっちゃったんだろ
どうして幸せは長く続かないんだろう。
私はどうすれば良かったんだろ
どうしたらこんな事にはならなかった?
どうしたら…真斗は、自分が泣いてるのに気づかない人にならなかったんだろう。
0
あなたにおすすめの小説
手作りお菓子をゴミ箱に捨てられた私は、自棄を起こしてとんでもない相手と婚約したのですが、私も含めたみんな変になっていたようです
珠宮さくら
恋愛
アンゼリカ・クリットの生まれた国には、不思議な習慣があった。だから、アンゼリカは必死になって頑張って馴染もうとした。
でも、アンゼリカではそれが難しすぎた。それでも、頑張り続けた結果、みんなに喜ばれる才能を開花させたはずなのにどうにもおかしな方向に突き進むことになった。
加えて好きになった人が最低野郎だとわかり、自棄を起こして婚約した子息も最低だったりとアンゼリカの周りは、最悪が溢れていたようだ。
【改稿版】婚約破棄は私から
どくりんご
恋愛
ある日、婚約者である殿下が妹へ愛を語っている所を目撃したニナ。ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢、妹がヒロインだということを知っていたけれど、好きな人が妹に愛を語る所を見ていると流石にショックを受けた。
乙女ゲームである死亡エンドは絶対に嫌だし、殿下から婚約破棄を告げられるのも嫌だ。そんな辛いことは耐えられない!
婚約破棄は私から!
※大幅な修正が入っています。登場人物の立ち位置変更など。
◆3/20 恋愛ランキング、人気ランキング7位
◆3/20 HOT6位
短編&拙い私の作品でここまでいけるなんて…!読んでくれた皆さん、感謝感激雨あられです〜!!(´;ω;`)
10回目の婚約破棄。もう飽きたので、今回は断罪される前に自分で自分を追放します。二度と探さないでください(フリではありません)
放浪人
恋愛
「もう、疲れました。貴方の顔も見たくありません」
公爵令嬢リーゼロッテは、婚約者である王太子アレクセイに処刑される人生を9回繰り返してきた。 迎えた10回目の人生。もう努力も愛想笑いも無駄だと悟った彼女は、断罪イベントの一ヶ月前に自ら姿を消すことを決意する。 王城の宝物庫から慰謝料(国宝)を頂き、書き置きを残して国外逃亡! 目指せ、安眠と自由のスローライフ!
――のはずだったのだが。
「『顔も見たくない』だと? つまり、直視できないほど私が好きだという照れ隠しか!」 「『探さないで』? 地の果てまで追いかけて抱きしめてほしいというフリだな!」
実は1周目からリーゼロッテを溺愛していた(が、コミュ障すぎて伝わっていなかった)アレクセイ王子は、彼女の拒絶を「愛の試練(かくれんぼ)」と超ポジティブに誤解! 国家権力と軍隊、そしてS級ダンジョンすら踏破するチート能力を総動員して、全力で追いかけてきた!?
物理で逃げる最強令嬢VS愛が重すぎる勘違い王子。 聖女もドラゴンも帝国も巻き込んだ、史上最大規模の「国境なき痴話喧嘩」が今、始まる!
※表紙はNano Bananaで作成しています
記憶を失くして転生しました…転生先は悪役令嬢?
ねこママ
恋愛
「いいかげんにしないかっ!」
バシッ!!
わたくしは咄嗟に、フリード様の腕に抱き付くメリンダ様を引き離さなければと手を伸ばしてしまい…頬を叩かれてバランスを崩し倒れこみ、壁に頭を強く打ち付け意識を失いました。
目が覚めると知らない部屋、豪華な寝台に…近付いてくるのはメイド? 何故髪が緑なの?
最後の記憶は私に向かって来る車のライト…交通事故?
ここは何処? 家族? 友人? 誰も思い出せない……
前世を思い出したセレンディアだが、事故の衝撃で記憶を失くしていた……
前世の自分を含む人物の記憶だけが消えているようです。
転生した先の記憶すら全く無く、頭に浮かぶものと違い過ぎる世界観に戸惑っていると……?
婚約破棄の、その後は
冬野月子
恋愛
ここが前世で遊んだ乙女ゲームの世界だと思い出したのは、婚約破棄された時だった。
身体も心も傷ついたルーチェは国を出て行くが…
全九話。
「小説家になろう」にも掲載しています。
ナイスミドルな国王に生まれ変わったことを利用してヒロインを成敗する
ぴぴみ
恋愛
少し前まで普通のアラサーOLだった莉乃。ある時目を覚ますとなんだか身体が重いことに気がついて…。声は低いバリトン。鏡に写るはナイスミドルなおじ様。
皆畏れるような眼差しで私を陛下と呼ぶ。
ヒロインが悪役令嬢からの被害を訴える。元女として前世の記憶持ちとしてこの状況違和感しかないのですが…。
なんとか成敗してみたい。
一途に愛した1周目は殺されて終わったので、2周目は王子様を嫌いたいのに、なぜか婚約者がヤンデレ化して離してくれません!
夢咲 アメ
恋愛
「君の愛が煩わしいんだ」
婚約者である王太子の冷たい言葉に、私の心は砕け散った。
それから間もなく、私は謎の襲撃者に命を奪われ死んだ――はずだった。
死の間際に見えたのは、絶望に顔を歪ませ、私の名を叫びながら駆け寄る彼の姿。
……けれど、次に目を覚ました時、私は18歳の自分に戻っていた。
「今世こそ、彼を愛するのを辞めよう」
そう決意して距離を置く私。しかし、1周目であれほど冷酷だった彼は、なぜか焦ったように私を追いかけ、甘い言葉で縛り付けようとしてきて……?
「どこへ行くつもり? 君が愛してくれるまで、僕は君を離さないよ」
不器用すぎて愛を間違えたヤンデレ王子×今世こそ静かに暮らしたい令嬢。
死から始まる、執着愛の二周目が幕を開ける!
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる