幼馴染のリスナーに媚びて人気者になりたい

久羽しん

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第4章

144 な、なんだ!?!?

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「だ、大丈夫か……!!?」
「……っっ」

 慌てて救急車を呼ぼうとしたが、秋風はすぐに目を覚ましてくれた。

「~~っ……う……。ごめん。……ここはどこ……」
「えっ!? ここって……ごちゃハウスだぞ?」
「おれはだれ……」
「え!? お前は、秋風……!!」
「なんさい……?」
「何歳って、誰が……? お前か!? お前は二十四歳だぞっ! そして俺も!!」
「…………」
「ど、どうした!? 俺は水無瀬波青!! 秋風、分かるか……!?」

 謎に自己紹介してしまった。知り合ってから十年以上経つ奴に。何やってんだろう。

「……なにこれ。夢…………?」
「夢じゃない。現実だぞ……!」
「……っ……めまいが…………」
「お前マジで大丈夫か!?!」

 錯乱している秋風をなんとか落ち着かせ、ゆっくり聞いてみれば、どうやら驚きすぎてうっかり気絶……? をしてしまったとのことだった。

 しばらくろくに眠れていなかったらしいから、泣いたり全部話したりして緊張の糸が切れたのかもしれない。いや、ちゃんと寝てくれ……。

「と、ところで、さっきのは……」
「! あぁ! めまいで忘れちゃったかもしれないから、もっかい説明するな!?」
「……」

 それから俺は、頑張ってもう一度自分の気持ちを最初から説明してみた。

 俺は秋風にだけすごいドキドキするし、秋風と一緒にいると楽しいし、悲しそうな顔を見ると俺まで悲しくなるし……もしかしたらこの気持ちは恋愛感情かもしれないと。
 だけど違ったら申し訳ないから、判断材料がもっと欲しい──、と。

「なんて…………?」

 秋風はしきりに『え?』と『なんて?』しか言わない。まるで現実逃避をしている人のようだ。

「だ、だからっ……! 仮の恋人として一緒にいたり、デートしたりして、もっともっと理解を深めたいってこと!!」
「…………yume?」
「ゆ……!? いや、だから夢じゃないって!!!」
「………………」

 あり得ないと思っているのか、頭を抱え、困惑している様子だ。

 しかし、俺は何度も何度も説得を繰り返して粘った。

 一時間以上問答を繰り返していたと思う。

 やがて、時間とともに秋風はまともな日本語を取り戻していき──いやなんで一回失っちゃったんだよ──結果、なんとか俺の要求を飲んでくれた。

「……──分かった……。いくら一緒にいたって、波青が俺を恋愛的に好きになることはあり得ないと思うけど……。波青の時間を無駄にさせてしまうだけだと思うけど。……でも、波青が、そう、したいんなら。それで波青がすっきりするんなら…………」

 秋風は俺が頑固なのを知っているし、お試し交際を承諾するまで俺が絶対に引かないと思ったんだろう。

 苦しげな表情で答えてくれた。

「なんでもするよ。波青のやりたいことは、俺のやりたいことだから」
「…………」

 よく分からないことを言ってるけど、多分俺の為に渋々承諾してくれているってことだ。

 ……なんだか無理やり付き合わせてしまったみたいで申し訳ない。
 でも、告白の返事を雑に片付けたくないから、こうするしかなかったのだ。

「じゃあ、今日からよろしくな! 秋風」
「……うん……」

 そうして俺たちは、お試し交際という名の、俺の気持ちを判別する猶予期間を過ごすことになった。


 *


「大変ご迷惑をおかけしました……」
「いやいやいやいや……!!!」

 ──秋風との話し合いの、数日後。

 今日は、ごちゃハウスにごちゃまぜが全員集合している。

 六人掛けのダイニングテーブルを囲んでみんな椅子に座った。俺と秋風は隣同士で、俺たちの正面に他の三人が揃っている。
 いつもはソファなんだけど、今日は真面目な話ということでテーブルに向かい合うことになった。

「そんなそんな……! しゅーちゃん、かしこまらないで! ねっ!? 大丈夫だから~~!! 顔あげよ!?」

 テーブルに額がつきそうな勢いで頭を下げている秋風を、夕陽さんがオロオロと止めた。

「すみません……夕陽くん。ありがとうございます」
「ううん!? えっと、それで……今日呼び出してくれたってことは、なにか答えが出たのかな?」

 緊張した面持ちで聞いた夕陽さんの質問に、俺の隣の秋風は静かに頷いた。

「……はい。俺……グループ活動を継続させていただこうと思います」
「!? わーー!!! ほんとに!? しゅーちゃん、ほんとうにッッ!!?」

 ガタンっと大きな音を立てて夕陽さんが立ち上がった。弾かれた勢いで倒れた椅子を、右隣の珀斗が片手で押さえている。
 普段なら「悪い悪い」と一言お礼を言う夕陽さんだけど、今ばかりは全く気づいていない。そんなことよりも、テーブルに手をついて「本当にうちに残ってくれるの!?」と前のめりになっている。
「はい。先日は脱退の意向をお伝えしましたが、気持ちが変わり、改めて考え直しまして……。大変申し訳ないのですが、もし可能でしたら、脱退の件については取り下げさせていただけないでしょうか……?」
「もちろんっっ……!!! ありがとうッ本当にありがとう~~~!!」

