スマホ片手に異世界ライフ! ~神様のアプリで無敵冒険者~

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第1章

試験の地、ラズ・セリア鉱窟へ

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翌朝、ギルド前にはすでに数組のパーティーが集まっていた。
陽が昇る前の静けさの中に、試験前特有の緊張感と高揚が漂っている。

ガアラたちが現れると、真っ先に手を振ってきたのは――やはりスキンヘッド三兄弟だった。

「おうガアラ!お前ら来たな!」
「寝坊してんじゃねーかって賭けてたんだぜ?」
「ちなみに俺は信じてたぞ! カリアちゃんはきっと来るって!」

「……いや、俺も来る前提なんだが」

「お前は黙ってろゲーラ」

そんな軽口を交わしているうちに、ギルド職員が大声で呼びかけた。

「全員そろったな! これより、ラズ・セリア鉱窟への昇級試験を開始する! 本日試験を受けるのは、合計四組!」

ギルド職員の後ろでは、試験用の魔導馬車が2台、ゆっくりと近づいてくる。

「現地までは馬車で移動! 道中、各自の準備と確認を怠るな! 到着後に現地解散となる!」

ガアラたちはそれぞれ馬車に乗り込み、薄明の街を後にした。

 

馬車の揺れの中、ガアラはスマホを開き、支援モードを再確認する。
ARのマーカー、気配察知の範囲、戦闘記録の呼び出し――全て問題なし。

リィナは隣で短剣のバランスを確かめ、カリアは風魔法でスカーフを軽くなびかせていた。

「緊張してる?」とガアラが聞く。

「少しね。でも、あんたとリィナがいるし。今は、それが一番の安心材料」カリアは穏やかに笑った。

「……ま、あんたの魔法、ちゃんと機能すれば後方支援は完璧よ。前は任せて」
「……ふふ。言ってくれる」

そうして会話していると、前方の馬車でスキンヘッド三兄弟が何かを叫んでいた。

「いいかテメェらァ! 試験で一番大事なのはなァ!」
「元気と挨拶と水分補給だーーッ!!」
「言ったー! また言ったー!!」

馬車内が妙な空気に包まれるが、少しだけ張り詰めた空気が和らいだ。

ガアラも思わず吹き出しそうになりながら、心の中で呟いた。

(よし。行ける。行こう――俺たちの次の段階へ)

そして、遠くに岩山が見え始める。

それが、“Cランク昇級試験”の舞台――ラズ・セリア鉱窟だった。


---

魔導馬車がラズ・セリア鉱窟の麓にたどり着いた頃、日は完全に昇っていた。

鉱山の入口には簡素な石のアーチが建っており、「昇級試験場」と彫られた札が掲げられている。
その奥には、黒ずんだ岩肌のトンネルがぽっかりと口を開けていた。

「ここが……ラズ・セリア鉱窟」
ガアラが呟いた。

「中、けっこう広いらしいよ。罠とか分かれ道とかもあるって」
カリアが地図を見ながら言った。

「油断したら、試験じゃなくて普通に命なくすからね」
リィナも小さく頷く。

ギルド職員が一歩前に出て、全員に向かって宣言する。

「試験内容を説明する!」

五つのパーティーが輪を作るように集まった。

「本日の試験内容は【指定討伐任務】。鉱窟内に潜む《トゲ背オーガ》の討伐が目標だ!」

ざわ……と空気が揺れる。

「制限時間は半日。オーガの討伐証明を持ち帰れば合格。時間内に戻れなければ不合格だ!」

「なお、討伐は1体のみでよい。複数パーティーが戦闘になった場合は、臨機応変に対応せよ。
必要に応じて他パーティーと協力しても構わん。が、最後の一撃を取った者が討伐者とみなす!」

