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最終章
175 終わって欲しくない時間
しおりを挟む{床:ウェーブさん!!?}
{しゅがー:んえ~!? びっくりした!! Wくんだっっ!!?}
{オクラ沼:あれ!? なんか……ウェーブくん、久しぶり……? え……あれ、そういえばいつからウェーブくんと話してないんだっけ}
{床:たぶん、アキくんのお誕生日の前日以来ですね。あれから、もう一週間も経ったとは……}
{オクラ沼:え……まじで? もうそんな経った?? ん……!? てか待って、そういえばウェーブくん、告白は…………}
{しゅがー:あーー!! そ、そーだったーーー!! Wくん、親友さんに告白するって言ってたじゃん! アキくんのお誕生日配信が衝撃的すぎて……そっちの件めためた忘れてたよ……(๑°⌓︎°๑) }
{オクラ沼:うわ、私も。色んなことがありすぎて正直それどころじゃなかったわ}
{床:わ、私もです……!! ごめんなさい……! ウェーブさんを応援すると言いながら推しのことで頭がいっぱいになってしまって、ふがいない……。申し訳ありません……!!!}
[ウェーブ:いやいやいや!! 良いんだ! 俺も報告しに来るって約束したのに結局全然顔を出せなくてごめんな!!]
(やっぱ、そうだよな……)
予想通り、みんなの頭からウェーブことはすっかり消え去っていたようだ。
{Blau:否、わしは覚えていたぞい^^ 報告に来ないということはこっ酷くフラれ逃亡したに違いないと察し、黙っていてやったのだっ^^* もしも成功していたんなら、キミはウキウキで話しに来るだろうからな……。どんまい、うぇーぶよ;;;; 人生は長く険しい、時にはそんなこともある、サ……}
[ウェーブ:え……!? ち、違う、俺フラれてないぞ! フラれたとしても、ちゃんと報告は来るし。ただ、みんながすごく落ち込んでる様子だったから……今はなんというか、俺のリアルの話するターンじゃないなって、邪魔せずにロムっていたほうがいいよなって思っただけで…………]
{オクラ沼:えっ!? まさか、ウェーブくんが気を遣ってくれたってこと!?!}
{しゅがー:そ、そんな芸当できたんだ?? 大丈夫、Wくん。頭打った?๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐]
[ウェーブ:失礼なッ!!]
{床:フラれてない……ということは、もしかしてOKをいただけたんですか?!}
[ウェーブ:あ……うん!! そうなんだ!]
俺は床さんの質問に頷き、にまにま口元を緩めながらチャットを打った。
[ウェーブ:みんな、遅くなっちゃったけど聞いてくれ!! なんと俺、このたび──人生で初めて恋人ができたんだーーー!!! まあ、告白自体は成功って言えない出来で、……色々予定通りに行かなくてドジっちゃったりしたんだけどな……。それでも……そんな俺でも受け入れてくれたんだ!!]
{しゅがー:ええぇーーー!!!?? よかったねぇ、よかったねぇ๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ Wくんおめでとう~~~っっ!!泣泣๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{オクラ沼:マジかー!! おめでとう! 自分のことのように嬉しいわ。お相手の方も良かったね}
{床:ううう。おめでとうございます! 素敵すぎて泣けます……っ}
「……!! ぐふふふ……」
[ウェーブ:ありがとう、みんな!!]
みんなからお祝いの言葉をもらえて嬉しすぎて、俺は思わずスマホをハグして転がった。
しかし、Blauさんだけは俺の報告を喜んでくれていないようだった。
{Blau:チッ……フラれたんじゃなかったのか……}
[ウェーブ:えぇ……フラれて欲しかったのか!?]
{Blau:そうだとも。キミは散々『俺は陰キャだ』『ぼっちだ』などと言っとおきながら、お主も結局そちら側の人間だったとは……詐欺師かて。しょーもない}
{しゅがー:こらー! Blauちゃんもちゃんとお祝いしようよ~!!๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ひがんじゃダメーー!! Wくんの初恋人だよ!?!}
{Blau:ふん。何が僻みだ。こんなパンピー男の恋愛などどうでもええわ。わしが気になるのはアオきゅんのみよ}
[ウェーブ:そ、そうか……]
(俺がアオなんだけど……。……Blauさん、ごめんな……)
{オクラ沼:はぁ。まあ、Blauはほっとこ。ウェーブくん、マジで良かったね。おめでとう! 何かあったらぜひ話してね}
{床:本当におめでたいです(o^^o)お二人に幸せが訪れますように……!}
[ウェーブ:ありがと! 楽しく付き合い続けられるよう、頑張るわ!]