 秋風の申し出に夕陽さんが顔をぱぁっと綻ばせて大喜びしている。

 ──そうなのだ。

 俺との話し合いの後、秋風はごちゃまぜを辞める件について再考してくれた。

 ──『それで……ごちゃまぜはどうする? 気まずいからやっぱ、脱退したいか? 俺としては辞めてほしくないけど……』

 というようなことを俺が聞いたら、秋風は、

 ──『分からない。波青が、今の俺でも大丈夫なら……波青が許してくれるのなら……』

 と困っている感じだった。

 だから俺は、『……許すとかはなんか言い方嫌だけど……。でも俺は、単純にもっと秋風と一緒にいたい。仕事も、これからも一緒にやっていきたい』と返した。

 すると、『……そっか。それなら、脱退するのはやめるよ。撤回させてもらえるか、今度夕陽くんに会った時に確認するね』と、あっさり頷いてくれたのだ。

 それに──お試し交際の末、本当の恋人になったとしても、なれなかったとしても。
 結果は関係なく、どちらにせよグループには残ってくれるとのことだ。

 そもそも秋風がグループを辞めようとしていたのは、自分の気持ちは俺に許されない、気持ちの悪い好意を持った人間に側に居られたら俺が辛いはず……と思っていたかららしい。
 でも実際は、俺は秋風の気持ちを知った上で、嫌じゃないし、不快感もない。俺は今まで通り秋風に側にいて欲しい。

 その気持ちを察したから、秋風は考えを変えてごちゃまぜに残ることにしてくれたんだと思う。優しい奴だ。

「あらためまして……このたびはお騒がせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。打ち上げの日も、俺が突然帰ってしまったせいで、みんなにすごくご迷惑を……」
「いやいや迷惑なんて!! とんでもない! しゅーちゃんが継続の決断をしてくれたことが、お兄さんはただただ嬉しいよ……!! だって、しゅーちゃんあってのごちゃまぜだからね!!? あっ、もちろん、せいちゃんあってのごちゃまぜ、なおちゃんあってのごちゃまぜでもあるけども……!」

 (珀斗は……!?)

「全然迷惑じゃないよ! しゅーか……。本当に良かった……っっ!」

 夕陽さんの左隣の桃星も同意し、目を潤ませながら秋風の手を取っている。

「これからも僕、しゅーかと一緒にグループ活動ができるんだね……」

 そう呟く桃星の声は、安心しきって掠れていた。

「……!」

 そういえば。俺と話した後、別の日に桃星とも話せたと秋風が言っていた。

 二人がどんな話をしたのかまでは分からないが、桃星も『早く秋風に謝らなきゃ』って思い詰めていたから、秋風と落ち着いて話せる時間があったのなら本当に良かったと思う。

「ごめんね、桃星。たくさん心配をかけてしまって」
「ううん。僕の方こそごめんね……」

 二人は無事に仲直りできたのだろう。特に気まずい空気もなく微笑み合っている。
 尋常じゃない美形同士だからか、目が潰れそうなくらい美しい光景だ。

「あ……そうだ。こないだ言い忘れてしまったけど、波青に聞いたよ」

 ふと、秋風が思い出したように桃星に向かって小首を傾げた。

「波青が、桃星にかなりお世話になったって。俺からもお礼を言わせて。本当にありがとうね」
「!! ぜ、ぜぜぜ全然っ……!! 僕はなんにも……!」

 (ぼ、『僕はなんにも』……ッ!??)

 あの桃星が謙遜するだなんて。明日は槍でも降るのだろうか。

 秋風にお礼を言われて照れているのかなと微笑ましくなりながら、俺も桃星に向かってぺこりと頭を下げた。

「ほんと、そうなんだ! 桃星のおかげで俺、自分を色々見つめ直すことができたし、秋風に会いに行く勇気が持てた。めっちゃ感謝してる……!」
「……! ううん。別に~。僕はしゅーかが大事だから! なおの為じゃないよっっ」
「……!」

 ふいっと顔を背けられてしまったけど、冷たい声色ではない。

 (ふはっ……ツンデレだな……!)

「……。二人……名前で呼び合うようになったんだね……?」

 俺たちのやり取りを見た秋風が、きょとんと瞳を大きくさせて呟いた。

 (あ……そういえば言ってなかったか)

 俺は桃星と顔を見合わせ、秋風に説明した。

「ああ……。そうなんだよ。俺、桃星のことずっと名前で呼びたかったんだけど、色々遠慮しててすれ違いが……」
「そ! 仲良しってわけじゃないけどねー!! ただ、なおが呼びたいっていうから呼ばせてやってるっっ!」
「……へぇ。そうなんだね…………」
「……?」
「おおお! いいねいいねーっ! 仲良きことは美しきかな!」

 二人で説明したのだけど、秋風の笑顔に少し元気がない。嬉しそうな夕陽さんとは正反対だ。

「……? 秋風……?」

 どうしたんだろう? と心配になって隣の秋風の背中に触れようとした瞬間──別の方向から声が飛んできてしまった。

「おい。そこのノンデリ」

 (ノンデリ……、──俺か!?)