「各自、心してかかれ! では――開始!!」

その言葉を合図に、五つのパーティーが次々と鉱窟へ入っていった。

ガアラたちは無言で頷き合い、背を向けて歩き出す。
スマホの支援モードはすでに作動しており、気配察知も展開済み。

(この空気……誰が先に辿り着くかの競争だ)

「リィナ、前をお願い」
「了解」
「カリア、気流操作で風を感じて。罠の気配があったら即報告」
「任せて!」

5組のパーティーが散らばっていく鉱山内部。

その奥に潜む、強敵《トゲ背オーガ》。
そして、試される連携と実力――

Cランクへの階段が、今、始まった。


---

ラズ・セリア鉱窟は、想像よりも静かだった。

湿った岩の壁に沿って、ところどころ灯された魔石灯だけが淡く揺れている。
しかし、それは外周の話。奥に進めば進むほど、光は減り、闇と冷気が肌にまとわりついてくる。

「気配……薄い。けど、動いてる何かがある」
カリアが囁く。
ガアラのスマホは既に支援モードで敵位置をマッピングしていたが、敵の動きは早く、断続的だった。

「一本道じゃないな。リィナ、左前方の枝道、何かあるか?」

「何匹かいる。でも、オーガじゃない。多分……通常の魔物。体格が違う」

「避けて進むか」

静かに足音を忍ばせ、進路を変える。

そのとき――

「よう、こんなとこで会うとはな」

通路の角を曲がった先で、暗がりからぬっと現れたのは――“ケンカ屋三人組”。

ノッポのジャグが鋭い目でこちらを見てくる。
横に並ぶチビのミック、重量級のドン。どれも見るからに厄介そうな連中だ。

「試験中だぞ。こんな所で絡んでくるとは、ずいぶん暇そうじゃないか」
ガアラが静かに言うと、ミックがニヤリと笑った。

「別に絡んでるわけじゃねえよ。ただ“情報共有”ってやつだ」

「お前らの前方、右手の通路な。誰かが通った形跡がある。多分、オーガの足跡も混じってた」

「本当か?」
思わずカリアが前のめりになる。

ドンが無言でうなずいた。

「ただし――その情報、タダじゃない。俺たちも手ぇ貸す代わりに、“最後の一撃”はうちが貰うってことでどうよ」

「なるほど。つまり、他人を利用して美味しいところだけ持ってく算段か」
リィナが皮肉めいた声を放つ。

「いい読みしてるじゃん、姐さん。そういうの、嫌いじゃねえぜ?」

そのときだった。

――ガギィン!

遠くの通路から、硬質な音が響いた。
地面がうっすら震える。

「……始まった、か」

ガアラがスマホを見下ろすと、気配察知の範囲内で、巨大な反応がひとつ、点灯していた。

《トゲ背オーガ》。間違いない。

しかも、その反応に、もう一つ――すでに別パーティーが接触している形跡がある。

「急げ。誰か戦ってる」

「おっと、俺たち先に動くぜ。情報の礼は済んだからな」
ミックが笑いながら駆け出した。

「待て、こっちも行く!」
ガアラも走り出す。リィナとカリアがすぐに続いた。

(誰が獲るかじゃない――今は、“誰が倒れるか”がかかってる)

通路が揺れている。
鉱山の奥、その“戦場”が、彼らを待っていた。


---

鉱窟の奥――そこは、かつて鉱石を掘っていたであろう大広間だった。
削られた岩の柱と、天井の崩落跡。足場は悪く、薄く霧のような粉塵が漂っている。

そして、その中心に“それ”はいた。

トゲ背オーガ――

二メートルを超える巨体。
背中から無数の骨のような“棘”が生え、眼は血走り、牙は濁った唾液を垂らしていた。

その巨体と正面からぶつかっているのは――貴族チームだった。

「リーナ!結界っ、もう少しだけ保たせろ!」
「ムリよレオン様! 魔力が限界っ!」

雷を纏った細剣を振るうレオンが前に出るが、オーガの棍棒に打ち払われ、転がる。
守りのギドは既に膝をついており、ゼノの姿が見当たらない。

「ヤバい、あれ完全に押されてる……!」
カリアが息を飲む。

「リィナ、回り込めるか! 背後を取って揺さぶってくれ!」
「任せて!」

リィナは短剣を抜き、一気に駆けて側面へと回り込む。

ガアラはすかさず前に出た。

「後方から合流する! 援護は任せろ!」

そのとき――

――ドォン!!