{しゅがー:Wくんも、ついにリア充か~♡(๑>◡<๑)いーね♪ かれぴの写真とかないの~~?? わたし、Wくんのかれぴがどんな人かみたーーい!!(๑>◡<๑)}
「かれぴ……? ……彼氏!?」
秋風の写真ということだろうか。
「いやいやいや!! 無理無理無理……!!」
[ウェーブ:ごめん、写真は……見せられない! それだけは……!]
{しゅがー:えーーーそっかぁ~~๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{オクラ沼:それがいいよ。ネットで知り合った人に見せるとか危険だし。リスク回避は当たり前}
[ウェーブ:いや、みんなのこと信頼してないわけじゃないんだけど……! 写真は……ごめんな]
{しゅがー:いーよー! 仕方ないもんね!(๑>◡<๑)}
{床:ウェーブさん、告白はどのような形にされたのですか?}
[ウェーブ:お……! えっとな、告白は……花束を渡したんだ! カッコよくとはいかなかったんだけど……でも、すっごく喜んでくれたんだ! それに、俺からちゅーもしたった! ぐふふ……すごいだろ!?]
{しゅがー:えーーッッ!? Wくん、積極的!!!(๑°⌓︎°๑) 自分から!?}
{オクラ沼:ウェーブくん、頑張ったんだねー。すごいなぁ}
{床:幸せなお話を聞かせていただけるとこちらまでほっこりしますね(o^^o)共有してくださってありがとうございます!}
{オクラ沼:本当だね。ウェーブくんカップル、幸せそうでいいね。……はぁ。……それに比べて、最近のアキアオは…………}
{床:……よそよそしい……ですよね……}
{オクラ沼:うん……}
「!! え…………」
{しゅがー:ねーーー泣 この前のごちゃ配信も、アキくんとアオ、喧嘩でもしたのかっていう距離感だったよねぇ๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ぜんぜん喋らないし、どうしちゃったんだろ……}
[ウェーブ:えっ……それ、みんなの気のせいじゃないか!? そんなにいつもと違うようには見えなかったけど!!]
{床:そうでしょうか……? 杞憂なら良いのですが、心配です……}
{しゅがー:心配だよね~~っ๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐一時期仲良しに見えたのは、やっぱりわたしたちの幻覚だったのかなぁ……?}
{オクラ沼:多分そうだね。私ら、虚妄と現実の違いがついてなくて仲良く見えちゃってたのかも……}
{しゅがー:ねーーー๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
「ええぇ……!?」
まずい。
付き合っているのがバレないように配信では絡まないのを意識した結果、最近の俺たちは仲が悪く見えてしまっているのだろう。
だからって、あからさまに配信上で秋風と仲良くするのも違うと思うし……。BL営業はもうしないって決めたし……。
(うーん……。……どうしようもないな……)
[ウェーブ:そういやさっき、みんな降りるとか終わりとかって話してたけど……。あれ、本気なのか!?]
とりあえず気になっていたことを聞いてみれば、みんなから落ち込んだ文章が返ってきた。
{床:はい……。そうです。ウェーブさんはその日告白の件があってアキくんのお誕生日配信は見られていなかったと思うのですが、実は色々あったんですよ……泣}
{オクラ沼:配信でも、その後出たMVでもね。彼女いるなーこれは……って感じ取っちゃうような雰囲気だったんだよね……、、、}
{しゅがー:わーーーーん泣泣泣๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{オクラ沼:今はまだ平気だけど、今後決定的なものが出てきたら降りるしかないと思う。だって……写真なんか見たら、推し活中常にその女の子の顔が浮かんじゃうじゃん。推しのことだけ考えていたいのに、雑音すぎる。それに、スキャンダルが出てないうちはアキアオの可能性『0.0001%」は存在するんだよ? でも、出たら、『0%』になっちゃうんだよ……}
{Blau:べつに、出ても出なくても0%やしぶっちゃけ。変わらんやろ。わしらがやってるのは元からおままごとだという自覚はもたんとな^^; ^^ ; }
{オクラ沼:分かってないな、Blauは。否定されなきゃあるかもしれないんだよ!! 限りなく0に近かろうが可能性自体はあるの!!! 妄想の余白があるの!!!}
{床:シュレーディンガーの猫ならぬシュレーディンガーのアキアオですね……}
「……???」
(なんだそれ……)
言っている意味がよくわからない。
{しゅがー:えーん……床ちゃんも沼っちもいなくなっちゃうの……??๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{オクラ沼:うん……。そうしたら、このグルチャも閉じるかもね。元はと言えばここは床さんが作ってくれたものだから}
{床:いえ、もしそうなったとしても別の方に引き継ぎますよ。ここは、残ったみなさんで通常営業してください!!}
{しゅがー:えーーーー!!!? 無理だよ~っっっ๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐Blauちゃんと二人きりにしないでー!! わたしには荷が重いよぉ~泣泣}
(っ……Blauさん、露骨に嫌がられててかわいそう……)
[ウェーブ:しゅがー、俺もいるぞ!]