 見れば、右斜め前の珀斗だった。目がばちっと合ったから、俺に話しかけられたと思ったのは間違っていなかったようだ。嬉しくない正解すぎる。

「アオくん、俺にお礼は~?」

 テーブルに頬杖をついた珀斗が促してくる。俺はハッとし、肩を跳ねさせた。

「……!! あっ……!」
「お前、波青になんかしたの」

『ありがとう』と言おうとして口を開いたものの、俺の言葉より早く秋風が珀斗に返してしまった。

 秋風が会話に割り込んでくるのは珍しくてびっくりだ。いつも、会話泥棒と言えば俺なのに。もはや『会話泥棒』が俺の十八番なのに。

「ハッ、睨むなよ過保護。助けてやったんだろーが。自業自得でピーピー泣いてるところを」
「……波青を泣かせたの?」
「泣かせたんじゃなくて、勝手に泣いたんだよ」

 びっくりしている間に、なんだか二人が言い争いをしてしまっている。俺は慌てて中に割って入った。

「あっ!! そう! そうなんだ! ハクの言うとおり、助けてもらったんだ! ハクも本当、ありがたい助言をしてくれて……っ!」
「……本当かな。珀斗が、助言?」
「見るに見かねてね。疑ってる暇あんなら、俺にもありがとうって言ってくれますか~?」
「なんでお前に?」

 珀斗の挑発に、秋風がニコニコと笑って返している。
 表情だけ見ればほのぼの平和な感じなのに、声のトーンがいつもと違って怖い……。どうしたんだろうか、一体。

「なんでじゃねーから。アンタのお気に入りのそこのクソ鈍感が自覚できたのは俺のおかげなんだよ」

 クソ鈍感というのは、俺のことだろうか。不名誉な呼び名だけど、言われていることは確かにその通りだ。

 珀斗のおかげなことがたくさんある。珀斗と話さなかったら、俺は秋風の告白を飲み込むことすらいまだに出来ていなかったかもしれない。
 それに、『ハグ』の比較のお願いも受け入れてくれたことも……。全部珀斗様々だ。

「うんうんうん! マジでそう!! ハク、この前は本当にありがとなっ!!」

 俺は高速で頷き、珀斗の言葉に同意した。

「ハクがハグしてくれたのも、マジで助かって……おかげで俺、自分の──」
「は?」
「……!?!?」

 (な、なんだ!?!?)

 隣から地の底を這うかのような声が聞こえてきた気がして、ビビった俺は言葉を強制終了させた。

 (隣……、……──え……!?!)

 俺の隣は、秋風しかいない。

 幽霊でもなければ、秋風が出したのだろう。

 (そ、そんな……。まさか…………)

 秋風のあんな声は聞いたことがない。……ないない。きっと、俺の聞き間違えだ。いくらブラック秋風が存在するにしても、あの低すぎる声はさすがにない。

 それに、秋風の視線は一心に珀斗に向かっていて、俺とは目すら合わないし。

 (うん、気のせいだな!!!)

 俺は納得し、途切れてしまった話を再開させた。

「あっ、それで! 俺さ、あの時したハクとのハグのおかげで──あれ? てか、『ハク』と『ハグ』ってなんかすげー似てるな! 点々しか変わんなくね!? すご! 世紀の発見かもしれんこれ!! おもろー!! なはははははっっ」
「……」
「……」
「……」
「…………」

 (……えっっ。あっ。や、やば。スベッた…………)

 久々の大人数での会話だから、このいたたまれない感じも久しぶりだ。懐かしいような、相変わらず消えたくなるような……。

 夕陽さんはぽかんとしているし、珀斗は苦虫を噛み潰したような顔。そして桃星は白けた顔をしている。

「え、今面白いとこどこにあったの? なおのツボって相変わらずわっかんない」
「! あ、はい……」

 気まずい空気の中、桃星が真っ先にツッコんでくれた。おかげで気まずい沈黙から脱出だ。

 (ありがとう……)

 それにしても、いつもは俺がスベッた時助けてくれるのは秋風なのだけど……秋風がやけに静かだ。

「……?」

 不思議に思い隣を見てみたら──。

 秋風はゾッとするほど冷たい表情で珀斗を見ていた。

「……──」

 なにやら、小さく呟いている。

「……波青に、ハグ…………?」
「……!!!」

 耳を震わす、ゲームの魔王すら逃げ出しそうな声。冷ややかで……あまりにも恐ろしい。

 (え…………)

 今、秋風の唇が動いて、秋風から聞こえてきた。……確実に。

 じゃあ、さっきの『は?』も、やっぱり──。

 (き、聞き間違えじゃなかったのか…………?)
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