棍棒が再び振り抜かれ、守りに入っていたギドが吹き飛ばされた。
その隙を逃さず、オーガがリーナの結界を砕こうと棍棒を振り上げる――!

「っ、間に合え!!」

ガアラが駆け抜け、剣を振り抜いた。
軌道を逸らすように棍棒の肘を斬り上げ、衝撃を和らげる。

ゴンッ!!

棍棒が結界の外れた岩に直撃し、砕けた。

「大丈夫か!?」

「……なんとか、今の一撃は防げたわ」
リーナが汗を拭う。

 



「カリア、風魔法で誘導を! 棘を飛ばさせない!」
「了解っ!」

カリアが【エアハンマー】を連射、オーガの体勢を乱す。

リィナが背後から気配を消して接近、足を狙って斬撃を一閃。

「こっち向きなさいよ!」

オーガが怒りの咆哮を上げるが、まさにそれが狙いだった。

「いまだ!!」

ガアラとレオンが左右から突っ込む。

「せぇぇぇぇぇっ!!」
「雷閃――斬ッ!!」

斬撃が交差し、ついにオーガが膝をついた。

だが、まだ倒れない。
魔石がある“心臓の横”まで届いていない。

「あと一撃!!」

その時だった。

――ズズ……ッ。

背後で、不穏な気配が走る。

「……ああ、やっぱり。来たかよ」

ノッポのジャグが、棍棒を肩に歩いてくる。

ケンカ屋三人組。
その背後には、傷を負って立ち上がったスキンヘッド三兄弟もいた。

すべての火種が、揃った。

次の一撃を、誰が奪うか。
あるいは、誰が譲るのか。

試験は、いよいよ最終局面に突入する――。


---

トゲ背オーガが膝をついたことで、場の空気が一変した。

今にも崩れ落ちそうなその巨体に、全員の視線が集まる。

――誰が“最後の一撃”を取るのか。

「……さてと」
ノッポのジャグが、棍棒を肩にのせたまま、にやりと笑う。

「こういうときってさ、どうすんのが正解なんだろうな?」

チビのミックが、肩越しにギロリと周囲を見回す。
ドンは無言。巨大な戦斧を、ゆっくりと地面に下ろした。

「待って」
貴族チームのレオンが一歩前に出る。

「これは我々が戦っていたオーガだ。途中から参加した者たちが報酬を横取りするなど――」

「うっせーな、坊ちゃん。戦ってたのは知ってるけど、トドメはまだなんだよ」

ミックの声が低くなる。
同時に、背後のスキンヘッド三兄弟が口を開いた。

「おいおい、ここで喧嘩始めんなよ」
「試験だぜ? 誰が一番とか関係ねーだろ」
「でもまぁ、俺らも一撃は入れてみたいんだけどな?」

――空気が張り詰める。

「ガアラ」
リィナが低く声をかける。

「このままだと、誰かが暴発する」

「……だろうな。だが、あのオーガの命が尽きる前に終わらせるべきだ」

その時、ガアラのスマホが“静かに”震えた。

《戦闘支援モード:ターゲット戦闘パターン終了間近。
魔石位置マーク済み。即座の刺突で撃破可能》

(……わかってる。だが、どうするか)

ガアラは一歩、オーガの方へ踏み出す。

「俺がやる」

全員の視線が集中する中、彼はゆっくりと剣を構えた。

「でも……“誰か”の助けがなきゃ、この一撃、成立しないかもな」

そう言って、後ろに視線を送った。

リィナが短くうなずき、右に回り込む。
カリアは風魔法を構え、オーガの動きの予兆を感じ取る。

ガアラは剣をゆっくりと持ち上げた。
そして――

「今だ!!」

リィナがオーガの膝を斬り、動きを止める。
カリアが【エアハンマー】で姿勢を崩す。

ガアラは跳躍。

光のラインがAR表示された“魔石の位置”へ――

「おおおおっ!!」

――ズバッ!