{しゅがー:あっ!! Wくんは、アキくんにスキャンダル出たとしても、ここに残ってくれるの?!}
[ウェーブ:おう]
というか、秋風は今俺と付き合ってるし、女の子とのスキャンダルなんて出るわけがない。……と、思う……。秋風が俺に、飽きなければの話だが……。
{オクラ沼:ウェーブくんは残るんだね。じゃあ、Blauはどう? アキにスキャンダルが出てもBlauがノーダメなのは分かるんだけど、アオに出たとしても降りないの??}
{Blau:うむ、愚問だな。アオきゅんはまず、そんな下世話なものを起こすわけがない。アオきゅんは清らかなる天使なのだ^^**}
{オクラ沼:うわ、ただの処女厨だった……! こういうのがいっちゃんやばいよ。推しに裏切られた時の暴走が……}
{床:さきほど私たちに偶像化の危険性を説いてくださっていたBlauさんは一体どこへ……?}
{オクラ沼:Blauはいつもダブスタだから}
{しゅがー:Blauちゃんこそ、アオに夢見すぎだよ~!!๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ごちゃまぜの中でアオが一番下ネタ好きじゃん! なんかいつも女の子女の子言って鼻の下伸ばしてるじゃん!!笑)
「……!!?」
(お、俺、そんなふうに思われてたのか……?)
配信上での自分の振る舞いが今更恥ずかしくなってきてしまった。
{Blau:アオきゅんはな、そうやって人目を憚らず欲望を口に出すとこがかわいらしいのだ^^* しかし、元来アオきゅんは臆病な性質であることからして、実際に行動に起こすとは思えんのよ}
{しゅがー:そうかなぁ……???(๑•̌.•̑๑)ˀ̣ˀ̣}
(!! ごめんBlauさん……俺はめちゃくちゃ行動に移すぞ!? かりんちゃんとデートしたし……! それから今は、秋風と職場恋愛? しちゃってるし……!)
リーダーの夕陽さんがごちゃまぜは恋愛禁止じゃないからオッケーとは言ってくれているものの、本来は同じグループのメンバーと付き合うなんて許されたことじゃないだろう。
(きっと、Blauさんの中のアオはそんなことしないんだろうな……)
アオが美化されてしまっているのを目の当たりにして、なんとも気まずい……。
俺が頭を抱え無言になっていたら、床さんがボソッと呟くようなチャットを送ってきた。
{床:降りて去ろうとは心に決めていますが、本当にそんなことになったとしたら、実際数年は立ち直れないんだろうなぁと思います……。新しい推しを見つけて乗り越えると言っても、そう簡単な話じゃないので……}
{しゅがー:わたしもー! アキくん以外の推しなんて考えられないよぉ~~~๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{オクラ沼:私は前の推しで病んでたところをアキアオのおかげで浮上できたけど……アキアオで病んだら次はどうすれば良いのかわからない……。見つけられるかな。アキアオ以上にハマれるものなんて、、、}
[ウェーブ:あっ……そっか。オクラ沼さんはたしか、二次元の推しが退場しちゃったからって言ってたよな]
前にそんなことを言っていた気がする。
{オクラ沼:そうそう、そうだよ。前ジャンルで推しが爆散した時はもう私も一緒に爆散しようかと思った……。。。失意の中にいたところ、ごちゃまぜと出会ったの。とりあえず高校生の時に投稿してたもの全部消して今名前変えてここにいるって感じ。いまだに『昔〇〇で活動してた××さんですか?』とかいうマロ来て困るけどね}
{床:なるほど……。ジャンル移動しても、絵師さんは絵柄でこの人だとわかっちゃうから大変ですね汗 文体は意識すれば変えられるので、私は結構気楽にやっていますが……}
{オクラ沼:でも、床さんが名前変えて違う界隈に移動したとしても私はわかる自信あるなー! 床さんみたいなブロマンス専の人って珍しいしさ}
{床:そ、そうでしょうか……?}
{しゅがー:床ちゃんのこと、きっとわたしもわかるー!(๑>◡<๑)あと、Blauちゃんは色んな意味で癖あるから絶対にわかる!!笑笑}
[ウェーブ:俺もBlauさんなら違うとこで見かけても気づくと思う。Blauさんの文体って、地の文は文豪が書いてるみたいなのにセリフだけ幼稚園児が書いてるみたいで独特の味っていうか……なんかやばいよな]
{Blau:うぇーぶ、表出ろや^^}
[ウェーブ:なんで俺だけ!!?]
