何も無い毎日を色付けしたい

海王星型惑星

文字の大きさ
6 / 6

人間とAIの違いってなんなん?って話

しおりを挟む
勉強してるとどうしても考えてしまうのですよ。

人とAIは何が違うのか?    ということを。




いや、勉強に飽きてきてるだけなんですけどね。


誰かが言った『最高の財産は知識だ。物・金と違い盗まれることはない』という風な言葉をよく覚えていて
、その時は「なるほどなァ」なんて思ったもんです。


ただ、最近思うのが「老化と共に脳のスペックは落ちていくのでは?財産も失われるのでは?」ということです。


これについて調べてみると、「確かに記憶力、処理能力などの脳の性能は落ちる。しかし生活の知恵などの知識は失われることはない」という答えが返って来ます。


じゃ、いいか。...と言いたいところですが、これでは新しい情報をインプットすることは出来ないのでは?という疑問が新たに浮かびました。


こんな事態ですから、ほんとに10年そこらで新時代に突入していくわけです。

そんな中、温故知新とは言うけども、古い知識だけで生きていくのは相当難しいように思えます。


そして大抵この答えに行き着きます。

メモる(記録に残す)か委託(他の人に覚えさせる)。

メモるはまんまです。

ノートとかにメモっておく、それだけです。


委託は、というと、

例えば、秘書にスケジュールを管理してもらうように、まるっきり他人に覚えさせて、必要な時にその人から教えて貰う、ということです。


メモが「自分でまた思い出してそれを使う」のに対し、
委託は「完全に自分以外のものに任せる」のです。

弁護士事務所に頼る、などが委託にあたると思われます。(いちいち法律を自分で覚えて裁判しませんからね。)



ベストな委託先とは?と考えた時、私の中にはAIが出てきました。

(人と違って)忘れない、容量は無くならない、ミスもしない、しかもお金につられて悪事も働きません。

これは仕事のパートナーとしては最高なのではないでしょうか。



ここから私は考えてしまいます。
「AIが常に居れば人生における最高のパートナーとなるのでは?」と。

聞けばなんでも教えてくれる。世界のことに限らず、自分の健康状態、これからの予定、今日買うもの、夕食の献立...生活のこと、更に僕自身のことまで(僕自身よりも)知っている。


(ウェアラブル(wearable)端末を持っていないので分かりませんが、)ソーラー発電を用いれば災害時にも有効活用出来ます。

(ネットには繋がらないかもしれませんが、予め情報をインプットさせておけばインターネットにアクセスぜずとも大量の知識を持たせておくことは可能です)


必要以上に思考はさせず、あくまで「考える」という役割を我々が果たせば、いわゆるAIの暴走は防げます。


どこからの鋼鉄人間を思い出しました。




ただやはり、実物の人間と暮らすのと比べると、AIと暮らすというのは、どこか無機質で味気ないように思われます。


実際暮らした訳ではないので、その暮らしに慣れてないから起きる違和感なのかもしれませんが。


これがタイトルにした疑問です。

人間だって、脳というコンピュータに今までの人生で獲た知識をインプットし、肉体という物理的なモデルを搭載した『モノ』に過ぎないのでは?


AIにあって、人間には無いものは沢山あります。

しかし。

AIには無くて、人間にだけある、ほんの少しの違い、特徴だけが「『人間とAI』に違いがある」と思わせているのです。

生物のとして機能でしょうか?
その気になれば有機生物の身体の特徴なども再現出来そうです。


その人物の生い立ちが必要なのでしょうか?
確かに長年一緒に生活した家具や道具には愛着を感じます。
ですが家具や道具は私たちに話しかけてくれません。

愛着のある家具が沢山ある家にいても、人がいなければやはり孤独を感じることが多い。

では、会話が出来る、長年付き添ってきたAIならば人はAIとパートナーとなることが出来るのでしょうか。

しかし会話をするには思考力が必要です。

しかも私達が会話を楽しむには、「予想外」、つまり「こいつこんなこと言うんだ(考えているんだ)」となるような状況が生まれないといけません。

何を言うか丸わかりな状態で話しても心から笑うことはできない...


かといって「予想外の発想を見せるようなAI」をうみ出すということは、 「思考の飛躍」がうまれるということ。
これが悪い方に向けば「暴走」へと向かってしまいます。


こうやって書いているうちに、やはりAIを「スペックの高い人間」として用いるのは難しいように思えます。

うーーーーん...どうしましょうかね。

こうやって(他人にとっては)どうでもいいことを考えられるのも人間の特権ですねぇ。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

24hポイントが0だった作品を削除し再投稿したらHOTランキング3位以内に入った話

アミ100
エッセイ・ノンフィクション
私の作品「乙女ゲームのヒロインに転生、科学を駆使して剣と魔法の世界を生きる」がHOTランキング入り(最高で2位)しました、ありがとうございますm(_ _)m この作品は2年ほど前に投稿したものを1度削除し、色々投稿の仕方を見直して再投稿したものです。 そこで、前回と投稿の仕方をどう変えたらどの程度変わったのかを記録しておこうと思います。 「投稿時、作品内容以外でどこに気を配るべきなのか」の参考になればと思いますm(_ _)m

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...