刃が正確に心臓横の魔石を貫いた。

トゲ背オーガが、崩れる。

静寂が戻った。
地面に轟いたのは、その巨体が倒れる音だけだった。

「……トドメ、か」
レオンが肩をすくめる。

ジャグたちも、なぜか笑っていた。

「やるじゃねぇか、ガアラ」
「文句なしだな」
「次はもう少し競らせてくれよな」

スキンヘッド三兄弟も笑っていた。

「まぁ、いつか貸しは返してもらうけどな!」

その軽口が、張り詰めていた場の空気をほぐしていく。

 

魔石を取り出し、ギルド印の専用袋に収める。

「これで、正式に証明できるな」
カリアがホッと息をついた。

「試験官の確認を待つだけ。……でも、やっぱ疲れたね」
リィナが自分の肩を軽く揉んだ。

「お疲れさん、ふたりとも」

ガアラは、静かに剣を鞘へ戻した。

これが――
ガアラたち三人の、新たな“階段”を登る一歩となった。




ガアラたちは、いつものようにギルドの建物に足を踏み入れていた。

中は朝から混雑しており、試験を受けた面々の姿もちらほら見える。
スキンヘッド三兄弟が受付前でなにやら騒いでいた。

「なあなあ、ギルドの姉ちゃん、結果出たのか?」
「どーせ落ちたよ、俺たちゃまた“いい奴”だったからなぁ」
「ちょ、ちょっと待てって! まだ言われてねえだろッ」

カリアが小さく笑った。

「なんか、あの人たちのテンポ癖になるね」

「分かる」
リィナがそっけなく頷く。

その時、ギルド奥のカウンターから呼び声が響いた。

「Cランク昇級試験の結果が出ました!
以下、試験を受けた5組の代表者は順に呼ばれた際、カウンターまでお越しください!」

受付の若い職員が、巻物を手にして立ち上がる。

「まず――スキンヘッド三兄弟・バリカンズ!」

「うおっ、いきなり俺らか!」

「今回は――」

数秒の間を置いて、職員は笑顔で告げた。

「合格です。Cランク昇級、承認されました!」

「よっしゃああああああああ!!」

三人が抱き合って飛び跳ねる。周囲が少し引いた。

「……あれだけ騒がしくて、落ちてたら逆に目立ってたな」
ガアラが苦笑いする。

次々に名前が呼ばれ、合格の報が伝えられていく。

貴族パーティーも、ケンカ屋三人組も、ザ・普通チームも――

全員合格。

そして――

「最後に、ガアラ、リィナ、カリアの三名!」

3人は並んで前へ出る。

「トゲ背オーガの撃破、証明提出、戦闘中の行動、他パーティーとの協調性――
すべてにおいて評価に達しており、申し分ありません」

職員が笑顔で言った。

「ガアラ、リィナ、カリア。Cランク昇級――合格です!」

一瞬の静寂の後、カリアが両手を挙げて叫んだ。

「やったーーっ!」

リィナは小さく笑って、ガアラの肩を軽く叩いた。

「ま、当然っしょ」

ガアラは照れ隠しのように鼻をこすって、カリアの方を向いた。

「よくやったな、ふたりとも」

「そっちこそ。私たち、ちゃんと“チーム”になってたよね」

この日、ガアラたちは正式に“Cランク冒険者”となった。

次の世界が、また少し近づいた。


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