{床:ふふ。みなさん広大なインターネットの海に散り散りになったとしても、違う名前の別人になったとしても、どこかで偶然再会できるといいですね}
{オクラ沼:そうだね……。所詮私たちはアキアオでしか繋がりがないから。アキアオが爆破されたら、私たちの絆もそこまでなんだよね。違う場所で、偶然出会えることを祈るくらいで……}
{しゅがー:ちょ、ちょちょちょやめてよぉ~๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐もうやめよーよ、この話!! なんか悲しくなってきちゃった……っっ}
{Blau:ふん……。これだから、イナゴどもは。すぐ乗り換える尻軽なのよな……^^ ; それに比べて、一途なわしはアオきゅんを生涯かけて推す✌︎何があろうとも^^ ここから絶対動かんのだ!^^*}
{オクラ沼:アオが変な売れてない売名目的のグラドルと付き合って浮かれてカップルチャンネルうぇーーいとかやり出したとしても??}
{Blau:ふざけるな^^ꐦ^^ꐦ^^ꐦ^^ꐦ}
{オクラ沼:ほーら! 何があろうともじゃないじゃんか}
{床:付き合う程度ならまだよくて、推しが三十歳を越えてくると結婚の可能性などもどんどん出てきますから。nmmnってしんどいですよね……。色々覚悟をしておかなければ}
{しゅがー:えーーーん……!!๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐やだやだやだやだー!! アキくん結婚しないでー!! するならわたしとにして~~!!泣泣}
{オクラ沼:現実見たくないなぁ。楽しいのも今だけってことか……。アキは女優さんとかかな、アオは一般人か声優さんあたりでありそう}
{しゅがー:やだぁーーーー!!!๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{Blau:それ以上喋るなたわけが^^ꐦ}
{オクラ沼:Blauもリアコだったの?}
{Blau:あり得ん。アオきゅんはそのような次元の存在ではない}
{オクラ沼:怪しいな……}
{床:いつか爆破されるその日まで、アキアオを夢見て楽しくお話ししたいですね}
{オクラ沼:うん、そうだね}
「…………」
みんなのチャットを苦々しく読んでいた俺は、我慢できず否定してしまった。
[ウェーブ:爆破なんて一生されないだろ?]
{床:え……?}
{しゅがー:そ、そう……? そうかなっ!?๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
[ウェーブ:そうだろ。俺……嫌だ。この話題。終わりなんて考えるのはやめよーぜ]
終わりの話は聞きたくない。このグループチャットがなくなって、みんなが今のハンドルネームを捨てて、どっかに散り散りになるなんて。
考えるだけで、辛くなるほど。
俺はこの場所のことを好きになっていたのかもしれない。
[ウェーブ:俺、ここで、みんなとこうしてずっと話していたい……]
{床:!! ウェーブさん……}
{オクラ沼:ウェーブくん……}
{しゅがー:Wくん泣泣泣๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐}
{Blau:うぇーぶ……}
{Blau:いつも思うんやがこういう、一人一人同じ奴の名前を言ってく系の謎の時間はなんなん?^^ しょーみサムくね…………^^}
{オクラ沼:Blauーーー!!!}
{しゅがー:もー!!๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐そうやってBlauちゃんは、毎度毎度アオるんだからぁ~~~!!}
[ウェーブ:Blauさんの空気の読めなさをアオのせいにするの良い加減やめないか!?? アオってるってひどい!! アオは無実!! たしかに、アオもノンデリかもしれないけど、でも……絶対Blauさんほどではない!!!]
{オクラ沼:ウェーブくん、めちゃくちゃアオを庇うね!? さすがアオ強火推しだ……!}
{床:ふふ……。みなさん、やっぱり面白いですね}
(何を笑ってるんだよ床さん……! 笑い事じゃないぞ……!!)
{床:私もいつまでも終わってほしくないです。この場所の、温かい時間が}
「…………!!」
俺は床さんのチャットを見て、ぎゅっとスマホを握りしめた。
「うん……。……そうだな…………」
独り言が、自分一人の部屋に寂しく落ちていった。
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